ジュゴンの家・日誌
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沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
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同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

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2月B


2月28日(金)

ジュゴンの家日誌
金城シゲル師匠来店! タマ&しんや!! 芽美さんから自転車の寄付。整備してルンルンと乗るアリちゃん
 ジュリエットのおじちゃん来店、
ワシントンのビデオとカレンダー
お買い上げ!ちかいうちに店舗移転して
「森のコーヒー店」を開くそうです。



夕食はうららちゃんがつくった
ピリカラ肉じゃが、なすの胡麻和え、
サラダ
晋くんの「命を守る会」日誌
2月27日
 キャンプシュワブは朝からヘリの演習が絶えません。キャンプシュワブの第一ゲートの横にあるちょっとした芝生では米兵が訓練をしています。ここ2、3日、毎日やっています。どうも格闘技の練習の様で武器を奪われたらどうするのかを上官が教えている様です。相手に銃口を向けるのをなんのためらいも無くやってのけます、そんな事をやっている新米兵は皆、10代で銃をおもちゃの様に扱っていました。そんな人達がレンジ10を使っているんだなと思うとぞっとします。米兵達に銃を握らせてはならないと思いました。
午後からは韓国や沖縄、東京から集まった大学生達が平和学習で来ました。祐治さんが「あなた達が次の世代へのこの時代を作るんです、基地を抱える沖縄の学生、しっかりして下さい!!」と話していました。多くの人達にここのおばぁ、おじぃの生き方を胸に刻んでほしいです。
<2003年2月26日 夕刊 5面>

ジュゴンと共存へ/超音波で「混獲」防ぐ

 定置網や刺し網に迷い込んだジュゴンを超音波で監視し、救助に役立てるシステムの実験が二十五日、宜野座村漢那沖で行われた。国の天然記念物のジュゴンは沖縄本島周辺が生息域の北限とされ、一九七五年ごろから二〇〇〇年にかけ、本島近海の定置網や刺し網に入り込んだ六頭が窒息死している。個体数の減少が懸念されているなか、ジュゴンの「混獲」を防ぐための取り組みが急務。漁業関係者も「不幸な事故が二度と起きないように」とシステムづくりに協力している。

 水産庁が昨年二月に策定したジュゴン保護対策事業の一環。同庁の委託で日本水産資源保護協会(東京)が民間業者と共同で超音波画像伝送システムを開発、同村の島袋博幸さん(39)の定置網で実験した。

 海上に浮かべた伝送ブイで探知した情報を、内蔵された携帯電話によってリアルタイムで陸上のコンピューターに送信する。夜間など視界の悪い海中でも確認できるのが特徴だ。この日はダイバーをジュゴンに見立てて実験。関係者は船上と陸上で昼と夜の二回、受信した映像を確認した。

 同協会は昨年三月と八月の二回、定置網内を水中カメラで映し出す実験を試みたが、視界の悪い海中での探査が困難だったため、同システムの開発が急がれていた。

 島袋さんは「二〇〇〇年には自分たちが仕掛けた網に、ジュゴンが入り込んで死んだ。二度と同じ事故を繰り返さないためにも、ジュゴン保護のシステムづくりに積極的に協力していきたい」と話した。

 事業を担当する同協会環境部の田森日出春部長は「混獲を防ぐために、単純に定置網を撤去すればいいというものではない。事業が続く限り漁業とジュゴンが共存できるようなシステムを確立していきたい」と話した。

<2003年2月26日 夕刊 5面>

知念村長、断念/米四軍調整官講演

 在沖米軍トップのウォレス・グレグソン四軍調整官が、知念村立知念小、知念中学校で講演を予定している問題で、古謝景春村長は二十六日午前、村立中央公民館で会見し、「学校現場が混乱しているようであり、子どもたちへの影響を考え中止したい」と述べ、講演会の開催断念を発表した。中止の知らせにPTAや沖教組などは安どの表情を見せた。同村は同日、講演会の中止をグレグソン四軍調整官側に電話で伝えたという。

 午前十時から始まった会見で古謝村長は報道陣や住民を前に講演会の当初の目的を説明した。「国際理解を目的としたものであり、子どもたちに純真な気持ちで生きた英語を楽しく学んでほしいとの考えだった」と語り、「このような混乱になるとは考えていなかった。講演会の開催には賛否があり、子どもたちへの影響を考え強行はしない」と中止の理由を語った。

 米軍トップの講演や事前に父母への説明がなかったことに対する批判については、「軍人ではなく個人に要請したものであり問題ないと思っていた。父母に対しても周知すべきだった」とし、「アメリカンスクールとの交流などの国際交流は進めたい」と語った。

 村役場では午前中、庁議を開き、職員らにこれまでの経緯を説明した。

 この問題で同校のPTA関係者や平和団体などから「イラク情勢が緊迫する中、なぜこの時期に講演するのか」などの反発の声が上がっていた。

「ほっとした」
知念小PTA

 「強行されれば学校は混乱した」「中止で良かった」―。教育、PTA関係者は開催の懸念を払しょくできたことに安どしながらも、今後、慎重な教育行政を強く求めた。

 昨晩、知念中PTAから中止の知らせを聞いたという知念小PTAの屋比久猛義会長は「正直ほっとした。個人的な意見だが、軍の最高司令官が来たら軍隊を肯定することにつながりかねない。英語に親しむにしても人は選ぶべきだ」と話した。

 沖教組の仲村勝彦委員長は「知念村が県民世論を受けて、講演を中止したことはよかった。いくら英語教育が重要だとはいえ、イラク問題などの厳しい現状の中で軍人が学校に立ち入ることは許し難い」と話した。

 さらに「気になるのは講演を決めたいきさつだ。村長が私的なルートで講演開催を決め、学校を振り回し、子どもたちを利用することは容認できない」と語った。

 また、同組の大城規子島尻支部書記長は「まずは、ほっとした。強行されれば学校は混乱して大変だっただろう。今回の問題は教育行政の独立性が問われた問題。沖縄の特殊性をふまえ、教育行政は慎重になってほしい」と求めた。

「招待に応じた」
海兵隊コメント

 同問題について海兵隊報道部は二十六日午前、出席を前提に、「グレグソン四軍調整官は、生徒たちに講演してほしいという地方自治体当局者からの招待に応じた」とコメントした。



2月27日(木)

ビジネスよりも武器よりもヒトが大事

このホシで生きていく、平和のための選択
Peace Choice
ピース・チョイス


アメリカ製品買わない使わない運動参加への呼びかけ
ホームページはこちらhttp://www.3chan.net/~peacechoice/
 正当性なきイラクへの武力行使に疑問を感じるみなさま、想いを行動に表しませんか。
 私たちはブッシュの戦争を止めるために、米国製品・サービスの買わない使わない運動(ボイコット)を呼びかけます。(賛同の呼びかけはこちら)

