ジュゴンの家・日誌
沖縄関連のニュースは、下をクリック↓ 「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
月1000円、年10.000円

沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
琉球新報  http//www.ryukyushimpo.co.jp/

同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
オープンスペース街へ TOPへ

9月Cへ 10月@へ

9月D

田中哲朗 アコースティックライブ・ツアーin沖縄
田中哲朗 アコースティックライブ・ツアーin沖縄
田中哲朗ホームページ http://www.din.or.jp/~okidentt/


 私は東京都の郊外八王子市にある沖電気工業株式会社の門の前で22年間にわたって企業ファシズムを批判するを歌い続けている田中哲朗と申します。

 平和なときに「戦争反対」とは誰でも言えます。
 しかし、本当に「戦争反対」の声が必要なときは、その国の権力が戦争を遂行しようとし、国民の多くがそれを支持している状況の時です。
 そのような時、会社の中で差別に荷担しているような人達が、身の不利益を省みず「戦争反対」の声を出せるとはとても思えないのです。
 大人が、自分の職場でいじめを行うことに無頓着であるという現象は、子供たちがいじめを行う原因の一つになりうるというだけではなく、いつか日本の平和をも脅かす可能性を持っている問題だと思います。
 日の丸君が代の強制反対!
11月1日(土)PM6:30〜 
会場:リサイクルショップ・じゅごんの家
入場料:1000円

11月2日(日)
会場:ギャラリーオープンスペース(那覇市松尾)
入場料:1500円
ゲスト:まよなかしんや、じゅごんの家



各地からの報告 7ヶ所のせています。(9月26日現在)

9月30日(火)

昨日の夕食
ありちゃんがステーキを焼いてくれました。ボリューム満点!!手作りのソースがとてもおいしい。 いただきまーす!! お肉だお肉だ!!
ありちゃん・ようこさんは今日ありちゃんの故郷、北海道へ旅立ちました。
南〜北へ、飛行機で3時間。
北海道には2週間ほどの滞在となるようです。

行ってらっしゃい!!
おみやげよろしくね〜!!

9月29日(月)

ジュゴンの家日誌・ほっとすぺーす八王子のみなさん来店!
「命を守る会」がお休みの晋くん。朝からお店に来て掃除をしています。 「ほっとすぺーす八王子」のみんなとジュゴンの家で待ち合わせのしんやさん。これから晋くんと一緒に辺野古を案内します。外でアリちゃんとティータイム。 「街」のHPでアルの様子などを見るしんやさん。
「おーー、ほっとすぺーす八王子一行が来た!来た!」 滞在時間わずか・・・いきなりCDを買ってくれた安ベーさん。
ケンさんと晋くん みなさん、CDやTシャツ、ジュゴングッズなどたくさん買い物をしてくれました!ありがとうございます!
そこへユキさんがやってきて・・・ 超スピード交流!
記念の握手 みんなで記念撮影 辺野古へと向かって出発。ほっとのみなさん、盛りだくさんのスケジュールの中ジュゴンの家に来てくださってありがとうございます!
ありちゃんが作ったおやつ
特大盛キムチチャーハン
いただきまーす 成田さんが休んでいる間、海と風の宿の管理人をやっていました!

9月28日(日)

うららちゃんは瀬嵩小学校の運動会に行きました
まずは体操! りのちゃんも元気に!
武龍君たちも体操して・・・、 玉いれだ! ちょっとソフトを食べて休憩
リレーです。武龍君 りのちゃん 琢偉くん
うららちゃんも綱引きに参加 お父さん、お母さんも走ります
エイサーの衣装に着替えて・・・
エイサーを踊ります
昨日のジュゴンの家の夕食
うららちゃんの作ったゴーヤチャンプルー、和風卵スープ、オクラとモロヘイヤのおひたし、武龍君のリクエストで焼き鳥。

