ジュゴンの家・日誌
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西 陽子
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12月A

10月からイラク現地の人々に医薬品を届ける活動をしてきた白井さんを沖縄に迎えて、イラクの        現状をつたえる報告会が行われます。
 イラク派兵反対! 基地反対! イラク−沖縄−韓国を結ぶ市民集会


日時:12月14日(日)午後2時から午後5時
場所:沖縄大学3号館101号室(資料代500円)

◆最新のイラク現地報告: 白井耕祐さん

沖縄平和市民連絡会は1月と5月の二度、イラク訪問を実施しました。イラクの人々と手を繋ぐことを目的とした出会いの旅(1月)であると同時に、医薬品等を届ける謝罪の旅(5月)でもありました。現在も医薬品を届けるたに白井さんが派遣されています。12月6日までイラクに滞在し、イラク現地の人々に医薬品を届ける活動をしてきた白井さんが、民衆の視点から見たイラクの現状を報告します。

◆韓国「一坪地主」の基地移設反対、イラク派兵反対運動
 報告@: 米軍基地拡張反対平澤(ピョンテク)対策委員会の代表
 報告A: 10.31「米軍基地の平澤総集結反対」集会の沖縄参加者一同

 進行中の在外米軍再編の一環として在韓米軍においては、鳥山(オサン)米軍基地の拡張が大きな焦点になっている。U2偵察機の飛来でも明らかになったように、沖縄の嘉手納と韓国のオサン基地は直結しており、「普天間の名護移設」も連動している。

 10月31日にオサン基地の地元・ピョンテク市で、大規模な反対集会がもたれ、沖縄から4名が参加した。

 ピョンテク市の米軍基地拡張・移設反対運動では、沖縄の一坪反戦地主会にヒントを得た「土地一坪買い取り運動」により、運動が広範な住民に支えられている。10.31集会では、「イラク派兵反対!基地移設反対!」のスローガンが二本柱として掲げられた。韓国の現在を報告してもらう。

共催:沖縄平和市民連絡会/沖・韓民衆連帯
問い合わせ連絡先:沖縄平和市民連絡会代表世話人:平良夏芽 (電話:098−945−3999)


イラクへ行っていた白井さんが、13日(土)午後11時15分 JTA059便で羽田から那覇に到着します。
皆さん是非空港に出迎えに行ってください!!

12月13日(土)

第23回 土曜 辺野古浜集会
きょうの参加者は20名。うららちゃんが篠原さんと一緒に参加。
大西照雄さん
「ひとりひとりが海草の種類などをわかるようになった方がいい。」
「浜集会で学んだ事を新聞に投稿するなどして、活かし、意思表示をしていきましょう」
「命を守る会」代表・金城祐治さん 参加者は20名
吉川さんから、県議会軍特委の傍聴に行った報告
「与野党が県側に釘を刺す、という感じでした。県の対応は曖昧で、防衛施設局に任せる、といった印象」

「防衛施設局が行った説明会の資料の矛盾点に対しても、与野党から追求がありました。ボーリング調査のヤグラの“総設置面積”といっていますが、これは細いパイプが海底に接する面積なんですね。みなさん騙されないでくださいね。」

大西さんからも資料のごまかしへの指摘。
「設置面積(実際に使用される面積)を表すのに“約”何平方メートルという言葉でごまかしている」
大城ヨシタミさん。
県に対して、東恩納琢磨さんが陳情書を提出しました。
@説明会を一般の住民に対し行う事
A辺野古区域をジュゴンの保護区にという内容です。が、県は『要望は1つ』として、月曜に再び提出を求めました。

嘉陽のおじいが登場。

ヨシタミさんの報告に嘉陽のおじいも
「ウンウン!!」とうなづき聞き入る
晋くんからキャンプ・シュワブの米軍演習の報告
フリーライターの安里英子さんも来ていました 希代子さん
(夏芽さんは今日イラクから帰ってくる白井さんを迎えに成田空港まで行っています。)
「先週言っていたカヌー練習用のウエットスーツを作ります。来週、業者の人に来てもらって、ここ(辺野古の浜)で採寸したいと思います。希望者は私まで!!」
晋くんの「命を守る会」日誌
12月12日(金)
今日は県議会の傍聴行動だったため、祐治さん(「命を守る会」代表)とおばぁ3人が、朝早くから傍聴に出て行きました。
金曜日当番の小禄さんは「行きたかったけど、ちょっと朝が早かったねぇ・・」とくやしがっていました。
帰ってきたおばぁ達は、「防衛施設局のいいなりか、県は!!」
「良いことを言う議員もいたさぁ。ああいう人達にがんばってもらわないとねぇ。」と言っていました。
昨日の名護市と同じで国にものが言えない自治体の県。一体なんのためにあんなにはばをきかせて仕事をしているのだろう。
法律を作るのも、法律を変えるのもその国に住む人。間違っている事を市長、県知事がやっている時に人として向き合う人がいないといけないと思います。

今日の午後は韓国から新聞記者の方が来られて取材していきました。沖縄、韓国が色々な形で繋がっていける良いなと思います。

明日は朝が辺野古浜集会。午前8時〜
それから、午後11時にイラクから(東京を経由して)白井さんが沖縄・那覇空港に来ます。皆で迎えに行きましょう。
昨日の夜
明日朝の便で東京に旅立つアリちゃん・ようこさんを見送ります。ビールで乾杯!! ウナギ丼・
アサリとワカメの味噌汁
お客さんのマサ子さんが差し入れしてくれた漬物。キムチ風味でおいしい
<2003年12月12日 夕刊 1面>

ボーリング調査に批判/普天間代替

 県議会は十二日午前、米軍基地関係特別委員会(仲里利信委員長)を開き、米軍普天間飛行場の代替施設建設に向け、那覇防衛施設局が県に申請しているボーリング調査への対応について協議した。

 県文化環境部の久高将寛次長は「県が委嘱している専門家の意見も踏まえ判断する。専門家の名前は部としての判断を示す際に公表する。(那覇防衛施設局の調査結果への)疑義については、きちんと意見を述べたい」と述べた。

 また、施設局が県教育庁文化課に提出している国の天然記念物ジュゴン保護に関し文化財保護法に基づく同意の必要性の有無を確認する照会文書への対応について、井上勝己次長は「年明け早々にも結論を出す方向で作業を進めている」と述べた。

 施設局が専門家の氏名を公表しないまま環境への影響がほとんどないとしていることに、与野党から批判が相次いだ。宮平永治氏(自民)は「県は氏名公表が望ましいと言いながら(施設局に)行動を求めないというのはおかしいのではないか」と、県の姿勢も批判した。