■なぜ買わない使わない運動?
私たち市民が日々モノを買うことは、選挙のようなもので、製品をつくる企業や経済政策に一票を投じているのと同じことだと言われます。
アメリカの政治、とりわけ共和党のブッシュ政権は、アメリカの大企業に支えられています。イラクに対する戦争は石油産業や軍需産業が強く支持していますが、他の多くの企業はブッシュ政権に反対はしないものの、戦争で不況になるのではと実はびくびくしています。
私たちがアメリカ製品を、アメリカが戦争を止めるまで買い控えるとすると、中東の消費者以上にアメリカ経済に影響を与えることができます。戦争と経済を結び付けること、平和運動と「経済」に焦点をあてた運動を結び付けること、それが今回のねらいです。
私たちのちょっとした日々の選択で世界は変わりはじめ、戦争は止められると信じます。

どうやればいいの??
合言葉は「はっきり伝える一人一品」
どの商品や企業が問題なの??
ブッシュ政権に献金している企業、戦争で儲ける企業、などなど
アメリカ製品や原料は日本に溢れていますので、これをすべて使わないのは本当に大変。
できることから、できるかぎりで、一人一つでも始めてみてください。
(詳しくはこちら)
■買わない・行かない・利用しない
■買う・行く・利用を控える
■別のものを買う・借りる
(賛同のみなさんのやっていることはこちら)
そしてもっと大事なのは、あなたの心を知り合いや企業に伝えることです。
■友人・知り合いに伝える
■普段買物をするスーパーや小売店に伝える
■アメリカの会社に伝える
(詳しくはこちら)
1) ガソリン − エクソン・モービル
2) 食品 − マクドナルド、コカコーラ、米国産牛肉、ケロッグ
3) 娯楽 − ディズニーランド、アメリカ系航空会社、タバコ(フィリップモリス)
4) 車 − フォード 
5) 金融 − シティバンク
6) ソフト− マイクロソフト、AOL等
その他


現在の賛同者・団体のみなさま(2003年2月22日現在)

【あ】アキコ フリッド石川 治子伊東 正純井上 雅由オープンスペース 街尾関 葉子大畑 豊大本 良子【か】加島 志郎柏木 宏川添 望きくち ゆみ【さ】作田 誠司左党 周一下林 秀人【た】高橋 桃子田中 優玉木 哲太郎鶴田 ひさ子戸田 ひさよし【な】中家 由紀子中村 文彦中村 朋子成澤 宗男西田 哲朗西村 あやこ日韓民衆連帯全国ネットワーク二瓶 敏【は】浜田 光はやし いくまさ原子 和恵原野 榮昭バルディーズ研究会日色 無人婦人民主クラブ全国協議会北城 直樹星川 淳星野 ゆか【ま】真野 京子水口 剛宮裏 幸吾【や】山根 健司【ら】リサイクルショップ ジュゴンの家【わ】渡辺 健樹

呼びかけ人:ピースチョイス連絡会
「日米環境活動支援センター」 代表 宮崎さゆり(ワシントンDC在)
「戦争ボイコット・ネットワーク」 代表 宮川 準(東京在)
「戦争反対ええじゃないか桃太郎運動」 代表 竹林 伸幸(西宮在)
晋くんの「命を守る会」日誌
2月26日
 午前中はヘリの演習爆音、午後は旅客機なのか米軍の輸送機なのかはっきりしないけれど「キーン!」という耳に残る爆音が続き、一日中辺野古は爆音にさらされました。
 ヘリはCH−53Eスーパースタリオと思われる大型のヘリでキャンプシュワブ内の空域で物資の吊り下げ作業の演習、超低空飛行で地上から10メートルない時もあり、とても危険な飛行を続けていました。その手前には米軍のトーチカがあり、海辺で何かを監視している様にもみえました。
 どんなヘリなのか「命を守る会」で調べてみると、このヘリの原型は今、沖縄の駐留海兵隊のヘリの中では比較的新しく1970年代に出来た物だそうです。沖縄に駐留している米軍の機体の原型のほとんどがベトナム戦争時に作られた物でそれを改造して(改造された物がC、Eだとか名前につけたしがあるみたい)。今、使っているから改造していると言ってもやはり老朽化が進んでるんだなと調べていて知りました。
 飛行機はヘリでも旅客機型の飛行機でも飛んでいる時は「低周波」(へりの近くに居ると低周波なのか原因は分かりませんが頭がガンガンしてきます)というのを出しています。低空であれば低空であるほどその低周波が地面から跳ね返り機体はふらふらしてきます。今日みていたらヘリはかなりふらふらしていました。沖縄に入ってくる旅客機は米軍の飛行空域の下、非常に危険な所を飛んでいるのです。沖縄に観光に来る人のほとんどがこの事を知りません。
ジュゴンの家の夕食

大家さんからもらったみじゅん(小魚)と東海岸でとってきたアーサー、辺野古でもらってきた紅芋の天ぷら。
大根葉の炒め物、大家さんから差し入れのいなむるち(沖縄のお汁)

なにも買わないで豪華な夕食!!
イラクの子どもたちは今・・・英語バージョン!!
カーレット・ルイスという在日アメリカ人の翻訳者です。

突然ですが、「イラクの子供たちは今」 という素晴らしい曲を最近拝聴しました。
そして、勝手ですが、翻訳してあげます。次の通り。
Iraqi Children Today...

Many Iraqi children die each day,
Of leukemia and cancer caused by radiation from depleted uranium warheads

I didn't know things had gotten so horrible
The Gulf War on TV seemed like a video game

Eleven years later and the bombing continued
Power facilities, milk factories, even schools and hospitals were destroyed

America! America! Stop killing the people in Iraq!
America! America! Stop killing the people in the world!

The U.N. economic sanctions have made food and medicine scarce.
Children who can do nothing but wait for death; Mothers filled with anger and sadness.

Japanese, who were attacked by atomic bombs in Hiroshima and Nagasaki,
Cannot pass on the responsibility to others.

The radiation pollution from nine hundred sixty-thousand depleted uranium warheads,
Made from the garbage of nuclear power, will forever undermine the Iraqi people.

America! America! Stop killing the people in Iraq!
America! America! Stop killing the people in the world!