野菜が苦手な武龍くん、明日運動会で早く走るためにゴーヤをモリモリ食べました。
晋くんの「命を守る会」日誌
9月26日(金) 昨日、軍艦、空母が来た事が新聞に載っていました。なっなんと「無通知」で行っていたのです。
この海を演習に使うのだっておかしいと思いますが、名護市に対して通知さえしないでやっていたなんてあきれたーーーーー。通知とは「何月何日〜何月何日まで私たち米軍はこの海域を使いますよ」と知らせる事です。ここに住む人達さえ無視するという事は意識的にやっているのかな。「もうすぐ戦争するから軍事演習は秘密にやるのが当たり前ー、地元住民にいちいち通知なんてしてられっか」という感じです。
 名護市議会も怒って10月1日に臨時議会を持って意見書の決議をするそうです。その後で防衛施設局とアメリカ総領事館にも抗議しにいく予定です。もっと抗議してくれい。二度と辺野古に来られないようにしてほしい。

 金曜日で久しぶりに小禄さんとユキさん、みやこさんが来ました。海技免許証をおばぁ達に見せるととっても喜んでくれていました。満月まつりの踊っている写真も目をほそーくして「あぎー」を連発していました。おやつにむーちー(おもち)とミルクパンを持ってきてくれていました。「かめかめー」(食べなさい)を久しぶりに聞きました。「カメカメー」といわれるとなぜか手が出てしまう、おまじないみたいです。


 ジュゴンの家ニュース   発行:ジュゴンの家
     沖縄県名護市城2-13-2
     Tel&Fax (0980)54−2948 
第54号 2003年9月24日発行
うららちゃんが「けーし風」に書いた原稿です。

           「金曜集会の現場から」

 毎週金曜日、浦添・アメリカ総領事館前で「金曜集会」という集会が行われています。週に1回、金曜日のお昼休みの時間(12時から1時まで)の、1時間の、基地・米軍犯罪に抗議する集会です。
 私が沖縄に来て2年。2年前の2001年8月10日、第1回目の金曜集会に参加しました。・・・難しい事は書けないので、私にしか書けない、私の経験からみた金曜集会のことを書きます。
 自分の話になってしまいますが、私は今、名護で友達と「じゅごんの家」というリサイクルショップをやっています。歳は25になります。沖縄に来る前は群馬県の伊勢崎という田舎で暮らしていました。「暮らす」という言葉が当てはまるのか、18から23歳までの約6年間、今やたらとテレビなどで取り上げられている「引きこもり」という物をやっていました。
 当時はそんな言葉も知らず、アパートの中で閉じこもり、ご飯を食べ寝るだけの、今思うと恐ろしい生活をしていました。自分自身そんな生き方に煮詰まり、嫌で嫌でたまらなくなった私は、母の友人を頼り、沖縄に引っ越してきました。越してきて2ヶ月後、初めての金曜集会に参加。でも当時、自分の目には基地も領事館も入ってこなかった。自分がどういう場所にいるのか、恥ずかしい事ですが当時の私には沖縄の基地の状況などまるでわかっていませんでした。群馬で精神の病になり通院や入院を繰り返していた私は、沖縄に来てもなお、周囲の世界から自分を断絶していました。
 私が自分だけの閉じた世界から抜け出すきっかけになったのは、やはりこの「金曜集会」
金曜集会に参加しているうららちゃん(右)
を通した人との関わりだったのだと思います。人間嫌いを決め込んだ私に、金曜集会に集まっている大人達がとても素敵に見えたのです。「この人達の話している事、こんなに怒っている事は何なんだろう。」という、とても初歩的なところから、私は自分が存在している現実に意識を戻せた気がします。
 行き帰りの車の中から見えるフェンスや迷彩色のジープ、空を飛び交う戦闘機やヘリ。基地撤去を訴える人達の上空をなぜひっきりなしに戦闘機が飛んでいるのか。どうして沖縄に基地があるのか。どうして沖縄の人達が基地による苦痛を与えられ続けなければならないのか。
 私の、基地に反対する思いや(私が生まれた)日本・アメリカの、沖縄に対する理不尽さへの怒りはだんだん強くなっていき、自分はもうずっとこの事に関わろう、と思うほどになりました。
 2年前と比べると、随分変化があったなぁと思います。 「金曜集会」というのは、私にとって今までの様々な出来事が凝縮された場所です。 随分個人的な話になりましたが、沖縄に来て、金曜集会と関わり、自分を変える事が出来た1人の体験として読んでいただけたらと思います。
 毎週、意志を持って集まる誰かによって続けられる金曜集会は、次回で110回を迎えます。          石橋 麗
9月24日(水)
名護で、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団結成総会がありました
↓監視団ホームページ
http://www.asahi-net.or.jp/~qg2n-tir/jugon/jugon.html