 午後、米陸軍による金武町のキャンプ・ハンセン「レンジ4」への都市型訓練施設建設問題で、抗議決議に向けた協議を行う。

<2003年12月12日 夕刊 7面>

文書開示を延期/辺野古調査

 米軍普天間飛行場代替施設建設予定地の辺野古沖ボーリング調査で、那覇防衛施設局は十一日、環境団体メンバーから出されていた現地調査にかかる文書の開示請求に対し、情報公開法に基づく特例措置として延期することを決めた。延期理由について「文書が大量で、開示決定に慎重を要するため」としている。

 開示請求した沖縄大学の土田武信助教授や沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団が同日午後、県庁で会見し、明らかにした。土田助教授は今年十一月、施設局に同調査に関する一切の文書開示を請求。十一日が回答期限だった。

 施設局側は回答期限について「一月十三日までに可能な部分、残りは二月九日まで開示決定する」と説明している。

 土田助教授は、ボーリング調査に助言した専門家の氏名公表問題などを挙げ、「法制度を政治的に利用している」と反発。不服申し立ても検討しているという。

 ジュゴンの家ニュース   発行:ジュゴンの家
  沖縄県名護市城2-13-2
  Tel&Fax (0980)54−2948 
第66号 2003年12月11日発行
 第22回 土曜浜集会 
←与那覇さんが見つけたヤドカリ。「子どものころヤドカリの顔を出させるのに、こうやったんだよ」とハァーと息を吹きかける夏芽さん。

最近はゴミも少なく小さなゴミ袋で間に合います。ゴミを拾ったら話合い。
ボーリング調査について防衛施設局が説明している内容がメチャクチャなところを、大西さんが傘で図を描いて説明。柱を立てるのに傷つける海底面積を実際よりも少なく算出している。 祐治さんから辺野古の様子の報告。
名護市議会報告。大城ヨシタミさん。 「白井さんから送られてきたビデオは夜景をとっているのですが、ずっと銃声が聞こえます。あとで見たい方は見てください」と夏芽さん。 「住基ネット学習会」と「やんばる名画同好会」のお知らせをするともちゃん。
最後はしんやさんの歌。「♪一つの青い空、一つの青い海」 浜集会が終わったあと、「命を守る会で白井さんが送ってきたイラクのビデオをみる。ライフルが連射されているようなすごい銃声がずっとなっている。静かな時が無い。銃声と銃声の間が20秒となかった。
晋くんの辺野古日誌
12月9日(火)
朝、米軍の演習がありました。
朝9時30分辺野古に着くと2台の装甲車が辺野古の米軍側の浜辺に来ていました。
今まで辺野古で見られていた水陸両用戦車(海も陸も走る装甲車)とは少し違います。
いつものものは、キャタピラのタイプですが、今日いたのは、タイヤのタイプです。
9時40分頃、キャタピラのタイプも2台出てきて、計4台は辺野古の海100メートル範囲をいったりきたりする程度でしたが、何か試験的に動かしているようでした。

タイムス、新報に取材をしてもらいました。キャンプシュワブ500メートル範囲は通告なしで演習を行っていいという規定がある、という事を教えてもらいました。だからといってこの海を使っていい事ではない!

その後、米軍兵器に詳しい方に話を聞きました。キャタピラのタイプは基本的な水陸両用戦車ですが、タイヤのタイプは特殊な機種で、8種類あるそうです。
今日見た中で、4輪あるのが指揮官タイプの装甲車。3輪のタイプは放射能、生物、科学兵器対応の装甲車だそうです。3輪タイプはつい最近配備されたもので、やはり試験的に今日、動かしていたものと思います。
このような兵器が配備される事自体が何を意味するのか、とても腹が立ちます。

つい最近の演習では、ブルービーチで大規模な野戦病院の演習が行われたそうです。
排便などの処理作業から人員救助まで。米兵の制服が皆、砂漠の迷彩だったそうです。

しばらくの間、米軍の演習が目立たないと思っていましたが、間違いでした。野戦病院の訓練をするという事は米軍は臨戦態勢に入っているという事です。とてもとても許せません。
12月9日(火)のジュゴンの家日誌

昨日、サチさんからダンボール6箱分の衣類や食器の寄付があり、おかげで、今日の売上げも好調!!
一日中人がやってきて、にぎやかでした。
 午後からうららちゃんは辺野古の「命を守る会」へ嘉陽のおじぃに会いにいきました。
カウンセラーの近藤先生が発売前の新刊本を進呈しにジュゴンの家にきてくれました!この本にはなんとうららちゃんのことも書いてあります。 「本当にやりたいこと」を見つける本
    近藤 裕
    ダイヤモンド社
              定価 1300円

ジュゴンの家でも販売しています!
 欲しい方はジュゴンの家まで・・・・。
    ジュゴンの家ホームページ・アドレスhttp://www47.tok2.com/home/dugong/index.html