2月26日(水)

 晋くんの「命を守る会」日誌

2月24日(月)
 辺野古の展覧会に行って来ました。野菜や芸能作品、手芸作品、写真展、家宝までありました。置いてある一つ一つの物に作者名がついています。大きな大根から、風呂敷で作った着物、しゃこ貝で作ったシーサー、妙子さん(命を守る会のおばぁ)の6歳の時の写真(数十年前のもの、貴重です)。

 その展示会の一角に写真による辺野古の歴史の紹介みたいな物がおいてありました。そこには「いかに辺野古の部落が基地によって繁栄してきたのか」という事が書かれていました。でもこの展覧会を見て、これだけ豊かな文化があれば、基地がなくても生きていけると思いました。沖縄の辺野古でしか見られない物もたくさんありました。

 辺野古の基地反対しているおばぁが作っている展覧会に出していたじゃがいもはどうかとみせられて、僕の顔ぐらいあるじゃがでびっくりしましたが中味もとってもおいしかったので送る事にしました。東京の人達、おばぁの愛情が詰まったおいしいじゃがだよ、皆で食べてね!

2月25日(火) 今日はおじぃと三線をしました。おじぃは適当に弾いているのに曲になっているから面白い。そんな事をしていると台所の初代おばぁが「ぎゃー!」と叫びました。何事かと思ったらねずみ君が猫いらずを食べてのびていました。「ねずみ君成仏!」とおじぃと一緒に一撃、かわいそうだけど成仏してくれい。山に捨てました。後は野となれ山となれ。

 なんちゃんが来ました。この間の米軍による不発弾処理での爆音調査を名護市議会が昨日、現地調査に来て聞き取りを行った様子をなんちゃんが教えてくれました。

 辺野古では過去にも何度もこういった爆音にさらされ、ひびが入っている家もあります。過去の記録では1981年の不発弾処理でものすごい爆発と爆発音と共に山火事まで起こっています、この時にもレンジ10の廃止が訴えられていました。

 こんな危険な演習場、ずさんな米軍の不発弾処理をまったく今まで内地では報道された事がありません。テレビでは「北朝鮮がミサイルを撃った」等と騒ぎまくっていますがよっぽどこっちの方が危険ですし北朝鮮にミサイルを撃たせるのもこういった演習が続いている沖縄を脅威に思ったからだと思います。「日米安保のためです」なんて米軍は弁解していますが軍事演習は正当化されない、人殺しのための訓練です。名護の人達は一分一分いつ弾が飛んでくるのか気にしなくてはいけない、こんな事を正当化する防衛施設局は何様なのだろうと思います。
 うららちゃんの「じゅごんの家」日誌
2月22日(土) 千鶴子さんが金武の作業所「らふてぃ」の人達と来ました。ネオパーク内で行われたイベントで、リサイクルショップを出店した帰りだそうです。冬物はほとんど売れず、ビーズで作った指輪などのアクセサリーがよく売れたそうです。メンバーの人達も楽しそうでした。

 篠原さんが来て花壇の手入れをしていきました。篠原さんはイラクの子供達への募金をしていきます。「来るたびに募金するからね!!」と言っていたのを実現しています。「ジョニーは戦場に行った」という映画をもとにした曲が入っている、「メタリカ」と言うバンドのCDを借りました。ベトナム戦争に行ったアメリカ兵士の話だそうです。とても怖い曲だった。怖いけど映画も見てみようと思います。

貝類希少種の5種類は新種の可能性/泡瀬埋め立て地

 中城湾港泡瀬地区沖合埋め立て事業で仮設橋りょう建設が進む比屋根湿地に、国内のレッドデータブックに登載された17の貝類の希少種が生息し、中にはキナコアワモチなど分類学的な位置が確定せずに新種の可能性がある5種も含まれていることが、貝類保全研究会(山下博由代表)と岡山大学農学部水系保全学研究室の共同調査で25日までに確認した。

 同研究会は事業主の沖縄総合事務局に対し、環境保全の観点から生態系の再評価や工事の見合わせを訴えている。

 02年7月と11月に実施した調査では、仮設橋りょう建設予定地で33種の貝類を確認。うち17種は国内のレッドデータブックに登載された希少種で、そのうち13種は世界自然保護基金日本委員会(WWFJ)でも種の存続が「危険」と評価されている。

 比屋根湿地から海に注ぐ水路の護岸にはドロアワモチ類、水路近くの湿地には7種のオカミミガイ類が生息している。

 沖縄総合事務局港湾計画課は「干潟の保全には十分配慮しており、環境監視・検討委員会での検討など、貴重な情報として参考にしたい」と話している。

射撃訓練再開、安保体制維持に必要/川口外相

 【東京】川口順子外相は25日の衆院沖縄問題特別委員会で、米軍キャンプ・シュワブ「レンジ10」で実弾射撃訓練が再開されたことについて「米軍も県警もこれ以上の解明は難しいという認識を持つ。安全対策も取られており、安保体制を維持する観点からも、練度維持の訓練はどうしても必要だ」と述べ、訓練再開もやむを得ないとの考えを示した。赤嶺政賢氏(共産)への答弁。

 東門美津子氏(社会)は、日米地位協定の改定について米政府に申し入れる考えがないかをただした。川口外相は「運用の改善によって機敏に対応することが合理的である。運用の改善で効果が出ない場合には、改定も視野に入れていく」と政府方針を繰り返し、現段階では米側に改定を求める考えはないとの立場をあらためて示した。

 また東門氏は、タウンミーティングの沖縄開催を要望。外相は「課題が山積しており、機会があれば県民とも対話の機会を持ちたい」と答えた。

米四軍調整官が教壇へ/知念村

 在沖米軍トップのウォレス・グレグソン四軍調整官が「英語の楽しさ」などをテーマに二十七日、村立知念小学校と知念中学校で講演を行うことが二十五日分かった。知念村が目標に掲げ、同小で定期的に取り組まれている国際理解教育授業の一環として、古謝景春村長が講師役を依頼した。知念村によると、四軍調整官は公務ではなく、私服で出席するという。四軍調整官が教育現場に立つことに、教育関係者や住民から「米軍の『隣人政策』を県民の側が助長することになる」など、反発と中止を求める声が出ている。

相次ぐ反発に村長きょう会見

 「教育の中立性がゆがめられる」「米軍のイラク攻撃の懸念がある中で…」。二十五日分かった在沖米軍トップの知念小、中学校での講演。県内の平和団体は抗議行動を決めるなど反発した。県の津嘉山朝祥教育長は状況把握に向け、近く知念村の教育長と意見交換をする意向を示した。一方、同村の古謝景春村長は二十六日午前、会見を開き、村の姿勢を説明する。



2月24日(月)

 「都 裕史(ト・ユサ)さん」に旅券発給を!
賛同著名を集めています。

私たちの友人の在日人、都裕史さんが昨年7月にパスポート更新を申請したところ駐大阪韓国領事館から発給を拒否され、祖国の韓国へも渡航できづ海外に出られない状態が続いています。