 ジュゴンの家ホームページ・アドレスhttp://www47.tok2.com/home/dugong/index.html    

9月20日琉球新報記事より
<ジュゴン保護>市民団体が法律活用し月末にも米で提訴

 【名護】名護市辺野古沖合での米軍普天間飛行場代替施設の建設をめぐり、同海域に生息する国の天然記念物ジュゴンの保護を求めて、ジュゴンネットワーク沖縄やジュゴン保護基金委員会などの市民団体や個人らが今月末にも、米国の「文化財保護法」に基づき米国内で提訴することが、19日までに分かった。

 同市民団体などによるジュゴン保護を目指した米国内提訴については、米国の「種の保存法」を利用した訴訟も準備されているが、今回は、文化財保護法に基づく提訴となる。

 原告予定の団体関係者によると、米国の文化財保護法では、米国の行為によって他国の文化財に影響が出る場合、米国内で提訴ができる規定になっている。

 同法による文化財の保護を求めるためには、文化財に影響を及ぼす事態が発生してから一定期間内に提訴することが必要とされている。その規定を普天間飛行場代替施設の問題にあてはめると、ことしがその期限になっており、原告予定者らは提訴の準備を急いでいた。

 うららちゃん、豆腐作り初体験!
うららちゃんは、恩納村に「ゆいまーる」(助け合い)に行きました。豆乳に海水を混ぜて、ゆし豆腐をつくる様子。
できあがって、昼食。みんなで持ち寄ったご馳走でいっぱい。きのこ、沖縄そばのアジア風炒め、ナーベラーを白味噌とシークワーサーで和えたもの、赤米ごはん、ゴーヤーチャンプルー、ドラゴンフルーツの皮?を酢醤油で和えたもの、などなど!!
これがみんなで作ったブタ便所ならぬヤドカリ便所。やどかりに便を食べてもらうというエコ・トイレです。 そのころ、ジュゴンの家では修さんから寄付のレコードプレーヤが動くようになったので、グレンミラー楽団の「ムーンライトセレナーデ」をアリちゃんは優雅に聴いていました。見事にまわるレコード盤!(写真左)
うららちゃん日誌
恩納村で「ちゅらさ工房」をやっているみさこさんのところにゆいまーるに行きました。
今日は「ヤドカリ便所」の仕上げ、という事でしたが、骨組みの柱の組み立てに手違いがあったらしくて、儀保さん達が上に上って直していました。毎回違う顔ぶれで集まるのでこういう食い違いもあるのよー、と来ていた女性が笑って言ってました。今日は壁と屋根を取り付けるそう。直している間、草刈りをしていました。昼になって、皆が持ち寄った料理をご馳走になりました。午前中しか手伝えなかったけど、また呼んでください!!今日はありがとうございました!!



9月27日(土)