12月12日(金)そのA

第123回 金曜集会
平良夏芽牧師。白井さんが帰ってきます。僕もイラクから戻ってきた時、みなさんが盛大にむかえてくれたのが本当にうれしかった。白井さんのこともみんなで迎えましょう。僕は今夜成田へ迎えに行きます。広島からもきてくれるそうです。うれしいです。
ブッシュは、イラクに軍隊を出さない国は復興支援をする権利がないと言った。本当の復興支援なら、それは義務であるはず。ブッシュのいう復興支援というのは石油輸出体制をつくること、石油利権の奪い合いだということははっきりしている!
晋くんの辺野古日誌を読み、うららちゃんの事が書かれている近藤先生の本を宣伝するようこちゃん。3冊売れました。夏芽さん、佐喜眞さんがおつりはカンパ!といってくれました!あと、ジュゴンの家ニュースを毎週ありがとう!といってカンパをいただきました。 金城じゅん子さん。奥間川を保護するため、共同で買った土地が、ダム建設の予定地としっかり重なってしまいました!建設のためのボーリング調査を拒否し、機器も撤去させたそうです。地図の黄色い部分が金城さんたちが所有している土地。赤線がダム建設予定地。これが止められればみんなの力になると思います。
 みなさんは、小学校、中学校で国語の成績5段階評価のうちいくつでしたか?私は最近、国語の成績が1かもしくは0.5ではないかという人を知りました。小泉純一郎という人です。
 彼はイラクへの自衛隊派兵の話をするときに憲法前文を引用しました。でもその解釈はまちがっています。そのことを分かっているから、彼は語気を強めるしかなかったのではないでしょうか。
 平和のうちに平和をつくり、国際社会に貢献する・・・というのが正しい解釈です。軍隊を派遣して国際社会の仲間入り、というのは違います。
 彼が絶対に引用できなかった部分があります。「政府の行為によって再び戦争の惨禍(さんか)がないことを決意する」
 戦争は政府がおこすもので、民衆がおこすものではありません。民衆は安全に暮らしたいと願っています。
 小泉さんは読むべきことを読み捨てた。彼の言葉にだまされるほど、私たちはおろかでしょうか。私たちは国語の成績は3以上あります。(ね?と、みんなに問いかける。みんなは笑う)。私は6あります(修さんもみんなも笑う)。
 彼が日本の首相として選ばれていることは私達の恥です
 アメリカが力があるだけに、犯す過ちは大きい。自らの力、軍隊で国を滅ぼさせてはいけないのです。アメリカ人も死んではならない。
 私たちはあらゆる基地、あらゆる軍隊に反対し、良心的な連帯の力をもって前進しなくてななりません。
韓国から来たヤン・ヨンドンさん。ヨンドンさんのいるピョントク市は、辺野古同様新たな基地が押し付けられようとしている。「こんな美しい島に基地がたくさんあることに驚いた。基地に反対している運動と出逢えてうれしい。共に闘って土地を取り返そう」 又吉さんが最後の閉め。白井さん滞在費用捻出カンパのよびかけ。(白井さんはイラクでの滞在費や移動費、バスチャーター費用など自分でだしているそうです・・・夏芽さんの話より)。あと、地位協定を変えようというNPO立ち上げの話など、アンテナをたてていましょう。今日は17人が来ました。
近藤先生のお宅に、本を仕入れに行きました。 かえるが6匹で、「迎える(六かえる)」 チャイム代わりの、ドラ。




12月12日(金)

うららちゃん日誌
きょうもお客さんがいっぱい!!

新垣さん、篠原さん、親川さん、が来てゆんたく・・・・(女の園・・・・)
「近藤先生が書いた本を送って」、と母から電話があった事を話したら、一緒に送って、と新垣さんからお母さんにおみやげを頂きました。おかーさん、送るからね!!

他にも、正人君、梅木さん、マサ子さんとたまさんが来てお茶会。マサ子さん達は今日パーティーだそうです。おしゃれするための服や、ガラスの器などたくさん買って行きました。

近くに住むAさんも来て、着物とげたを買っていってくれました。いっぱい売れたぞー!!
写真:マサ子さんがくれた手紙と、貝、海の砂などが入ったかわいい袋。
晋くんの「命を守る会」日誌
「海上基地建設を前提としたボーリング調査に反対し、市民への説明を求める要請」報告

今日の15時から県民会議による名護市への要請行動がありました。

要求事項
「@自然環境破壊につながるボーリング調査について県、那覇防衛施設局に対して中止を求めること。」
「A市民への説明会を十分にもつこと。」
「B海上基地建設受け入れを撤回すること。」

名護市2階にある会議室で行われました。集まった人は総勢20名。
僕達の相手をしたのは、名護市長でもなく、名護市助役でもなく、基地対策室長のなかまさんでした。
市長、助役が対応出来ない事に関しては「議会が開かれているため」としました。

こちら側から出た質問、なかま基地対策室長の解答
Q。名護市は今回のボーリング調査は護岸工事のための認識しているのか。それとも基地建設の着工という認識か。
A。護岸工事のためとの説明を受けていますので・・・(はっきりしないのでもう一度答弁を求めると)環境アセスメントはやっていかなければならない。

Q。県は環境に影響するのか、ジュゴンに対してはどうなのかという事を総合的に独自の専門家の調査をするといっている。結果が出たら専門家の名前の公表をすると言っている。名護市は独自の調査などはしないのか。
A。今の所そういう事を議論していない。市長、助役に伝えます。

Q。現地技術調査の資料の中に護岸を作るにあたっての設計資料はないのか。そちらだけもっているという事はないのか。 
A。資料は全て公表するようにしている。
(この中だけの資料で判断しているとなれば大問題だ。何を、どんなものが立つのかも想定していない。と言われると無言でした。)

Q。防衛施設局の資料(11月27日の資料)の中には専門家の助言なるものがあるが、この専門家の名前の公表は求めていかないのか。
A。立場上お答えできないが、公表は求めていかない方向だと思っている。

Q。認識がはっきりしていない。名護市として、このボーリング調査は護岸工事のためだと思っているのか。
A。護岸工事のためと考えている。
Q。ならば、このボーリング調査、護岸工事が基地本体の工事と不離一体というものだという事が明るみになった時、ボーリング調査を中止にさせるのか。
A。ちょっと、お待ち下さい・・・(席を立って部屋を出て。資料を持って帰ってくる)
この文章の中に「ボーリング調査をするにあたって再度検討していく・・・(はっきり覚えていません)」と変えてあります。アセスメントはやらなければいけないと考えている。

「答えになっていない!!!」「しっかり答えてくれ!!」という言葉にただ、うなずく室長。緊張しているようでした。

Q。環境アセスメントはやらなければいけないというが、今行われようとしているのは、それを飛び越えている。
どう思っているのか。
A。しっかりと順序は踏まえなくてはいけないと考えている。

「一度も私達(ヘリ基地反対協)は市長と直接話したことがない。」
「一度だって名護市民に対して名護市、県、国は説明を行った事がない。」
「この市は民主主義などはない。」
「君たち、血税で食っている人々が国をうごかさんでどうする。」という訴えもありました。

最後に山内徳信さん。金城祐治さんがこの8年という中での思いを語りましたが、なかま基地対策室長はかなりカルチャーショックな顔をしていました。要請行動は1時間30分行いました。

かなりの追求があったり、その場にいた人達からの思いが語られたり、書けていない部分が多々ありますが、雰囲気が掴めれば良いなと思います。 12月中の行動はまだまだあります。
明日は県議会の傍聴行動です。辺野古からも行きます!!
白井さんは、13日(土)午後11時15分 JTA059便で羽田から那覇に到着します。
皆さん是非出迎えに行ってください!!
イラク現地速報
平良夏芽さんのホームページに、沖縄平和市民連絡会に集められた募金の30,829ドルを携え、10月22日からイラクへ行っている白井さんからの報告が載っています。
アドレスはこちら  http://www.asahi-net.or.jp/~qg2n-tir/iraq.html