都さんは韓国の民主化・統一運動に長く携わって来ただけでなく、1995年沖縄での少女暴行事件以降の沖縄での反米軍基地に共鳴し、韓国と沖縄の民衆連帯に大きな貢献をされて来ました。最近では昨年6月に韓国で起こった米軍による女子中学生2人の轢殺事件に衝撃を受け、沖縄や日本にこの事件の真相を広めようとしていたところです。

都さんの再々のわたる申し入れにもかかわらず駐大阪領事館は、過去に「韓連」で活動していたことを理由にあげ、すでに「韓統連」を脱退して4年以上経過ているにもかかわらず、「自分が反国家団体に属していたが、今は脱退して今後は
国の法律に則って行動する」という「誓約書」を書かない限り旅券の発給はできなと通告してきた。

しかしこれに応じることは韓国の民衆化運動の歴史に対する否定であるばかりか、 「誓約書」を条件に入国を認めるということは重大な人権侵害であります。

都さんは韓国の民主的な弁護士と連絡をとり、去る1月、韓国の裁判所に旅券発給を求めて提訴しました。今回のこの事態は韓国における反米運動が沖縄や日本に波及する事を恐れた韓国当局が、その橋渡し役の都さんへの旅券の発給を止めたものと、わたしたちは受け止めています。都さんの思いを知る私たちは韓国、沖縄、日本をむすぶ合同支援会を結成して裁判闘争を支援し、自由に祖国往来が出来るように尽力していきたいと思っています。皆さんの熱いご支援を訴えます。                    2003年2月

都裕史さんに旅券発給を!! 韓国・沖縄・日本合同支援会

共同代表
韓国  文正鉉・洪根守・李長煕
沖縄  新崎盛輝・知花昌一・真喜志好一
日本  太田隆徳・海老原大祐・馬場徳夫
日本側連絡先 大阪市西成区津守1-13-28
     電話06-6562-0621   FAX06-6563-6905


裁判費用だけでも30万円以上必要です。これからの渡航費用、会報発行も合わせると、皆さんに物心両面の支援をお願いするしかありません。ご理解とご協力を宜しくお願いします。

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FAX・Eメールで支援の声をお寄せ下さい!!
  FAX先 06-6562-6905
        Eメール送信先 hattorir@osk3.3web.ne.jp
                                      Yoosa@oic.ac.jp

  賛同著名
  お名前
  所属・肩書き

公表  公表を控える方のみ○印をお願いします。 不可
連絡先
電話・FAX
Eメール

入会申し込み
署名された方で、同時に会への入会もお願いします。

入会する・ しない

(1)都さんが無条件で旅券を取得できるように支援していく。
(2)韓国での裁判を支える。
(3)都三以外にも祖国との自由往来ができない方々が多くいる現実がある中で、その不当性を広く訴える。
(4)支援のために韓国・沖縄・日本にそれぞれ共同代表・事務局をおく。
(5)支援のための会費を集める。
   個人2000円  団体5000円
   振込先 00980−3−9392「都さんに旅券を」支援会

以上
http://onamae.msn.co.jp/
「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」ヴィゴ・モーテンセン、カール・アーバン 来日記者会見
ヴィゴ・モーテンセン/カール・アーバン ファンタジー小説の最高傑作「指輪物語」を壮大で巧みなヴィジュアル・センスで見事に映像化して世界的な大ヒットを記録した「ロード・オブ・ザ・リング」の続編でシリーズ第二部となる「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」。そのプロモーションのために前作に引き続きゴンドール王国の末裔アラゴルンを演じるヴィゴ・モーテンセンとローハン国の騎士エオメルを演じるカール・アーバンが来日した。アメリカ軍がイラクに攻め入る事が懸念される中、強い反戦のメッセージを引っ提げて登場したモーテンセンとアーバン。特にモーテンセンの熱い語りには会場から賛同の大きな拍手が起きた。
1月23日 都内帝国ホテルにて
Q:それではお2人にご挨拶をお願いします。
モーテンセン(以下VM):今日は集まってくれてありがとう。僕はこの作品をとても誇りに思っているんだ。今回はカールと僕だけで、他の皆が来られないのが残念だけど、皆のかわりに、できるだけ沢山の質問に答えたいと思っている。
アーバン(以下KU):コンバンハ。ミナサントアエテコウエイデス。コンニチハ。アリガトウ(日本語で)。ここまでしか日本語は分からないんだ(笑)。日本に来られてすごく名誉に思ってるよ。僕は日本の文化や国を心から尊敬してるからね。もう少し長く日本にいられたら良かったんだけど……。(会見場を見回して)こんなに多くのマスコミの人々がこの作品をサポートしてくれているんだなぁ。アリガトウ(日本語で)。
ヴィゴ・モーテンセン/カール・アーバン

ヴィゴ・モーテンセン/カール・アーバン


ヴィゴ・モーテンセン/カール・アーバン
Q:原作を片手に撮影をされていたそうですが、どのような影響を原作から受けて役を演じましたか?
VM:撮影の最初から最後まで原作はガイドのような役割をしてくれた。つまり撮影現場では原作者のJ・R・Rトールキンとピーター・ジャクソンという監督が2人のいるようなものだったんだ。登場人物たちは、戦いの中でどの道を選べばいいのか、また、意見の対立があった時にどうすればよいのか、と様々な迷いを抱いている。彼らが抱く迷いは、僕のプライベートな生活の中でも存在するものだ。何かを選択する時には、一個人としての信念に忠実であるべきか、それともグループの一員として全員の利益を優先するべきか、この2つをどのように折り合いをつけるかって悩むんだ。そんな時「トールキンは小説の中でどう決断していたのだろう」と原作を読んだよ。ピーター・ジャクソンが僕をアラゴルンにキャスティングしてくれたのは、僕がそのようにアプローチして演じる俳優だと見抜いてくれたからだと思う。もちろん隣にいるカールを始めとした他の俳優陣も、同じくそのような資質を持った俳優たちだと思っているよ。
KU:撮影現場ではクルーの1人1人、全員が原作を持っていたんだ。食事の用意をする人たちまで持ってるんだよ。だから全員が現在自分たちがどんなシーンを撮影しているのかを理解していたんだ。全員にそれだけの情熱がなければ、あれだけの作品は生まれなかったと思う。トールキンの原作は、何か迷いが生じたり、問題が発生した場合に、必ずそこに戻るというバイブルのような存在だったね。この作品に限らず、文学を映画化すると全てを映像する事はできないので、凝縮されていくことになるんだ。映画は言葉で説明しなくても、表情で瞬間的に感情を表現することができる。そういうシーンでは、僕は原作を読んで、その時の気持ちをつかむんだ。それでその感情をどんな表情をすればいいかって分かるんだ。原作は僕にとっては、ある種のサプリメントを飲んでいるようなものだったよ。