第12回  土曜浜集会 17人と犬2匹が参加
朝の海は気持ちいい!
ようこちゃんは燃えないゴミをひろいます 魚の形の醤油入れ。どこからきたのかなぁ。 ペットポトルのフタ。どんな人が飲んだジュースだろう。
しんやさんも拾います 洋子さん 犬も参加。浜をかけまわっていました
軍隊をもたず、自然と共生しているコスタリカのことをTシャツで説明するしんやさん。 強襲揚陸艦の写真を見せながら説明
する大城敬人市議
米軍の船が現れた様子を場所を
示して話す晋くん
金城祐治さんの話 満月まつりからのカンパを渡す
まよなかしんやさんと、固く握手する
金城祐治さん
今日のじゅごんの家
ありちゃんは、お店にあったマッサージ機でリラックス 金城さんは、壷を買うために少しずつ
壷の中に貯金しています。
うららちゃんの人生相談にものってく
れる、明るい金城さん
アリちゃんとようこちゃんは武龍くんと県民の森公園に行きました とてもとてもながーーーい滑り台。
わんぱく武龍くん 昼寝するようこちゃん
沖縄の新聞より
<2003年9月27日 朝刊 22面>

住基カード条例案否決/浦添市議会経済民生委

 浦添市議会経済民生委員会(宮城英吉委員長)は二十六日、住民基本台帳カード(住基カード)の発行手数料を盛り込んだ市手数料条例改正案を審査し、賛成少数で否決した。三十日の本会議で表決されるが、否決の場合、同市では、八月の住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の本格稼働以降、カード発行などの手数料が徴収できない事態がさらに続くことになる。

 手数料を徴収できない自治体は、県内では浦添市だけで、全国的にも珍しい。同条例案は6月議会でも否決された。

 同市では個人情報漏えいなど緊急時の住基ネット切断や、不正使用職員の罰則を規定した住基ネット条例の制定や市個人情報保護条例の改正を十二月までに行う意向。しかし、住基ネットのセキュリティー確保を求める議員らが、現時点で住基ネットの安全運用の環境が整っていないと手数料条例にも反対する意見が相次ぎ、賛成二、反対四(欠席一人)で否決した。

 同市によると二十五日までの住基カード発行数は七十九枚、広域交付は十七件あった。条例案ではカード発行手数料は五百円、広域交付は三百円。現在までに徴収できない分は、浦添市が負担している。

<2003年9月27日 朝刊 23面>
母子・父子・寡婦世帯生活調査 県が名簿要求 広がる波紋/

個人情報の扱い 自治体で差

 県が生活実態アンケートのため、県内全市町村に母子・父子・寡婦全世帯の氏名、住所、世帯員数などを記した名簿を提出するよう求めたことが波紋を広げている。県の担当課は「個人情報の取り扱いは厳重にする」と説明する。しかし、一部の自治体からは「住民のプライバシーを保護する意識が薄い」と批判があがり、利用に制限をつける所もある。
一方、議論もなく提出した自治体もあり、個人情報の取り扱いに自治体によって大きな違いが出た。識者は「個人情報の取り扱いに関してもっと配慮すべきだ」と指摘する。

「保護意識薄い」と批判も

 調査は、県がひとり親世帯の福祉政策に反映させるため、これまで五年ごとに実施。提出された名簿から無作為に抽出し、調査票への記入を求めている。質問項目は、離婚理由、不安や希望する支援策など。
 県は今年七月に、各市町村に対象となる全世帯の氏名、住所、世帯構成などを記した名簿を提出するよう要望。ところが、各自治体によって、対応は分かれた。
 西原町は町個人情報保護審議会に諮った上で、県が調査に必要な対少数を示すならば、その人数分だけに限って提出すると条件を提示した。現在、県の回答待ちという。
 全世帯分を提供するが、条件をつけたところもある。浦添市は市個人情報保護審議会に諮り、複写・複製の禁止、返却義務など七条件を付けて提出を決定。提供情報の一部しか調査されないことから、利用されない情報の提供に疑問を呈した。
 沖縄市は市個人情報保護条例に、個人情報を外部提供する際は必要な措置を取るよう記されているため、県と「県は秘密保持に努める。調査終了後は県の責任において速やかに破棄する」とした覚書を交わした。
 具志川市も市個人情報保護審議会に諮り、提出を決定。担当課長は「行政の政策にアンケートは必要なので、協力しないわけにはいかない。ただ個人情報の扱いを厳重にするよう」求めたという。
 石川市はこれから市の審議会に諮る予定だ。
 前出の自治体以外では、那覇、平良、糸満の各市は、個人情報保護条例を持っているが、特に問題にならず、全世帯分を提出済みだ。
 那覇市は約九千世帯の情報を提出。こども課は「市は、十年前の審査会で、データを慎重に取り扱うことを条件に、情報提供する方針を決めている。ただ、五年ごとに情報公開を担当する課の許可を得た上で提供している」と説明する。
 県青少年児童家庭課は「個人情報の取り扱いは厳重にするよう要項で新たに規定している。調査員にも保護義務を伝えた上で調査を実施する」と説明。一方で「次回からは、各市町村で名簿から一定数を抽出してもらうなど、不必要な分が出ないよう方法を再考したい」と話している。
 沖国大の前津栄健教授は「全世界のデータでなく、必要数を求めるのが妥当。五年前に比べ、現在は個人情報の保護意識が格段と高まっている。県は個人情報の取り扱いに関してもっと配慮すべきだ」と批判している。