No.35 12月9日(火)午前10時36分着

※東京の新聞社から「日本人一人が行方不明という未確認情報が入っているが白井さんの所在はつかめているか?」という電話が入り、通信が途絶えて三日目だったので非常に心配しました。バクダッドの共同通信の方がこちらに電話を下さり、白井さんの立ち回りそうな場所をお伝えして探していただき、白井さんと行動を共にしている方と出会い、白井さんが熱を出して寝ているが無事だということを確認できてホッとしていました。その後、届いたメールが以下のメールです。残りたい白井さんを引き戻す私の言動に、罪悪感が伴います。

すいません。
金曜は時間が取れずネットに行けず、きのう一昨日はまた熱が出てしまいました。どうもこんなに体が弱いようでは沖縄で農業ができないと思われそうで不本意なのでこれまで言わないでいましたが、イラクに来てずっと微熱と高熱を繰り返していました。この2日間は39度以上の熱が出て動けませんでした。
なんとか断食して治しました。
今朝、最後の薬の買い付けのためにラマディからのイラク人協力者をホテルで待っていたのですが、ドアのノックしたのは共同通信の顔見知りの記者でした。すいません。3日、メールできませんでした。朝一番にネットに行きたかったのですが、待
ち合わせもあって外出できませんでした。
共同通信はわたしの安否以外にもバスラで行方不明になったという日本人カメラマンの消息も探していました。今のホテルはバックパッカーもジャーナリスト志願の若い連中などだいたい何人か来ています。それらしい思い当たるひとはわかりませんでした。この2日間、部屋から出られなかったので誰がチェックアウトして出て行ったかもわかりません。

結局待ち人は現れませんした。今、メールが来ていて、ラマディからの道路が封鎖されてしまったそうです。予算4000ドルが残ってしまいました。

子どもシェルターに最後の別れを伝えに行ってきょうは終わりました。心引き裂かれるとはこのことでした。

熱がこのまま引かなければ、このままバグダッドに残れるとうなされがら考えました。

13日の朝8時に到着のエアインディア。バンコク便です。

*きょうもネットカフェでLANが使えず自分のパソコンで書きためたものが送れません。

白井

12月11日(木)

うららちゃん日誌
瀬嵩からバスに乗ってきてくれたマリコさん。

寒がりなので、ジャンパーなどの上着を買っていってくれました。
きょうは沖縄でやっとめぐりあったというイチゴを持ってきてくれ(食べたかったんだけどあまり見かけないらしい)、うららちゃんと2人で牛乳と砂糖をかけて食べました。
今日もたくさんお客さんが来ました。マリコさん、近所に住むおじさん、先生をしているKさん、山口洋子さん、などなど・・・


売上げはまずまず!!でした。
晋くんの「命を守る会」日誌
12月10日写真説明
←福岡の中学生が、命を守る会に平和学習に来ました。


→平良悦美さんが、韓国のお菓子を持ってきてくれました。とっても甘い!!
12月10日(水)

基地建設を止めるための行動日程が決まりました。お知らせします。

12月11日(木)
「県内移設反対県民会議要請行動」 沖縄県、防衛施設局、名護市役所。
・県は県庁に10時集合です。
・防衛施設局は施設庁に11時30分集合です。
・名護市には2階市長室前及び会議室に15時集合です。

こられる方はぜひ来てください。

12月12日(金)
「県議会一般質問傍聴行動」

国は17日の県議会が終わりしだい、18日に代替施設協議会を開く可能性が高いようです。
県議会に10時集合。

人数がたくさんいると盛り上がります。 集まれる方はぜひ。

12月15日(月)
「沖縄ジュゴン監視団ー県環境政策課を公害調停で申請」

場所は県庁の環境政策課と分かっていますが、時間が未定です。知っている方はお知らせ下さい。

12月16日(火)
「県内移設反対県民会議主催県民大会」

18時30分〜です。集会とデモをやります。
名護の方は17時にバスが名護市民会館から出ます。
16時45分に集合です。乗られる方は0980−52−6993ヘリ基地反対協までお問い合わせ下さい。

12月17日(水)
「やる事は決定。時間、場所が未定」
11日と同じ様な要請行動が行われます。時間、場所が分かり次第連絡します。

12月21日(日)
「名護市民投票6周年辺野古現地行動」

・11時〜カヌー教室(特別料金500円)
・11時〜15時まで平島ツアー。グラスボート、漁船2隻でピシ、イノーを探索して、命の海を体験します。(特別料金500円)
・15時30分〜市民集会。
・ワークショップもやります。環境アセスメントやジュゴンに関することが学べます。また、イラク戦争やあなたのサークルで伝えたい事歓迎します。
連絡先 ヘリ基地反対協 0980−52−6993まで。
※駐車場に関して。その日、辺野古の集落が年末の大掃除です。ですので、部落内への車の乗り入れは控えてください。
道案内。
名護方面。辺野古歓迎の看板が辺野古集落の一番上にあります。その辺野古歓迎の看板のすぐ右の道路(比較的大きな道路です。)に入り、300メートル程下って、ガソリンスタンドがある三叉路を左。真っ直ぐ200メートル程行くと小さな橋があります。その手前、左2つに道路が割れていますのでおくの道を進んでください。100メートル程行くと左手に埋め立て地があります。そこが駐車場となります。  (すみません、分かりにくくて・・地図がなかったので。)
那覇方面の方は辺野古バイパスを真っ直ぐ抜けると辺野古歓迎の看板が右手に見えます。

年末にかけて日程がびっしりになっていますが、基地を作らせないためにがんばりましょう。
平良夏芽さんからのメールより

平良夏芽です。白井さんの羽田から那覇に着く到着時間が決定しました。
13日(土)午後11時15分 JTA059便です。盛大な出迎えをお願いします。
イラクへ行っていた白井さんが(東京経由で)沖縄に帰ってきます。皆さん是非空港へ出迎えに行ってください!!
沖縄の新聞より
<2003年12月11日 朝刊 1・2面>

派遣反対を決議/南風原町議会

 南風原町議会(城間兵勝議長)は十日の本会議で、「イラクへの自衛隊派遣に反対する意見書」を賛成多数で可決した。同意見書可決は県内初。

 意見書は「国際社会の声に耳を貸さず武力攻撃に踏み切った米英の戦争は、国連憲章を踏みにじる無法なもの」と厳しく批判。「戦争状態のイラクに軍を派遣する国は、米国主導の占領の延長とみなされ攻撃目標になる恐れがある」と、自衛隊のイラク派遣に反対の意思を表明している。

 また「わが国や国際社会が果たすべきことはイラク国民への主権の返還、米英占領軍の撤退のタイムテーブルを明確にすること」として、国連中心の復興支援体制構築を求めている。決議の際数人が退席した。