Q:ヴィゴさんのTシャツの文字と、カールさんの背中の文字は、何か意味がおありでしょうか? (ヴィゴは大きく「和」と書かれた帽子をかぶり、Tシャツの胸にも「石油の為に血はいらない」と日本語で記され、カールも背中に「平和」と書かれた布を縫い付けている)
VM:僕は、映画のことは映画であって、政治的な道具に使うべきではないという考えを持っている。だが、あまりにも第1部、第2部ともが、アメリカのみならず世界のマスコミで、現実に起きている事と“比較”されている。トールキン自身も、原作を書いた時、第2次世界大戦のこととは一切関係ない、これはあくまで小説であると、繰り返し言ったにも関わらず、“比較”されてしまったんだ。
映画化に当っても、ヘルム渓谷で紛争があって、そこに様々な種族の人々が助けにきてくれる……という設定が現在のアメリカと“悪の枢軸国”との対立、そしてアメリカをサポートする“連合軍”を投影しているようなところがある、と分析する人々がいるんだ。僕はそういう“比較”は望んでいない。だがそういう“比較”が必要であるならば、是非とも的確な比較をしていただきたい。映画が意図していない事が無理に現在の国際情勢と比較されてしまうのは僕の本意ではない。だから、自分の意思を表明しているんだ。僕は今、日本にいるので、日本語でこのように自分の意見を表明している。アメリカは本来、自由の国で何でも好きなことを言うことができるはずだ。それが建国の意思でもある。だからどんな状況でも対話があってしかるべきだと思う。ところが実際には、アメリカの爆撃でアフガニスタンやイラクの多くの人たちが亡くなっている。その数は残念ながら9月11日のニューヨークで亡くなった人たちの数以上なんだ。なのにさらに、アメリカ政府は国の人々の気持ちに耳を傾けることなく、イラクとの対話もなしに、一方的に戦争を起こすかもしれないという状況にある。
その現状と、この作品の“戦い”が比較されるのは違うんだ、と言いたい。僕はアメリカ市民として発言する権利がある。それをきちっと表明していきたいと思ったので、このTシャツを着て現れたんだ。
ヴィゴ・モーテンセン/カール・アーバン


ヴィゴ・モーテンセン






2月23日(日)

イラクの子どもたちは今〜イラク派遣団報告会〜
アリちゃん&豊見山さん 準備完了!(ワシントンビデオ20本完売!!)
展示コーナー インタビューを受けるしんやさん
沖縄での座り込み・断食の様子の展示 うららちゃんの写真もありました
派遣団が持ち帰ったイラクの物産コーナー
報告会のトップバッターはアリちゃんとジュゴンの家の歌「イラクの子どもたちは今」とワシントン報告
ワシントンのビデオ上映中、説明はようこちゃん 司会の知念ウシさんと国政さん ジャミーラ高橋さんと市民調査団としてイラクへ行き、人間の盾になるために日本からイラクへ行く決意をした34歳の元教師の話をする新崎さん。
派遣団登場!! 島田正博団長!石油の販売をすれば、イラクはすぐに豊かになる。決して貧しい国ではない。 真剣な表情のしんやさん
出来たてのイラク報告ビデオ上映! この道は湾岸戦争時難民が逃げた道
アメリアシェルター・・・村にあるシェルターを狙って米軍はピンポイント爆撃した。湾岸戦争が終わってからも米軍による毎月数回の空爆。 真剣に見る会場のひとたち 出会ったこどもとの友情を話す豊見山さん。「また会うときまで生きていてくれ」と別れ際に言葉では言えず心の中で言った。
病院の事を報告する大宮さん 幼稚園でのことを報告する吉川さん
戦争反対に難しい理由はいらない、
「あの子ども達を殺させてはいけない」
イラクで素敵なカチャーシーで人々と交流した秋山さん
♪泣く〜な、アメリアシェ〜ルター 沖縄で座り込み・断食をした金城さん
先日イラクから戻った喜納昌吉さん
「出会えないものを出会わせてつなげていこう」
作家の池澤夏樹さん 翌日行われるイベント「イラクに平和を!」手作りコンサートのスタッフ
地球は家族実行委員会
感想
 イラクの報告ビデオを見ている間涙が止まらなかった。とても明るく生きている人達が画面に映るのに涙が次から次へと出てきて、たまらなかった。この人達は今生きているのだろうか・・・来月生きているのか・・・。しんやさんや夏芽さん、豊見山さん、正博さんたちが出会ったたくさんの人たちと私も出会ったような感じがした。派遣団の吉川さんが言ったように、この人達を殺させたくない・・・。アメリカや日本がやろうとしていることを絶対許せない。私は戦争絶対反対! 
 (このビデオが出来上がったら、すぐ東京にもおくります!たのしみに待っていてくださいね!)
 沖縄からイラクへ市民連絡会の人たちが行き、沖縄ではアメリカ領事館前で座り込みと断食が行われ、それと同じ時に街&ジュゴンの家がワシントンへ行けてよかった。そのことを市民連絡会の派遣団の人も喜んでくれた。豊見山さんはワシントンの報告で元気がでたよ!と言ってくれた。ニュースではわからないことをたくさん知らせてくれた市民派遣団の報告会だった。《ようこ
沖縄の新聞より


「攻撃許してはならない」/平和市民連絡会がバグダッド報告会

 平和市民連絡会のバグダッド派遣団報告会「イラクの子どもたちは今」が22日午後、那覇市民会館で行われた。派遣メンバーらがバグダッド市内の様子や生命の危機にさらされる子供たちの実態をビデオ映写を交えて報告。「子どもの命を奪うイラク攻撃を許してはならない」と訴えた。参加者からも「市民レベルでできることから、反戦運動に取り組もう」という声が上がった。

 同連絡会の新崎盛暉共同代表は「現在のイラク攻撃の問題は突発的なものではなく、アメリカの世界支配戦略の中で起きていることだ。湾岸戦争から10年を経て、アメリカは凶暴化し、単独の覇権主義に急カーブを切った。私たちはこの危機の中で生き延びる道があるのか試されている。イラク攻撃をどうしても阻止しなければならない」と訴えた。

 島田正博バグダッド派遣団長は「経済制裁の影響で中産階級の力が落ちた。バグダッド市内でわれわれはストリートチルドレンや子どもの食料を奪う大人の姿を見た。アメリカは攻撃後のイラク復興計画を考えている。これは戦後沖縄と同じであり、米軍支配のもとでウチナーンチュは抑え付けられた。このようなことを再現させてはならない」と強調した。