9月26日(金)

 第112回 金曜集会  今日の参加者は14名!!
今日はうららちゃんが車を運転して金曜集会に行きました!!(2回目)。ありちゃん達を乗せて高速で行きました。
雨がざあっと降ったりして緊張しましたが楽しかったです!これからは自分で金曜集会に来られそうです。
満月祭りの時、コスタリカから来たアルからもらったTシャツの話をするまよなかしんやさん。コスタリカの空軍はペリカン、海軍はカメ、カニ、陸軍はピューマ・イグアナ!! 「命どぅ宝」を歌う。
27日は戦争反対・世界同時行動があります。
キューバへ行って来た感想を話す野口さん。キューバは沖縄と同じような気候で、アカバナーが咲いていました。医療・教育は無料で、税金も無いそうです。
感じたのは、スペイン帝国の植民地時代の力。建物など、帝国主義の形が残っています。
ダグラス・ラミスさん。ニューヨークで、反戦米軍人向けの新聞が作られているそうです。沖縄に送ってほしいと言ったら、大喜びの返事が来ました。来週、金曜集会に持って来たいと思います。 アメリカの反戦運動は皮肉がある。
写真を見せるラミスさん
普天間爆音訴訟のことを話す島田善次さん。裁判が続くにつれ米軍への憎しみが強くなる。彼らの対応を見ていると本当に人間なのかと不信感が募る。
山口洋子さん。靖国の事を話す。
子供達を戦争に行かせない、戦争を起こさせない運動をしていきたい。
晋くんからの辺野古の報告を話すありちゃん。昨日、辺野古にエセックス(強襲揚陸艦)が来ました。かなり遠くにいたのに、浜から見ると近くに見えるほどの大きさ。昨日は沖縄各地で訓練がされていたそうです。 辺野古の「命を守る会」に行って話しを聞いた感想を話す本土から来た青年。「辺野古で生まれ育って、生きている人たちがいる。その海に基地を作らせてはいけないと改めて思った」
朝、いつもより早く店をあけると・・・・
イツ子さんが友達の犬と朝の散歩をしていました。
「あーら、ワンちゃん」となでるアリちゃん。ひとなつっこい犬でした。
はぁーー。金曜集会から戻ってきた二人。
運転お疲れ様!お店ではお客さんの新垣さんが心配して待っていました。
晩御飯は、ジェノベーゼパスタ。お店の前で育てたバジルを収穫して、松の実とオリーブオイルとチーズでソースをつくります。きれいな色のソース。
ジェノベーゼパスタ、アボガドとひよこ豆のサラダ、ベトナム風スープ。


 晋くんの「命を守る会」日誌  辺野古にどでかい米空母現る!   
25日(木) 朝9時、辺野古の浜辺に着くと、どーーーんとどでかいものが海に浮いていた。ぎょっ!!なんじゃありゃー。米軍の軍艦だぁー。こんなにでかい軍艦を初めて見ました。明らかに空母なみ。ちなみに調べた所・・・