<2003年12月11日 朝刊 25面>

35地点に無節サンゴモ/普天間代替ボーリング

 米軍普天間飛行場の移設先の名護市辺野古沖で、那覇防衛施設局が実施するボーリング調査の六十三地点の事前調査で、三十五地点に「無節サンゴモ類および小型藻類が著しく分布している」ことが十日分かった。無節サンゴモは、県文化環境部が「一般論としてさんご礁の成立に重要な役割を担っている」とする一方、施設局の作業計画についての専門家助言では「生態系での役割が小さい」と見解が分かれており、波紋を呼びそうだ。

 同日、名護市議会一般質問で宮城康博市議が、施設局が実施した「地質調査及び海象調査のための潜水調査(事前踏査)結果報告書」を用い指摘した。

 宮城市議は「特に(リーフ上で)十七カ所中十二カ所、(リーフ近くの外側で)十七カ所中十六カ所で著しく分布している」と明らかにした。

 名護市基地対策室は「施設局の報告内容は見ており、新聞報道などでも承知しているが、県の中で検討材料となっている。(市としては施設局の)説明会での内容について承知しているだけで、それ以外の理解はない」と述べるにとどまった。

 宮城市議は「陸地に近いリーフ内ではジュゴンのえさとなる海草と藻場が影響を受け、陸地から離れたリーフ上と外ではサンゴモが影響を受けることが、資料からはっきり分かる」と述べ、「施設局に助言した専門家名の公表が必要だ」と強調した。

 無節サンゴモについては、四日の県議会十二月定例会で、県の屋嘉部長市文化環境部長が「一般論として、死んだサンゴの破片を接着させ、さんご礁の成立に重要な役割を担っているといわれている」と答弁している。

<2003年12月11日 夕刊 5面>

県同意の判断「年明け」/辺野古移設ボーリング調査
土建部長言及

 米軍普天間飛行場の代替施設建設に向け、那覇防衛施設局が県に提出している名護市辺野古沖の海底をボーリング調査するための公共財産使用協議書の同意について、安慶名正行土木建築部長は十一日、「県の同意の判断は年明けになる」との考えを初めて示した。

 県内の平和団体や政党で組織する「基地の県内移設に反対する県民会議」の山内徳信共同代表らの要請に対して、明らかにした。

 施設局は、十一月十七日に非公表としている専門家の助言をもとに、サンゴに影響する面積は「おおむねなし」などとする協議書を県に提出している。

 環境政策課の上間仁課長は「県として専門家の意見の聴取を始めた段階」と述べ、県が委託した専門家からの意見を取りまとめるまでには、一定程度時間がかかるとの認識を示した。安慶名部長は各部局の意見取りまとめを踏まえ「総合的に判断したい」との考えを示し、同意の是非については言及しなかった。

 山内共同代表らは、ボーリング調査への不同意や、県としてジュゴン保護計画を県民に明らかにすることを求めた。

 同会議は、那覇防衛施設局の千田彰次長へも要請。「環境への影響を否定している専門家の氏名、職業などを直ちに明らかにすべきだ。法的措置も辞さない」と専門家の公表と、ボーリング調査の撤回を求めた。


12月10日(水)

晋くんの辺野古日誌
12月9日(火)
朝、米軍の演習がありました。
朝9時30分辺野古に着くと2台の装甲車が辺野古の米軍側の浜辺に来ていました。
今まで辺野古で見られていた水陸両用戦車(海も陸も走る装甲車)とは少し違います。
いつものものは、キャタピラのタイプですが、今日いたのは、タイヤのタイプです。
9時40分頃、キャタピラのタイプも2台出てきて、計4台は辺野古の海100メートル範囲をいったりきたりする程度でしたが、何か試験的に動かしているようでした。

タイムス、新報に取材をしてもらいました。キャンプシュワブ500メートル範囲は通告なしで演習を行っていいという規定がある、という事を教えてもらいました。だからといってこの海を使っていい事ではない!

その後、米軍兵器に詳しい方に話を聞きました。キャタピラのタイプは基本的な水陸両用戦車ですが、タイヤのタイプは特殊な機種で、8種類あるそうてです。
今日見たの中で、4輪あるのが指揮官タイプの装甲車。3輪のタイプは放射能、生物、科学兵器対応の装甲車だそうです。3輪タイプはつい最近配備されたもので、やはり試験的に今日、動かしていたものと思います。
このような兵器が配備される事自体が何を意味するのか、とても腹が立ちます。

つい最近の演習では、ブルービーチで大規模な野戦病院の演習が行われたそうです。
排便などの処理作業から人員救助まで。米兵の制服が皆、砂漠の迷彩だったそうです。

しばらくの間、米軍の演習が目立たないと思っていましたが、間違いでした。野戦病院の訓練をするという事は米軍は臨戦態勢に入っているという事です。とてもとても許せません。
昨日のジュゴンの家日誌
昨日、サチさんからダンボール6箱分の衣類や食器の寄付があり、おかげで、今日の売上げも好調!!
一日中人がやってきて、にぎやかでした。
 午後からうららちゃんは辺野古の「命を守る会」へ嘉陽のおじぃに会いにいきました。
カウンセラーの近藤先生が発売前の新刊本を進呈しにジュゴンの家にきてくれました!この本にはなんとうららちゃんのことも書いてあります。 うららちゃん、早速手にとって見る。「ちゃんと書けてますか?まちがってませんか?」と近藤先生。内容をチェック!?するうららちゃん。
本の紹介! ジュゴンの家のうららちゃんのことも載っています!!
 
  「本当にやりたいこと」を見つける本
         近藤 裕

     ダイヤモンド社
     定価 1300円



 「この仕事でいいの?」
 「この恋でいいの?」
 「本当の私はもっと違うはずなのに・・・・・・」
 人気カウンセラーが、あなたの悩みを解消します!