 また、昨年11月にイラクを訪れた作家の池澤夏樹さんは「沖縄戦を経験した沖縄から反戦運動を築けるか、沖縄自身が問われている」と述べた。

写真説明:イラクの子どもたちの窮状が伝えられた平和市民連絡会の報告会=22日午後、那覇市民会館

<2003年2月23日 朝刊 25面>
イラクの実情を報告する「沖縄・平和市民連絡会」のメンバー=22日午後、那覇市民会館
イラクの実情を報告する「沖縄・
平和市民連絡会」のメンバー
=22日午後、那覇市民会館

「イラクの子供守ろう」/訪問団が反戦アピール

 市民の力で戦争を防ごう、とバグダッド派遣団報告会(沖縄・平和市民連絡会主催)が22日、那覇市民会館であり、派遣団メンバーは「戦争によって、イラクの子供たちを虐殺させてはならない」と反戦を訴えた。

 派遣団(島田正博団長、7人)は1月15日から5日間、イラク国内で、病院や学校を訪問するなど交流。反戦アピールも行った。

 報告会では、写真やビデオを公開し、交流の様子を紹介した。大宮育雄さんは病院の状況を報告。「入院患者の75%が治療を受けられず、死亡している。未熟児も多い。経済制裁で薬や医療器材が不足している」と窮状を伝えた。

 イラクで、反戦街頭コンサートを開いた喜納昌吉さんや小説家の池澤夏樹さんらも報告会に駆け付け、「戦争の惨禍を知る、沖縄から行動を」と連帯を呼び掛けた。

 島田団長は「事態は差し迫っているが、反戦は、世界的なうねりになっている。沖縄から世界に向け、『イラク攻撃ノー』を訴えていく。世界中の市民の力で戦争を防ぎたい」と話す。

 晋くんの「命を守る会」日誌
2月20日
祐治さん、僕で分かれて二組の来訪者に話す。僕は東京から来た大学生担当。。ジュゴンの事、韓国の事、今日は北朝鮮の事についても話をしました。今、日本で在日朝鮮の人々、同世代の朝鮮学校にいっている人達が受けている差別。戦争があったために日本に拉致されて連れてこれた朝鮮の人々の子孫がいる。その人達が今でも差別を受け続けている。
 命を守る会のおばぁ達は言います。「わったー、戦争中に朝鮮の人達を何十万人も連れてきて、日本が拉致って騒ぐのはとっても恥ずかしいさぁ」と、その通りだと思います。
小禄さんが作ってくれた食事 上空を飛ぶ報道のヘリ 茶色いところが米軍の演習の標的
レンジ10での演習再会にたいする緊急抗議集会
2月21日
 今日レンジ10米軍実弾射爆演習場の訓練が再開されました。去年パイナップル畑に実弾が飛んできた事で中止していた演習を再開したのです。
 辺野古では朝から取材のへりが飛び、慌しく感じました。いつもより米軍の車両が多く車道を走っていました。射撃用の銃(M2重機関銃)を固定した(米軍側はこれで安全と言っている)からっと言って何も解決していません。
 米軍は数久田の被弾事件(レンジ10から発射されたと思われる銃弾が畑で農業をしていた人の2メートル先に着弾した事件”去年の7月”)の原因究明をしていなのに訓練再会。許せません、今すぐレンジ10の演習はやめるべきです。
 キャンプ・シュワブの前でレンジ10の演習再開に反対して集会が開かれました。労働組合の人達、地元の住民、あわせて50〜60人近くが集まって、演習再開反対、戦争反対、軍事基地撤去、レンジ10の廃止を求めて、訴えました。名護で安心して畑を耕す事が出来ない、形だけ反対する名護市長と県知事では不安が募るばかりです。レンジ10も新基地も名護市民が望んでいる物じゃない。
 「命を守る会」に来た韓国で環境保護活動をしている人は、韓国では自然保護も戦争反対も米軍犯罪根絶も一緒にやっていると話してくれました。「小さな枠組みにとらわれず、大きな枠組みとして誇りを持ってそれぞれの活動に取り組んでいます。昔、学生運動していた人達が成長してそれぞれの活動として芽を出してきたんです。」と。

 今、韓国でも基地変換、強化再編という形で新基地の計画が進められているのだそうです。この前の韓国大統領選挙では基地反対の立場の人が大統領になったのになぜこの基地強化、再編を許しているのか聞いてみました。

 「あの大統領選挙は保守の圧勝と言われていました。革新は始め分裂していましたし、しかし勝った。ここには韓国における基地反対の大きなうねりがあります。その中心となったのは小、中、高校生を含めた若者達です、こういった下からの押し上げが基地反対の動きを大きくしたのです、政府に基地反対を言わせるまでになったのです。私達はこの基地強化、再編の動きにも歯止めを下からかけます。吉報がお知らせできると思います。必ず、韓国からも沖縄からも米軍基地は無くせます、体に気をつけて、これからも共に頑張りましょう。韓国からもどんどんエールを送ります、ありがとうございました。」

 僕がであった韓国の人たちは誇りをしっかり持ち、希望を持っていてとても熱いです。通訳の方は「京都には戦時中、朝鮮の人達の耳や鼻が殺した人数を数えるためと切り取って塩漬けされたものが何十万と埋められていたのです。今の日本はこの人達の声に耳を傾けなければいけない、戦争の参戦は絶対許されない」と話してくれました。

 今まで日本は幾人の人々を拉致して殺してきたのでしょう、その生き残りの子孫が在日の人達です、その人達がまた差別されている、絶対許しちゃいけない事です。ガイドで付き添って来ていた真喜志好一さんが最後に”今の沖縄と韓国の決定的な違い”を教えてくれました。「韓国では例え人々が自分達の手で選んだ、大統領であってもだめな事はだめ!と徹底的に批判している事、沖縄では革新県政時代、市民がしっかりと批判しなかった、それが今の状況を生み出している」と。


小禄さんにもらった野菜 小禄さん家の健康十訓
2月22日(土) 
 この頃、おばぁ達は戦争時に沖縄に連れてこられた、朝鮮の人々の話しをしています。一致して言う言葉は「あの頃は朝鮮の人々はいっぱいいた。日本人が連れてきて殺したのさ」という事。北朝鮮の事がテレビに出てきてからおばぁたちはしきりに戦争時の強制連行の話をします。
 従軍慰安婦として日本軍に連れてこられた人達もよく見かけたらしいです。「命を守る会」に韓国の人達が来ます。「ここで朝鮮の人達の悪口を言ったら来てくれる韓国の人に申し訳ないさ」と小禄さん。

