ジュゴンの家・日誌
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月1000円、年10.000円

沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
琉球新報  http//www.ryukyushimpo.co.jp/

同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
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10月C

田中哲朗 アコースティックライブ・ツアーin沖縄
田中哲朗 アコースティックライブ・ツアーin沖縄
田中哲朗ホームページ http://www.din.or.jp/~okidentt/


 私は東京都の郊外八王子市にある沖電気工業株式会社の門の前で22年間にわたって企業ファシズムを批判するを歌い続けている田中哲朗と申します。

 平和なときに「戦争反対」とは誰でも言えます。
 しかし、本当に「戦争反対」の声が必要なときは、その国の権力が戦争を遂行しようとし、国民の多くがそれを支持している状況の時です。
 そのような時、会社の中で差別に荷担しているような人達が、身の不利益を省みず「戦争反対」の声を出せるとはとても思えないのです。
 大人が、自分の職場でいじめを行うことに無頓着であるという現象は、子供たちがいじめを行う原因の一つになりうるというだけではなく、いつか日本の平和をも脅かす可能性を持っている問題だと思います。
 日の丸君が代の強制反対!
11月1日(土)PM6:30〜 
会場:リサイクルショップ・じゅごんの家
入場料:1000円

11月2日(日)
会場:ギャラリーオープンスペース(那覇市松尾)
入場料:1500円
ゲスト:まよなかしんや、じゅごんの家



各地からの報告 8ヶ所のせています。(10月4日現在)

「命を守る会」が東京へ!!
今、政府は沖縄の辺野古沖に新たな米軍基地をつくる工事のためのボーリング調査を六十三箇所でおこなおうとしています。最大十メートル四方もの大きな足場を組み、海底深く穴を掘ることから、サンゴや藻場を破壊し、そこに生息している魚やジュゴン(国指定の天然記念物)を追い出すことになります。
戦争を起こしていく米国政府と歩調を合わす日本政府によって、アジアへ出撃する拠点として沖縄の基地が強化されようとしています。
環境と生活を破壊して生命まで脅かす、ボーリング調査の中止を求め、軍事基地の建設に反対しましょう。
辺野古の海に新基地を許すな!
ボーリング調査の中止を求める集い


11月16日(日)
午後1時30分開始
場所  :文京区民センター・3─A(東京都文京区本郷4─15)
チケット:前売り800円
     当日1000円

「命を守る会」の話
     辺野古の住民団体。日頃、漁港前につくった事務所で、オバーたち中心に集まり反対運動を続けている。

自然保護からの告発〜花輪伸一さん(WWFジャパン)
パネル展示〜辺野古の状況や新基地について

その他の催しも検討中

「命を守る会」が、翌日(11月17日)に政府関係省庁への要請行動を予定。共に訴えよう!

主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090─3910─4140)
    東京沖縄県人会青年部(0422─34─8288)
    名護ヘリポート基地に反対する会(090─1544─9350)
    命どぅ宝ネットワーク(03─5974─1333)
前売りチケット代振込先:郵便振替00150─8─120796
                沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
                ※振込用紙の備考欄に「辺野古集会チケット代」と必ず書いてください。


10月31日(金)
晋くんの「命を守る会」日誌
10月30日(木)
 朝は県内の小学生がやってきました。
なんというか、沖縄の小学生達は自然体です。つまらんもんはつまらん、面白い物は面白い。無理に力を入れたり、きばってみたり、かっこうをつけたりはしない感じです。
守る会に入ってくるなり目を光らせて写真や展示物に見入っています。「ふーん、ふーん。」なにかと「ふーん。」が多い。
 最初に祐治さんが戦中、戦後、現在のことを話しました。
小学生達に話す時程、丁寧に話す事に気をつけます。来訪者誰に対してもそうしていますが、間違った事を言えばそのまま受け入れてしまうと感じるからです。
 僕はジュゴンのを見た時の話をしました。「けらけら」笑いながら聞いてくれました。最後に「皆の住んでいる所の目の前も海だよね。その海が全て埋め立てられて基地に変わったら、皆はどう感じるかな。皆のおじぃ、おばぁはどう感じるかな。それぞれの頭で考えてほしいと思います。次回会う時はその感想も聞かせてね。」と話すと「はーーい!」と帰ってきました。
 生きるという事が人とつながり、人に教え、教えられる事だと、自然に感じられます。感想は送ってくれるそうです。楽しみです。
 その後、来たお客さんとは、辺野古の一番見晴らしの良い所まで行き、基地建設の説明をしました。
ここに来ると改めて基地の巨大さを噛み締めます。
午後4時頃には、4機のヘリの演習が辺野古の沖合いで見えました。
うららちゃん日誌
←左の写真は、(左端から)ユキさん・きょうこさん・イツ子さん。
右は、午前の仕事を終えて遊びに来た正人くんと、よねこさん(イツ子さんの友達)と、イツ子さん。
昨日、則子さんが沖縄に到着。ハネやんのつくったソーキソバ&ジューシーで夕食。晋くんはアシスタント。
10月31日(金)
「二見パーラー」のきょうこさんが来ました。許田の「道の駅」で、二見パーラーのお父さんが海辺で浮きを拾ってきて作っている、ポスト・花瓶などを、展示して売るそうです。カエルの形に見立てたとても可愛いやつ。
11月いっぱい、きょうこさんがそこにいて販売するんだそうです。みなさん、行ってみてくださいね〜!!
東京から則子さんが来て、夜みんなで、10.25に渋谷でやった反戦集会とデモのビデオを見ました。夜の街に響く太鼓のリズムとコール(呼びかけ)、ともるキャンドルがきれいでとっても楽しそう。入りたくなるデモっていう感じでした。(ビデオ中で若いお兄さん達が踊りながら入ってきていた。)
平良夏芽さんのホームページに、沖縄平和市民連絡会に集められた募金の30,829ドルを携え、22日からイラクへ行っている白井さんからの報告が載っています。
アドレスはこちら  http://www.asahi-net.or.jp/~qg2n-tir/iraq.html