「米海軍”ワスプ”級」”米海軍最新かつ、最大の強襲揚陸艦。今までに6艦建造、就役。2001年までに7番艦を建造。”
大きさ: 40、532トン。全長257.3m。幅42.7m。速力22ノット。出力70、000馬力
搭載機:ヘリコプター42機。ハリアー(海軍戦闘機)6〜8機。
乗員:1、077人。揚陸部隊1、870人。
名前:エセックス。LHD−2、1992年10月就役。日本、佐世保に配備。

と本にかいてありました。

なんてでかいんだ。腹立つー。
 上空では攻撃ヘリ”コブラ”1機が警戒にあたり。中型人員輸送ヘリ”CHシーナイト”が3機編隊で6機演習のため飛んでいました。キャンプシュワブ(名護辺野古にある海兵隊基地)のヘリパッドでは大型輸送ヘリ”スーパースタリオ”が2機離陸を持っていました。まるで戦場に立たされているようです。

 その後一時間程演習が続き、新聞社に取材してもらいました。
そのまま停泊しているようなのでいったん「命を守る会」に戻って来訪者と話をしていました。すると13:30頃守る会の目の前に来たので監視。空母の上部分にヘリ、戦闘機40機程が配備され、ますますまがまがしくなっていました。

 ホワイト・ビーチからの連絡では、佐世保から沖縄に寄航し、フィリピンで米比合同訓練「SOGIEX03」を行った後、休むまもなく沖縄で演習をしているとの事。今日沖縄ではホワイトビーチにもハーバァーズフェリー(米海軍ドック型揚陸艦)が寄航しており、ブルービーチにはLCAC−1(エアクッション型揚陸艇)が2機上陸訓練を行っていたとの事。沖縄全体、特に北部地域では米軍の演習一色になっていました。

 東恩納琢磨さんは瀬嵩から船を出して空母に近づこうとしましたが、平島(辺野古の沖800メートルにある島)についた時に船がリーフより沖合約10キロの所にいる事を知って引き返したそうです。
そんだけ離れているのにこんなに近く見える・・・このやろー。

 その後も揚陸舟艇と思われる船がエセックスに乗り込むのが見え、キラウェアという補給用弾薬を積める船がちかづいてきているのが見えました。米比演習とはなんなのだろう。演習という名を借りたフィリピンの人達への攻撃なのだろうか。沖縄を利用するな!むかついてしょうがなかった。

 エセックスは4:00頃に引き上げていきました。大城敬人市議の話では具志川のほうで今晩は泊まるとか。沖縄にも佐世保にも来るなー!!かえれーー!このとんちんかん!!雨の中忙しい一日でした。
9月24日(水) この間、「命を守る会」は大学生の来訪者であふれかえっていました。なんでも夏休みで航空チケットが安かったとか。祐治さんも七年やっていて、一日に6件もの大学生の来訪者は初めてだと言っていました。
とにかく全国から平均して、40名程の大学生達が一時間おきにやってきます。

 米軍の演習も激しくなってきています。頭を揺らすような爆音が聞こえたと思ったら、頭上を6機編隊の戦闘機が飛んでいく。いままで、6機編隊で飛んでいるのは見た事がない。沖縄では戦争が始まっているかのようだ。そのせいか、学生達の飛行機も毎度遅れるようで、時間の変更の電話がひっきりなしでした。

 学生達の案内でやってきたマキシさんの話。
「サンゴはね、昔沖縄の赤瓦の漆くいの材料に溶かして使われていたんだよ。家の柱の下に大きな石サンゴ(サンゴが死んで、白化したもの。白化すると固くなる。)を置いていた家もある。サンゴを柱の下に置いたのは、サンゴに無数に開いている穴が水のはけ口となって、柱が腐らないからなんだ。沖縄はそうやって、昔から、この海に守られて生きてきたんだよ」。すごーい。マキシさんは物知りおじさんだ。家と自然は密接な関わりを持っているんだ、でも今の家は皆、隔離するような家ばかりだ。まるでこの社会のあり方だ。