 ジュゴンの家でも販売しています!
 欲しい方はジュゴンの家まで・・・・。
12月10日(水) 今日のジュゴンの家

 昨日、今帰仁で喫茶店をしているお客さんに「たくさん衣類や靴、食器が入りましたよ!」と電話した。(これはお客さんの新垣さんのアドバイス)。そうしたら、早速、今朝9時、お店の前の花壇に座って開店をまっていてくれた。お姉さんを誘ってきて、二人で楽しそうに買い物をしていった。
 その2人と入れ替わりに、最近名護に引っ越してきた女性がやってきた。昨日初めてジュゴンの家に来て買い物をして、今日も気になって来てくれたらしい。お茶を飲みながら色々話した。人間関係のこと、女性間でのいじわるのこと、人のやさしさのこと・・・。「買い物なくても、遊びにきてください!」と言うと、又きます!といって帰っていった。
 お昼頃、悦美さんが修さんからの「ジュゴンの家」へのカンパを持ってきてくれた。悦美さんの子どものころの話をきいた。
 新垣さんがうららちゃんのインタビューが載っている『「本当にやりたいこと」を見つける本』を買いに来てくれた。「本はあさって近藤先生のところに仕入れにいくので、現物が入ってからお金をいただきます」と言うと、「お金払っておくよ」と、早速買ってくれた!第1号!
 その後、も続々とお客さんが来て、ほっと落ち着いた夕方、お母さんの介護をしている女性が買い物にきた。品物を見ながら、「ずっと一緒にいると、疲れちゃって・・・でもお母さんだから大切にしなきゃね」と話した。たくさん買い物をしてくれた。
 ・・・ということで昨日の8700円に続き、今日は久々の1万超え、12000円売れた!
毎日お店を開けるって、すごいなぁ。(ようこ)
沖縄の新聞より

調査中止を要請/普天間代替ボーリング 市民団体、専門家名の公表も<2003年12月10日 朝刊 27面>

 普天間飛行場移設先の名護市辺野古沖で予定されているボーリング調査について、名護市民らでつくる「市民アセスなご」(森山憲一、宮里要共同代表)は九日、那覇市の那覇防衛施設局に対し、環境アセスメント前のボーリング調査中止や、作業計画に助言した専門家名公表など、情報の公開を要請した。

 浦島悦子事務局長は「予定海域は、絶滅が危ぐされるジュゴンが生息する。調査が及ぼす影響は多大で、環境アセスメントの結果が出た後に実施すべきだ」と訴えた。

 森山代表は、作業計画住民説明会で一般市民の参加が制限されたことに「基地の騒音は住民全体にかかわる。市民の意思で自由に参加させるべきだ」と強調。ある会員は「名護市民だが、目の前の海で何が起きているか分からない。もっと情報を知りたい」と求めた。

 防衛施設局の担当者は「建物の建設規模や形を決めるために現地調査は必要。環境アセスメントに欠かせない」と説明。住民説明会については「名護市と調整している」とした。

批判よそに重大な一歩/自衛隊「戦地」派遣計画決定 県内平和団体、怒りの声<2003年12月10日 朝刊 27面>

 政府は九日午後、安全保障会議と臨時閣議を開き、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣などの「基本計画」を正式決定した。

 人道と日米同盟の名のもとに、日本は重大な一歩を踏み出した。自衛隊派遣の基本計画が閣議決定された九日。県内の労組や平和団体は「もっと慎重に論議すべきだ」「出れば引き返すのは難しい」と派遣反対の声を上げた。多くの県民が派遣反対、慎重論議を求める一方で、国際貢献の必要性を認める声も。県内の自衛隊員は「行けと言われれば行く」という覚悟とともに、「不安はある」と複雑な胸の内ものぞかせた。歴史の転換点に、「平和国家」が揺れている。

 今年二度にわたってイラクへ医薬品などを届けた平和市民連絡会の平良夏芽さん(41)=牧師=は「何のためにいくのか、という詳細な計画が決まらずに、なぜ自衛隊の派兵ができるのか。派兵ありきの決定だ」と語気を強めた。

 現在、救援物資を届けるためにバグダッドに滞在している仲間の白井耕祐さん(31)からは「夜には銃撃戦が絶えず、戦争状態が続いている」との報告があったという。平良さんは「主要な戦闘は終結したという認識は間違いだ。自衛隊員が命を落とし、イラクの人々を殺害してしまうことを恐れる。隊員やその家族が心配だ」と語った。

 沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会の中村文子事務局長(90)は「何ということだろう」と絶句した。沖縄戦の実相を通して、平和の尊さを訴えてきた中村さん。「自衛隊派兵は多くの人が反対している。国民の声を聞くのが政治ではないか。また、戦場に軍隊を送るなんて許せない」と怒りの声を上げた。

     ◇     ◇     ◇     

県民の声

米国の言いなり

 佐久田泰彦さん(35) 米国の言いなりはおかしい。戦時中、地上戦がない宮古でも特攻隊員が死んだ。戦闘地、非戦闘地の区別はできない。亡くなった井ノ上さんは同世代。派遣すべきではない。憲法九条を守るべきだ。(平良市、公務員)

納得できない

 仲村和子さん(34) なぜイラクに自衛隊を派遣するのか納得できないので反対だ。子を持つ親の心境として、戦場にわが子を派遣するかと思うと見ていられない。小泉首相は国民にきっちりと説明して判断してもらいたい。(南風原町、主婦)

復興なら賛成

 仲間亜矢子さん(26) イラク復興という名目であれば自衛隊派遣は賛成。国際貢献の観点から必要だ。ただイラクへ派遣された場合、身の危険はある。武器を持たずに行けば、ハチの巣に入るようなもの。武装も必要だ。(那覇市、アルバイト)

ぞっとする思い

 新垣富子さん(50) 最初から送ることが前提のようで強引だ。出てしまえば、引き返すのは難しい。現地に安全な所はないと思う。ほかに貢献の仕方があるのでは。戦争からは憎しみしか生まれない。ぞっとする思いだ。(宜野座村、事務員)

助けるべきだ

 大田孝全さん(75) 戦いに行くのならもちろん反対だが、給水などの住民生活の復興なら、あちらの国民を考えれば助けるべきだと思う。ただし、治安のいい地域で。だから現時点での派遣には賛成、反対が半々の気持ちだ。(国頭村、農業)

あきれている

 東江節子さん(45) あれよあれよと決まって、あきれている。派遣しなければ国際社会の中で取り残される、という意見があるようだが、自分が正しいと主張する仲間欲しさに日本を巻き込む米国に同調するのはおかしい。(具志川市、主婦)

民間主導で貢献

 大湾静江さん(37) 自衛隊員から犠牲者が出たら、政府はどう責任を取るのか。日本がイラク復興で果たせる貢献は、自衛隊派遣だけではないはずだ。復興支援は、イラクの治安が安定してから、民間主導で行った方がいい。(那覇市、主婦)

人的支援必要

 国永美智子さん(25) 資金提供だけでなく人的支援も必要。一方で、イラクはまだ戦争が終わっていないという不安もあり、自衛官は安全が保障されないまま行く。国際的立場からは派遣に賛成だが、感情的には反対だ。(石垣市、飲食業)

慎重に議論を

 新垣和男さん(37) 自衛隊派遣は反対。イラク国民が望んでいるのは物資の補給やインフラの整備であり、自衛隊派遣には疑問が残る。この問題はもっと慎重に議論すべきで、ほかの国際貢献の在り方も検討すべきだ。(読谷村、公務員)