No.5  10月29日(水)午後9時1分着


今日の午前中は、サンスール小児病院を訪問して、白血病の薬を届けてきました。
約3週間から1カ月の医療になります。
基本的な薬は、保健省から配給がありますが、高価な薬は手に入らず、
230人の患者、0歳から14歳の子どもたちがいます。白血病で入院している子どもは20人くらいです。
白血病は充分な薬があると、決して治らない病気ではないと、ドクターは言っています。
7年前に来たことがあるのですが、設備などは良くなっていました。

※以下は、平良の質問に白井さんが答えた部分です。

> 質問(1) 赤十字との報道だが、赤新月社の間違いか?

国際赤十字だと聞きました。後で誰かに聞いてみます。

> 質問(2) 以前、ヨルダン大使館が爆破された時は米軍にかわって薬の流入を 厳しく管理しはじめたヨルダンなので爆破されたのだろうかと、なんとなく想像できましたが、赤十字が攻撃された理由を何か、感じることはできますか?

分かりません。でも、欧米のシンボルだとすると、国際赤十字なんでしょうか。

> 質問(3) とにかく街の様子を教えて下さい。建物の様子
、人々の様子。生活の様子。できるだけ沢山の情報が欲しいです。大変だろうけど、思いつく限り教えて下さい。

まず昨日の国境は米軍は少なくなって、イラク人が業務をやっていました。米兵は二人しかいませんでした。バクダッドまでの道のりも、かつては米軍のパトロールがしょっちゅう走っていましたがほとんどいなくて、近郊のラマディーくらいから急に増えました。全体に数が減っているのかも知れません。まだ来たばかりで分かりません。

戒厳令は数日前、ラマダンと同時に解除されたそうです。でも夜の人通りは、まだ安全でないためか多くはないと思います。僕は夜外に出る気にはなりません。

明後日バクダッドからアンマンに出て日本に帰る人がいるので、写真のフィルムを届けて貰いましょうか?一本しか有りませんが。
バクダッドは快適な気候です。ホテルは何度も停電しますが、エアコンが無くてもいいので問題ありません。

明日は中央病院に行きます。
バクダッドで買える薬や医療器具についても調べてみます。

また連絡します。

白井



10月30日(木)

うららちゃん日誌
10月30日(木)
 篠原さん・ユキさん・イツ子さん・金城さんが来た。(ありちゃん・ようこさんは東京から来る則子さんを空港まで迎えに行っているので今日は私一人で店番していました)
精神科の「デイケア」の話をした。自分はそこにいたことがあるから、様々な事(考え方)が頭をよぎる。
その時と今と、自分はどのくらい変わったのかなぁ?本質の部分を変えていくのは思ったより大変みたいだなぁ。と思う。変わった部分はあっても、油断したり甘くなったりすればいつだって戻ってしまう可能性はあるのだ・・・。もどりたくないけど。
金城さんはまたアイスを奢ってくれて、ありちゃん、ようこさんによろしく、と言って帰って行った。
晋くんの「命を守る会」日誌
10月29日(水)
 この二日間、守る会は草刈り大会。
祐治さんが用意してくれた糸型草刈り機で「ヴィーンッッッッ!!!」と一刈り。とってもきれいになりました。あと、3分の1だ!!
 なんだか、草の匂いは良いにおいだ。ガージュン(蚊)がいっぱいいて、かゆかったけれど。
 おばぁ達が来て「美らカーぎーになっとーん。(きれいになっている)」と言ってくれるのがとてもうれしかったです。