 祐治さんは大阪で「沖縄人」としていじめられた話しをしてくれました。学級名簿の一番後ろに書かれる名前が「沖縄人」と「朝鮮人」だったそうなのです。朝鮮の人々はだくおんをハングル語では使わないので日本語を強要されてもうまくしゃべれなくていじめられていたそうです。「大阪で新聞配達していた、朝鮮日報の配達をしていたのさ、わしに朝鮮の人は食べる物もないのに”かわいそうに”と塩団子(砂糖が高価なため)や握り飯を持たせてくれた、とてもうれしかったがそれだけお互いに対する差別はすさまじかった。戦争が終わってもわしらは3K(汚い3つの仕事という意味)の仕事にしかつけんかった。だからわしら(朝鮮の人、ウチナーチュ)はその恨みもあって現在も負けずに闘い続けられるんだよ」と祐治さん。

「辺野古にいた朝鮮の人はひもも買うお金がなくて赤ちゃんを腰縄一本でしばっていたさ、わったーいつもきずかってね、ある時ひもをあげたら泣いていたよ。同じ人だのになんでこんな事されているのか腹ただしかったさ」と春子さん。

「朝鮮の人で軍属として連れてこられた人達もいっぱいいたさ、沖縄に来させられるのは最先頭で殺される人達だからよ、祖国に帰りたいだろうに。沖縄と同じ様な痛みを抱えて生きている人達なんだと思ったさ。」とユキさん。
ワシントンのさゆりさんからのメール
ようこさん、則子さん、アリさん、

ありがとう! 歌で不買運動アピール、いいですね。ドンドン広めて下さい。
地球市民、手を繋いでブッシュの戦争を止めましょう。

さゆり

追記: ところで以前ジュゴンの家のサイトを覗いた時に見で気がついたのですが・
・・。ワシントンDCのデモ参加の報告のところで、メトロの駅にあったエイズの広告
に使われているアフロアメリカンのバスケットボール選手の名前は、「マイケル・
ジョーダン」ではなく「マジック・ジョンソン」です。お知らせまで。ではまた。


2月22日(土)

第81回 金曜集会
一面に「NO WAR」と書いた
手作りの衣装を着る平良悦美さん
後ろはカイくん
4月になったら橋本首相とモンデール
大使が約束した通り、普天間基地が
返還されるはず。みんなで普天間基地
に入りましょう!と佐喜眞さん
真喜志さん 普天間爆音訴訟が始まった島田牧師 誰でもできるイラク戦争反対
アメリカ製品不買運動〜♪
早速金曜集会でも歌いました。
不買運動の歌を聞いて、ケンタッキー
が大好物なのですが、我慢します。
沖縄のおいしいチキンがあったら
教えて下さい。と平良修牧師
名護から千鶴子さんも参加。 最後はみんなで記念撮影
 ワシントンのビデオが金曜集会で8本、今日一日では11本売れました!!!!
ダグラス・ラミスさんが作った、沖縄の米軍兵士に向けたメッセージのビラです
すべての米軍へ

 狼と子羊の寓話を覚えているだろうか。
 狼と子羊は小川で水を飲んでいた。
 狼は言った。「おまえは俺の水を汚している」
 子羊は答えた。「そんなはずはありません。私の方が川下にいるのだから」
 すると狼は「6ヶ月前おまえは俺を侮辱した」と言った。しかし子羊は「そんなはずはありません。6ヶ月前私はまだ生まれていないのだから」と答えた。
 それで狼は「とにかく、おまえらはいつも俺たちを侮辱している。したがって、おまえを食ってやる!」。そして子羊を食った。

 実のところ、狼はお腹がすいていたのだ。

 今回、新しい寓話ができつつある。
 国連安保理事会で、コリン・パウエルが「イラクは数十年前からアル・カイダと協力している」と言った。
 しかし、そんなはずはない。十年前、アル・カイダはまだつくられていない。十数年前、オサマ・ビン・ラディンはソ連をアフガニスタンから追い出すため、米CIAの下に働いていた。
 「しかしイラクは大量破壊兵器を持っている
 そうだろうか。高度な専門知識を持っている国連査察団はまだひとつも見つけていない。
 「それはイラクがずるがしこく隠しているという証拠にしかならない。したがって、イラクを食ってやる!
 実のところ、イラクには大量の石油がある。世界第二位の埋蔵量だ。君はアメリカの石油企業家(ブッシュもチェイニーもそうだ)が他人の石油を盗むのを手伝うために入隊したのだろうか。国連安保理事会は12対3でイラク侵略に反対し査察継続を求めた。2月15日、イラク侵略に反対するため世界中で一千万人の人々があつまって、史上空前の大規模なデモをした。アメリカ政府は孤独になっている。ここで提案する。君は行かなくてもいい。行くな。

沖縄金曜集会 
TO ALL GIs

Do you remember the old fable of the wolf and the lamb?
The wolf and the lamb were drinking in a stream. The wolf said,"YOU ARE MUDDYING MY DRINKING WATER!" But the lamb said, "How could I? I am downstream from you." Then the wolf said, "SIX MONTHS AGO YOU INSULTED ME!" But the lamb said, "How could I? Six months ago I wasn't born yet." Then the wolf said, "WELL, YOUR KIND IS ALWAYS INSULTING MY KIND, SO I WILL EAT YOU UP." And he did.
The truth is, the wolf was hungry.

Now we have a new fable. At the United Nations Security Council, Colin Powell said, "IRAQ HAS BEEN COOPERATING WITH ALQAIDA FOR DECADES." But how could it? A decade ago AlQaida hadn't been founded yet. A little more than a decade ago, Osama bin Laden was working for the CIA, fighting to drive Soviet troops out of Afghanistan. "BUT IRAQ HAS WEAPONS OF MASS DESTRUCTION." Oh really? The U.N. inspection team, who are experts at this, haven't found even one. "THAT ONLY PROVES THAT IRAQ HAS BEEN DEVIOUSLY HIDING THEM, SO I AM GOING TO EAT IRAQ UP!"
The truth is, Iraq is loaded with oil. Second in the world. Did you join up to help American oilmen (both Bush and Cheney are oilmen) steal other people's oil? The United Nations Security Council voted 12 to 3 against invasion of Iraq, and supporting a continuation of UN inspection. On Feb. 15, ten million people came together in the greatest demonstration in the history of the world, to oppose invasion of Iraq. The U.S. government is isolated. Here is a suggestion: YOU DON'T HAVE TO GO. DON'T GO.