頑張ってほしい

 吉原智之さん(24) 自衛隊派遣は賛成。隊員は日本国民を守ると同時に、海外派遣もあることを知って入隊したはずだ。危険にさらされる職務だと分かっているはず。イラク復興のために、しっかり頑張ってほしい。(宜野湾市、アルバイト)





12月9日(火)


街日誌より転載 12・9 自衛隊イラク派兵閣議決定阻止 国会前行動の午前 写真速報
全国各地からたくさんの人が集まって反対の声を上げる

             ↑


 先日は一日350人の人と出会って280名
の署名をいただいた。

残りの70名の内、50名はもう署名した人、
目が不自由なのでかけないという人。

つまり90%以上の人はイラク派兵に反対
している。

「僕の家に来て、家族・おじさんに話を
聞かせて下さい」という小学生もいた。
文化放送の人が「僕たちの望むもの…自衛隊をイラクに派兵しないこと」
を録音していきました。
 「♪ 自衛隊をイラクに送るな!

  イラクはイラクの人たちのもの」

をみんなで合唱しました。


埼玉の大田さんからのメール
いつもジュゴンの家のHPをみています。
沖縄の情報もさることながら、料理がすごく参考になります。
おいしそうな写真に、よし、きょうは、これ作ろうとか、やってます。

沖縄料理は大好きなのですが、こちらでは、沖縄の新鮮な食材の入手は困難、セダケのオバーの出店のような野菜は見てるだけでおいしそう。
料理のミソは、野菜だなあ、とつくづくおもいます。東京のわしたショップである程度、入手してますが、うまくいかず、得意なのはポークたまごだけという情けない状態ですね。

何年か前に、沖縄のある人に作ってもらった「中身汁」の味は忘れられない。
あれは、そうとう難しいですよね。ウチナーのオバーの「自慢の料理教室」とか、そんなコーナーを作ってくれると嬉しいなあ。

うららちゃんは、私の娘と同じ年頃、いつも元気でやってるかなー、娘と重ねてしまいます。ちなみに、私の娘はセダケの海岸、ヌーファの浜、沖縄民謡が大好きです。
沖縄の新聞より
基地所在地8首長、反対の姿勢/自衛隊派遣<2003年12月9日 朝刊 1面>

 イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣「基本計画」の閣議決定を控え、県内の米軍基地所在市町村の主な八首長は八日までに、復興支援の必要性は認めつつ、政府の説明不足や国民議論の欠如に懸念を示し、現時点で自衛隊のイラク派遣に反対の姿勢を示した。

 宮城篤実嘉手納町長は「なぜ自衛隊がイラクに行くのか説明がまったくない。日本の立場を鮮明にすることが国家として意味があると考えるなら、具体的に国民に説明すべきだ」と政府の説明責任の欠如を批判する。

 儀間光男浦添市長も派遣賛否の態度を保留しながらも、「戦闘行為がない地域が現地にあるのかどうか疑問だ。戦闘状態になったときの対応も十分説明されていない」と、派遣根拠の明確な説明が必要との認識を示した。

 人道支援や日本の国際貢献の必要性を認める意見は多いが、「日本の支援がどうあるべきかの議論が足りない。他国からの派遣要請で判断しているようで主体性がない」(儀武剛金武町長)と、議論不足や国民合意の不備を指摘する声も目立った。

 派遣以前に、米国主導のイラク戦争や復興支援に不信感を抱く首長も多く、「本来国連主導で行うべきだ」(志喜屋文康恩納村長)、「国連中心のイラク統治後に世界の理解を得て日本の役割が出てくる」(翁長雄志那覇市長)と国連の関与の必要性を指摘。

 仲宗根正和沖縄市長は「国際協調の枠組みの下で、日本の経済力や技術力をフル活用したイラク復興を望む」、岸本建男名護市長は「別の復興支援策を模索すべきだ」と、派遣以外の選択肢追及を求めた。

 伊波洋一宜野湾市長は「ブッシュ米大統領は来年の政権交代も予想される。日本が先制攻撃戦略に乗るのは間違っている」と、米国に追従する日本政府の対応自体を批判している。

辺野古海岸を装甲車が往来/名護、シュワブ内<2003年12月9日 夕刊 5面>

 名護市の米軍キャンプ・シュワブ内の辺野古海岸で九日午前十時すぎ、水陸両用の装甲車数台が海岸で演習しているような状況が確認された。そのうち二台の米軍車両は砂浜から海に数十メートル入ったり、砂浜に引き返したりを繰り返していた。名護市の基地対策室によると、米軍が周辺水域で訓練を実施する場合、通常は「海岸から五百メートル以上沖に出る場合、米軍は事前連絡するが、それ以内の水域だと連絡はない」という。また、午前十一時すぎには海岸から三百、四百メートル沖まで進む状況も見られた。

次代へ戦伝え20年/1フィート運動の会<2003年12月9日 朝刊 23面>

 「武力による平和はなく、軍隊による民主化はない」―。発足二十周年の「沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会」(牧港篤三代表)は八日の記念集会で、自衛隊のイラク「派兵」に反対する緊急決議を採択した。九日に予定される自衛隊派遣の閣議決定を前に、迎えた運動の節目。沖縄戦の悲惨な実相を訴えてきた関係者らは「再び戦場に足を踏み入れる暴挙」「平和運動の正念場だ」と強い危機感を訴えた。

 「今こそ 国の交戦権を認めない 憲法九条を掲げて進もう」というアピール文を前面に掲げた集会会場。事務局長の中村文子さん(90)は「時代が移り変わり、親も教師も沖縄戦を知らない。語り継ぐことの大切さを痛感する。戦争体験者が年々少なくなる中、フィルムで残された記憶は今後さらに力になる」と県民ぐるみで積み上げてきた運動を振り返った。

 戦前、教師として子どもたちを戦場に送り出したつらい体験を持つ中村さん。「再び戦前を迎えたというだけではなく、まさに戦争に加担する状況にきている。平和を求めるために県民すべてが真剣に考えてほしい」と語気を強めた。

 「いまこそ平和のために」と題したアピールは、9・11の同時多発テロを契機に、急速に高まる武力容認の風潮が強まっていることを指摘。「女師・一高女ひめゆり同窓会」の石川幸子さん(78)は「事務局に送られる質問にも、戦争を容認するような挑発的な内容の手紙が届き、社会がだいぶ変わったという印象を受ける」という。