畑の話。
僕は、将来、農民、漁民、労働全部やってみたい。ので、この頃はおじぃ、おばぁ達に畑の事を聞いてはメモっています。
金城祐治さん、初子さんから聞いた
「虫が畑の作物に被害を与える前の対処法。」
@石灰を土に混ぜる。ありが逃げる。
A木灰を土に混ぜる。土の消毒になります。
・これは葉野菜の場合。無農薬でやりたい時は土から害虫を駆除する事が大切。
・らっきょの時(土に潜っているような植物)には肥料を入れてらっきょが埋まっている土の上に枯れ草を乗せ、枯れ草を燃やす。すると、土の殺菌になり、その後らっきょが芽を出す。

ヨシおばぁ(92歳)
「自分家の畑の土はこんな感じ。」
ポリバケツ大に肥料になる生ゴミ、枯れ草、牛糞、土を混ぜいれて腐らせます。それと、くーじー(?)という化学肥料を混ぜて畑にまいているとの事。
・ヨシおばぁの冬瓜をいただいた事がありますが、とってもきれいで驚きました。それだけ丁寧に野菜に接しているという事でしょうか。

 ジュゴンの家ニュース   発行:ジュゴンの家
  沖縄県名護市城2-13-2
  Tel&Fax (0980)54−2948 
第60号 2003年10月29日発行
10.26世界反戦統一行動 in 沖縄
イラクでのアメリカ軍の軍事占領・
日本の自衛隊の派遣に反対して
那覇・県庁前広場で、午後3:00〜
集会・ライブ、
4:00〜ピースウォークが行われます。
集会を始めようとすると、選挙カーが・・・ 選挙カーに負けない!!大きな声で司会もやる、まよなかしんやさん。
歌は「戦争イブ」!!
「風船をつけてデモをしよう!!」風船をふくらませる平良悦美さん。 1つ¥50。このお金はイラクの人達へのカンパとなります 県庁前広場の端にはイラクの写真が展示される
←子供達が風船を買っていきます




「このくらいかしらね」と膨らませる浦島さん。→
海勢頭豊さんのライブ。隣で歌うのは島田みちささん。(島田正博さんの娘さん)曲は「月桃」「喜瀬武原」・・・など 今度韓国へ行く豊見山さんたちから挨拶 豊見山さん

   ジュゴンの家ホームページ・アドレスhttp://www47.tok2.com/home/dugong/index.html

秋山さん 沖縄で平和祈念行脚をしている日本山妙法寺を代表して挨拶 武田さん・永沼さんも来ています
宮城盛光さん 県庁前を通る人が見ていく
いよいよデモに出発!!
コールしながら、集会会場の県庁前から国際通りへと歩きます「イラク占領反対!!」「自衛隊をイラクへ送るな!!」 牧志公園に到着!! 「命を守る会」の晋くんから預かったメッセージを読み上げるしんやさん
ダグラス・ラミスさんからも話がありました 野口さんもきている 最後に豊見山さんの掛け声でシュプレヒコール!!「戦争を止めるぞ!!」
今日の集会・デモへの参加者は80人くらいだったでしょうか。
デモを見て「うんうん」とうなづく女性や拍手する若者、おじさんもいました。「デモ」という形にびっくりして見つめる人たちの中にも、アメリカや日本政府のやっていることをおかしいと思っている人はもっともっといるはず。これからも頑張ってみんなに分かるように訴えていこう。「みんなで声を出して戦争反対!!」



10月29日(水)

今日はうららちゃんがお休みで、ようこちゃんがお店をしました。ハネやんは魚釣り、アリちゃんは午前中は昼寝、お昼からジュゴンの家にきました。ようこちゃんは久しぶりのお店、張り切って掃除をしました。朝からお客さんがたくさん来て、売上げも好調!!なんとか今月の家賃を払う事ができました!!
ハネやんが沖縄に来ました。お刺身を囲んで。 糸満からやってきた金城さん。靴を3足お買い上げ!