Signed:The Okinawa Friday Assembly

2月21日(金)ジュゴンの家日誌
東海岸から日本で未確認の新種の貝が8種みつかった!という記事を切り抜く琢磨さん 今日の篠原さんからの花はいけばな!!
そしてうららちゃんが作った「イラクの子どもたちに医療を!」カンパ箱にカンパを入れる!
 晋くんへの手紙
 こんにちは。お久しぶりです。2月11日にそちらにお話を伺いに行ったものです。覚えてらっしゃいますか?今日はじめてジュゴンの家のホームページを拝見しました。ワシントンでの反戦デモやイラクを訪れた方のお話、基地移設反対の具体的な活動を知ることが出来て、自分には知らないことが多すぎるほどあるとあらためて実感しました。
 私は晋君(すいません!フルネームがわからないから)と同い年だけど、私と比べて晋君はほんとにしっかりしていて驚きです。昨日、今回の沖縄スタディーの報告書を完成させました。その冒頭の言葉は私の胸に残った晋君の言葉を使わせていただきました!それは、「沖縄を好きになってください」というものです。私今回の沖縄スタディーで沖縄を好きになりました。だからもっと沖縄のことを知っていきたいと思います。平和や環境について真剣に考える姿勢に感動しました。今年の夏はきっと沖縄に行きます!そのときはいろいろな沖縄を案内してくださいね。一緒に沖縄や世界やその他たくさんのことについて語り合おうよ!
2月19日の日比谷野外音楽堂での反戦集会に参加したという方から、ヨッシー&ジュゴンの家の写真が届きました。
じゅごんの家 御中
 
ジュゴンの家一周年のお祝いの時に、真喜志さんに連れられて
突然おじゃました浅井です。
ご無沙汰しております。
 
昨夜、日比谷野音での反戦集会の取材時に、ヨッシーさんとお会いし、
お話しすることが出来ました。
 
添付ファイルは、その時に集会写真です。




2月19日(水)
晋くんの「命を守る会」日誌
2月18日(火) 今日はありちゃん、なんちゃん、嘉陽のおじぃ、祐治さん、晋の5人で辺野古の貝拾い。おじぃが掛け声で盛り上げてくれました。「いやささ!!ほいやっやーーー!!若者パワーおーー!!」午前中はなんちゃん、ありちゃんが滑車を引っ掛けるやぐらを作りました。午後はとにかく貝拾い、皆で交代交代で拾いました。ありちゃんもなんちゃんも腰が痛くなった様子、でも嘉陽のおじぃはぴんぴんしている、僕も手に豆がたくさん出来たけれど久しぶりに体を動かして楽しかった。五時頃まで拾って、まだ貝がありました。また次の機会に拾う事にして今日はお開き。ありちゃん、なんちゃん、お疲れ様でした。またやろう!
新聞より

イラク側、監視付きで行動規制/喜納昌吉さんピースコンサート

 【バグダッド18日=金城倫明】国連の査察継続中のイラク。市民の表情は表向き明るいが、17日夜、日本から訪れた喜納昌吉さんのピースコンサートには一般市民の姿はほとんどなく、イラク側の複雑な情勢を浮き彫りにした。喜納さんらのイラク訪問団は18日午前(日本時間同日午後)バグダッドを出発、アンマンへ向かった。

 訪問団滞在中の4日間、バグダッド市内は通信事情の悪さを除けば見た目は平静そのもので、チグリス川河畔では子供たちが歓声を上げていた。ただ、記者を含む18人の訪問団メンバーにイラク政府要員5人が警護を兼ねた監視で付き添い、単独行動は規制した。

 沖縄からやってきた喜納さん一行をイラク側は厚くもてなし、コンサートのフィナーレでは民族楽器アラビックを贈呈した。イラク政府はまた9月に同国で開催されるバビロニア音楽祭に喜納さんとチャンプルーズを再び招待する、と約束した。

写真説明:街角の至る所にフセイン大統領の写真や看板が目に付く=16日、バグダッド市内

普天間爆音訴訟、原告数400人に倍増

 【宜野湾】米軍普天間飛行場の騒音に悩む周辺住民が、米軍機の夜間から早朝までの飛行差し止めや身体、精神的被害への損害賠償などを求めて提訴した「普天間基地爆音訴訟」の原告数が、提訴時の200人から約400人と倍増する見込みであることが、18日までに分かった。20日に行われる第1回口頭弁論には裁判所の手続き上、原告数の追加は間に合わないが、次回口頭弁論までには追加していく。

 今訴訟を呼び掛けた「普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団」(島田善次団長)事務所には、昨年10月29日の提訴以降、原告に加わろうと自ら訪ねてくる市民が多数いたという。同訴訟団も、提訴後に市内の防音工事区域の住民を対象に再度説明会を開いて参加を呼び掛けた結果、原告数は今後の追加も加えると約400人となる。

 島田団長は「(市民は)今までうるさいと思っていたが、どこに訴えていいのか分からなかったのだと思う」と話し、2次、3次訴訟に向けて原告を増やす意向を示した。

 原告弁護団の新垣勉団長は「提訴をきっかけに、潜在的な騒音被害があるということを、市民らが自覚し始めたのではないか。これからも原告は増えるだろう」と話した。

慌ただしい偵察機発着/嘉手納基地

 【嘉手納】弾道ミサイルなどを偵察する機能を備えた特殊情報収集機が、米空軍嘉手納基地に相次いで飛来している。イラクや朝鮮半島情勢の緊迫化を受けたものとみられる。

 18日時点で確認されているのは、いずれも米国ネブラスカ州オファット空軍基地所属のRC135U型(コンバットセント)、S型(コブラボール)それぞれ1機とW型(リベットジョイント)2機、大気観測機のWC135W1機の計5機。17日は午前7時に弾道ミサイルの偵察を行うRC135U型が離陸し、午後5時前に再び飛来。また、午後2時ごろにはW型が空中給油機と共に離陸した。

 通常、嘉手納基地はRC135W型の1機態勢になっている。

揚陸艦、巡洋艦相次いで寄港/ホワイトビーチ

 【勝連】勝連町のホワイトビーチに18日までに、米海軍佐世保基地所属ドック型揚陸艦フォート・マッケンリー(15、726トン)、米海軍横須賀基地所属ミサイル巡洋艦ビンセンズ(9、407トン)がそれぞれ寄港した。寄港目的や任務などは不明。

写真説明:嘉手納基地に飛来している米空軍のRC135U型(コンバットセント)=18日午後4時41分

ジュゴン保護訴え行進/那覇

 米軍普天間飛行場の代替施設建設による影響が懸念される、沖縄本島近海に生息するジュゴンを守ろうと「ジュゴン・ちゃんぷるウオークイン那覇」が那覇市内で行われた。ジュゴンにふんした参加者が国際通りを歩き、保護を訴えた。

 ジュゴン保護キャンペーンセンター(宮城康博代表)が環境NGOなどに呼び掛けた。県民広場では、ジュゴンをイメージした衣装の参加者などが集まり、「基地は絶対造らせない意思で頑張りたい」「ジュゴンを守ろう」と訴え、名護市辺野古沖への代替施設建設阻止と埋め立てによるジュゴンへの影響を警戒した。

写真説明:ジュゴン保護を訴えた「ジュゴン・ちゃんぷるウオークイン那覇」=16日、那覇市の県民広場


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