 運営委員の真栄里泰山さん(59)は「平和運動の真価が問われる時代だ。ただスローガンを叫ぶだけではなく、戦争の本当の姿を訴え、対話をしていくことが大事になっている」と強調した。

 アピール文を読み上げた沖縄国際大一年次の伊佐真一朗さん(18)は、中村さんの講演をきっかけに平和について考えるようになったという。「多くの戦争体験者の話を聞き、戦争の怖さを実感した。沖縄戦の実相に触れることから始めなければ」と力を込めた。

 同会は、米国立公文書館に保存されている沖縄戦フィルムを県民の募金で買い取り、公開する運動を続けた。

 二十年間に三百十三本、約十一万五千フィートを入手した。主催した上映会で約九万五千人を動員、ビデオは一万一千本近くが販売された。

 家庭でも日常的に沖縄戦を語り合うために、対馬丸の沈没した日や米軍上陸日などを書き込んだカレンダーを制作する予定だ。



12月8日(月)

今日のジュゴンの家
じゅんこさんがヤンバルの森にいく途中に寄付のお皿や差し入れのサーターなどをもって遊びにきました。 焼き芋屋のおじちゃんの紹介でジュゴンの家に来たマサ子さんとたまさん。 今日の夕食は・・・・まず鶏の皮をパリパリに焼いて・・・・
鶏肉に塩をして焼き、たたきにします。 鶏のたたきを薄く切ります。 盛り付けたたたきの上にパリパリ鶏皮をかけます。
玉ねぎスライスとカイワレをのせ、柚子コショウとポン酢でつくったタレをかけてできあがり! もう一品はカルボナーラスパゲッティ 夕食を食べるうららちゃん。
トマさんが遊びに来ました。「俺の息子、北海道で兵士になってる。大変だ!」。息子さんが北海道の自衛隊にいるそうです。トマさんは自衛隊のイラク派兵に反対しています。今も直接沖縄の自衛隊の人たちと話をしたりしているそうです。

イラクへの自衛隊派兵を認めないで欲しい要請

 グスーよ チュウガナビラ

 イラク戦争についての定義は様々な意見が有って色々な人々が方法についても述べられています。

 今回、日本政府=小泉内閣が12月9日に閣議決定して自衛隊をイラク戦争に参戦させようとしていますが、ワッターウチナンチュは過去の沖縄戦の経験からして、イラク戦争に巻き込まれたくないのは自明な事です。

 貴職は、小泉内閣=小泉純一郎氏がアメリカ大統領ブッシュと約束した事により苦しい立場に置かれているでしょうが、この事態にあって態度を明らかにし、のちの世に後悔しない為、小泉内閣が進めているイラク参戦に反対して県民を守り、沖縄の世論をつくって欲しいので、重ねて要請します。

1.イラク戦争参戦につながる人道支援のための自衛隊派遣を止めるよう、首長・議会で御決議いただく様お願い致します。

2.世界中の軍隊がある中で一人も殺していない軍隊は自衛隊だけだと思い、誇れる自衛隊だと思っています。イラク戦争に巻き込まれないよう県民集会を開催して下さい。

各位殿

イラク戦争に巻き込まれたくないナンクル同盟

                                                       トマカズミ 

12月7日(日)

今日のジュゴンの家
お客さんからリンゴ・黒糖の差し入れ!! 晋くんの叔母さんが果物ジュースとお菓子を送ってきてくれました 金武の作業所らふてぃのメンバーが田中哲朗さんのCDを気に入って欲しいというので買いにきた千鶴子さん。
フウチバをくれました。
夕食は特売ステーキと中華スープ。
早速、千鶴子さんがくれたフウチバ(沖縄のよもぎ)を卵スープにいれました。
 第22回 土曜浜集会 
←与那覇さんが見つけたヤドカリ。「子どものころヤドカリの顔を出させるのに、こうやったんだよ」とハァーと息を吹きかける夏芽さん。

最近はゴミも少なく小さなゴミ袋で間に合います。ゴミを拾ったら話合い。
ボーリング調査について防衛施設局が説明している内容がメチャクチャなところを、大西さんが傘で図を描いて説明。柱を立てるのに傷つける海底面積を実際よりも少なく算出している。 祐治さんから辺野古の様子の報告。
名護市議会報告。大城ヨシタミさん。 「白井さんから送られてきたビデオは夜景をとっているのですが、ずっと銃声が聞こえます。あとで見たい方は見てください」と夏芽さん。 「住基ネット学習会」と「やんばる名画同好会」のお知らせをするともちゃん。
最後はしんやさんの歌。「♪一つの青い空、一つの青い海」 浜集会が終わったあと、「命を守る会で白井さんが送ってきたイラクのビデオをみる。ライフルが連射されているようなすごい銃声がずっとなっている。静かな時が無い。銃声と銃声の間が20秒となかった。
晋くん日誌
知念良吉さんファミリーと画家の秋野さん 悦美さんと文洋さん 金城さんと文洋さん
12月6日(土)

土曜集会の後、白井さんが送ってくれたビデオテープを集まった人達で見ました。ただ、ベランダから夕闇を撮っているだけの映像です。その中から「ズドンッズドンッ!ヒュウーン・・・ドンッ!ゴゴーーー!!」絶え間ない銃声の音、空中からの爆撃音が鳴り響いていました。生活はままならない、命を奪われるかもしれない、人格の破壊。イラクはまだアメリカによる攻撃の中にあります。辺野古、米軍実弾射撃場とは比べ物にならないひどさでした。怒りに震えるものがビデオにはたくさんうつっていました。

今日は船で海にも出ました。曇っていたのに辺野古の海はとっても透きとおっていました。海星や小魚がもりだくさん泳いでいてびっくりです。海は発見の場所です。

16日は基地建設、ボーリング調査の中止を求める県民大会があります。時間、場所等詳しい事が分かり次第お伝えします。

命を守る会には、石川文洋さんという写真家の方が来ました。ベトナム戦争の時には戦場でシャッターをきっていたそうです。僕はまだ写真を見たことがないのが残念。

悦美さんはベトナム戦争の時に石川さんの写真展に子供たちと一緒に行った時の話をしてくれました。
「写真が余りに大変な写真で子供が泣きながらその場を離れようとしたの。私は、ちゃんと見て!と子供たちを引き止めたよ」と悦美さん、
「この写真の子達はここから逃げられない!と言ってましたよ。」と平良夏芽さん(悦美さんの息子さん)。すごいおかぁさんだったんだ。
石川さんは、「(基地建設反対は)長らく続ける事が大事だと思います。頑張って下さい。私も私の出来る立場で精一杯がんばります。」 と話してくれました。とても穏やかな話し方の中に凄みを感じました。


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