<2003年9月26日 朝刊 31面>

無通知訓練に怒り/シュワブ沖
米軍、部隊に注意し中止

 名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖で、米海兵隊が那覇防衛施設局や地元の自治体に事前通知せず、強襲揚陸艦やヘリなどによる訓練を実施していたことが二十五日、分かった。米軍が訓練を日本側に通知せず、実施したことが明らかになるのは、異例。同日中に訓練を知った名護市が「遺憾」と申し入れ、那覇防衛施設局の照会に、米軍が認めた。米軍は「関係部隊に厳重に注意し、訓練を中止させた」とし、同施設局は再発の防止を申し入れた。

 同日午前から、シュワブ沖には、強襲揚陸艦が姿を見せ、搭載機と思われるヘリが編隊を組み、離着陸など訓練を繰り返した。沿岸から観察していた男性によると、訓練は午後も引き続き行われたほか、同沿岸域には複数の艦船が姿を見せた。

 市は午前、基地対策室の職員を現場に派遣。情報収集の結果、ヘリが編隊を組み、上空を飛び回る様子に「訓練である」と認識。市の中本正泰基地対策室長は「通常は市に対して、提供水域の水面使用の通知があるが、今回はなかった」と、同日中に那覇防衛施設局に、通知なしに対し、口頭で遺憾の意を伝えた。

 これを受け、那覇防衛施設局は、同日中に米海兵隊外交政策部(G5)に照会したところ、米軍側は通知なしの訓練実施を認め、関係部隊に注意し、訓練の中止を命じたという。

 この日の訓練を沿岸から監視した命を守る会の金城祐治代表は「市にも国にも知らせていないとは。米軍になめられているのでは」と憤り、「大がかりな訓練だった。怖かった」と述べた。

<ジュゴン保護>日米市民団体、米連邦地裁に提訴

 名護市辺野古沖合の米軍普天間飛行場代替施設の建設をめぐり、同海域に生息する国の天然記念物ジュゴンの保護を求め、日米の市民団体や個人が連携して米国防総省を相手に26日、米国の文化財保護法(NHPA)に基づきカリフォルニア州北部地区連邦裁判所オークランド支部に提訴した。原告名に日本の海域に生息するジュゴンも表示されている。

 日本側の原告や弁護士らが同日、県庁記者クラブで発表した。

 訴状などによると、原告側は、1997年の国防総省による普天間移転後の基地運営に関連する文書について、NHPAの規定を順守せずに作成したとして、同文書のNHPA違反の確認と排除を求めている。

 ジュゴンの家ニュース   発行:ジュゴンの家
     沖縄県名護市城2-13-2
     Tel&Fax (0980)54−2948 
第53号 2003年9月18日発行
 IN 辺野古ヌ浜
会場のすぐ横はフェンスでしきられたキャンプシュワブ 出演前の知花竜海くん 知花昌一さん
受付でカンパをがんばって集める篠原さん 夜の照明準備をする琢磨さんとアリちゃん 登川ファミリーの沖縄民謡
「みなさん、この海を見てください!」声をつまらせながら話す「命を守る会」の祐治さん。 「命を守る会」の嘉陽のおじぃもアピール! 富田晋とおばぁたち
踊るおばあたち 沖国大エイサー鼓舞楽団「浦風」 カキ氷をたべながらエイサーを見るこどもたち。
辺野古の海に作られようとしている新基地について話すマキシさん琢磨さん 趙博・パギやんと金城繁師匠 ヨッシー&じゅごんの家
ぽっかりと満月が昇ってきた 海勢頭さんの歌に合わせて、会場はカチャーシー
弁当屋のおばちゃんも 最後は満月まつりテーマソング「継いでゆくもの」をみんなで歌いました
    満月まつり  月を見上げて平和を願う    富田 晋(9月12日(金) 沖縄タイムス 投稿欄より)
 今年も満月まつりが開催されます。沖縄に来て3年目、私は毎年楽しみにしています。満月まつりは「世界中で一つの満月を見て平和を願う」というコンセプトで行われてきました。同時開催地を募り、世界中で同時に行われます。沖縄では三線あり、踊りあり、ロック、フォーク、チャンプルーにそれぞれの思いを世界中に訴えます。
 私は東京生まれの19歳、沖縄に来て、3年の間に沖縄の人々、また、満月まつりを通してそこで出会った人々の中で大切なことをたくさん教わってきました。不登校をし、高校を1年で辞め、自分の事ばかりを考えていた私ですが、平和を願う沖縄の人々との出会いを重ね、少なからず思いやりをもてるようになったと思っています。
 名護市辺野古に住むおばぁはこんな話をしてくれました。「森というのは人が生きる上で良い手本さ。森は森林伐採とかでたくさん切られているよねー。でも木一本になっても、種一つになってもよみがえる可能性を持っている。森はあきらめていないよ。だからわったーはここに根をはって生きてるわけさ。辺野古のおばぁは皆、ガジュマルの木みたいさ。これが生きるコツ。人殺しの基地は造らさん。孫グヮーのためにも造らさん」と。
 人は譲り合って生きている。たけど生命に関することは譲れない。おばぁが教えてくれた私の意地です。辺野古は米軍フェンスに囲まれた場所です。でも、そんな素晴らしいおじぃ、おばぁが住む土地です。 
 今回の満月まつりの舞台はその辺野古ヌ浜です。もちろんおばぁたちも一緒に歌い、踊ります。
 辺野古を舞台に選んだ理由として私の思いの中で二つあります。一つは、新しい基地が辺野古の美しい海をつぶして造られようとしていること。やまてほしいという思いからです。
 もう一つは、平和についてたくさんの人と話し合いたいと思うからです。 「平和は水や風のようなものじゃない。自分がつくっていくものだよ」。辺野古のおじぃの話です。満月まつりは誰かの舞台ではありません。生きているすべての人の舞台です。ピーピーホーホー。ジュゴンが満月に向かって歌っています。サンゴが踊り満月の夜に産卵をします。辺野古では生命が輝いています。満月の下、まつりを通して世界を感じてみませんか?きっと出会いと発見がたくさんあるはず。
ジュゴンの家ホームページ・アドレスhttp://www47.tok2.com/home/dugong/index.html

9月25日(木)

二見パーラーの照屋さん夫妻が、寄付を持ってきてくれました。ありがとう
ございます!!遊びにきた正人くんも一緒にハイ、チーズ!
うららちゃんは、パソコンでジュゴンの
家ニュースを作る
夕食は春巻きとポテトサラダ、カニ汁です。
沖縄の新聞より

<ジュゴン保護>環境省、不明の生態調査開始 名護市東海岸

砂浜に高さ約8メートルのやぐらを設置して始まった環境省のジュゴン生態調査=24日午前、名護市の東海岸

 【名護】環境省は24日午前0時から、名護市の東海岸の砂浜でジュゴンの生態調査を開始した。調査は10月末まで行われる。同日午前、砂浜に設置された高さ約8メートルのやぐらでは担当者2人が双眼鏡で海の様子を調査していた。同調査は、環境省が2001年度から3年間かけて実施しているジュゴンの広域調査の一環。今回の調査は不明な点が多いジュゴンの生態把握が目的で、昼夜の行動やリーフ内への出入り時間などを確認する。24時間態勢で双眼鏡と暗視カメラによる目視で実施される。

 同省は調査のためのやぐら設置のため、県に対して海岸法7条に基づく公共海岸への工作物設置を申請していた。18日に許可を得たため、23日にやぐら設置を完了した。

 環境省は「ジュゴンは非常に敏感な動物だ。多くの見物人が来たり、海域に船が近づいたりすれば、ジュゴン保護のための調査ができなくなる」との理由で調査場所を公表していない。

 広域調査はこのほかジュゴンの餌となる藻場の分布や食(は)み跡の調査も継続している。秋から冬にかけては本年度2度目の飛行機からの調査も実施する。調査結果を踏まえ、来年夏までに最終報告書をまとめる予定。

inserted by FC2 system