  宮城康博さんの記事「普天間代替漂流」のポイントを篠原さんがまとめてくれました
普天間代替漂流 @〜C 

 沖縄県知事は1999年「代替施設は民間航空機が就航出来る軍民共用空港」と首相に要望しましたが9回に及ぶ協議会開催において民間空港部分の設置主体についてさえ話し合われておらず、第9回協議会では「民間部分の管理運営並びにその利用法についてあらゆる方策を検討する」と明言していますが去る9月16日名護市助役の話ではそれに関して「副知事からいろいろな調査結果を聞いているが、実現する状況ではなく、空港の活用についても具体的な案は示されていない」と答弁されました。

 民航機の離着陸回数の見込み、需要予測、ターミナル部分の収支予測も成り立つか明確になっておらず、民間航空を所管する国土交通省にも、それに関わる事柄で県は協議も相談もしておらず、県側に問題があるとしかいえません。県は納税者への説明責任があるはずですし、この軍民共用空港の事業費は1兆円にもなるといわれ、それほどの公金を拠出することが適切かも問われることになるでしょう。

 共用後の航空機による騒音、振動、大気汚染などの環境影響は普天間代替使用協定に係る基本合意書では、使用機種について触れられておらず、名護市長は戦闘機の離発着を認めないとしていますが拘束力はなく、市長の信念として機種の条件が曲げられないならば、政府に使用機種に関する詳細を明らかにさせるべきですがそれもされていません。このまま市長の任期が終わり、想定されなかった基地運用が行われたのでは無責任であり、とりかえしのつかないことになります。防衛施設庁も戦闘機を環境影響の予測評価の対象とすることには関心を示すにとどまり、米国側との窓口である外務省も戦闘機の離発着に「承知していない」とし、米国側に聞くべきとの問いにも「承知していない」と答えています。環境影響評価の趣旨は、事業者が想定出来る範囲で最大の影響が出る形で予測、評価しなければならないと環境省は説明しています。供用後の運用にあたっての主体は米軍になるので、米軍抜きで環境影響を予測評価することは事実上不可能であり、その所要がわからなければ環境アセスは出来ないことになります。

 2001年7月名護市議会で、自然環境や生活環境を可能な限り守ってほしいという市民の声を受けて“複数案段階での環境アセスを求める意見書”を審議した際、当時内閣府沖縄振興局長は、その意見書が可決されれば「北部振興はなくなる」と発言し、与党市議に取り下げの働きかけをし、被害が及ぶ地域市民の願いであったまっとうな筋論は叶いませんでした。

 このままの無残な環境アセスを事業執行はジュゴンの絶滅の危機を増大させ、世界の自然保護団体や国際機関からも非難をあびることになり、その豊かな海を失う沖縄の未来は悲惨なものになるでしょう。

 たとえこの普天間代替施設を造ったとしても、完成するのに18年以上かかり宜野湾市民はそれまで危険な状況下で放置され、以降その影響を被るのは名護被害海岸地域住民となります。県知事や市長には県民・市民の代表として常に原点に立ち返り政治判断を行うことを求めます。又、保守・革新という政治思想・信条を超えた県民の論議・参加が必要とされています。


10月28日(火)

じゅごんの家日誌
昨日の夕食。晋君作チキンフライ付き野菜カレー 沖縄は暑い〜。ちょっとお昼寝するアリちゃん。

平良夏芽さんのホームページに、沖縄平和市民連絡会に集められた募金の30,829ドルを携え、22日からイラクへ行っている白井さんからの報告が載っています。
アドレスはこちら  http://www.asahi-net.or.jp/~qg2n-tir/iraq.html

イラク派遣速報(第三弾:白井耕祐さんを派遣)

 沖縄平和市民連絡会に集められた募金の30,829ドルを携え、東京在住の白井耕祐さんがイラクへ旅立ちました。私たちの二度のイラク派遣をサポートして下さった大切な仲間です。イラクからの速報を随時掲載して行きます。

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No.1  10月26日(日)午前1時32分着

いろいろとお世話になっています。今回ひとりですが、みなさまの分もしっかりやりたいと思っています。

昨夜予定通りにアンマンに到着しました。実はバンコクから先のチケットを取っておく余裕がなくバンコクで手配、かなり混んでいて空港でキャンセル待ちをしましたが無事に乗れました。

きょうは土曜で朝から薬局で薬の手配をしていたのですがヨルダンは土曜が半日になったらしくきょうのところは打ち合わせで終わりました。

東京で出発を延ばしてもたもたしていたようですが、それなりに情報を集め、最近までイラクにいた救援グループ、イラク人協力者からの情報で今回イラク入りの際にある程度の物資を持っていくつもりです。

基本的にはイラク内で購入が難しいかつ高価な抗がん剤などの専門薬の予定です。今回の予算の半分を目安にし、残りは現地で使うかたぶんまたアンマンに戻って手配します。

アラブ事情で知らなかったことがもうひとつありまして明日からラマダンです。

日の出が遅く日没が早いのでそのぶん耐える時間は短いのですが初体験です。

こちらは思っていたよりも暖かいです。上着が入りません。

ラマダン初日は会社関係は半日営業らしく薬の買い付けは明日に終わらなさそうでイラク出発はあさって夜になりそうです。

薬の詳細、金額の詳細は明日、あるいはそろってからお送りします。

アンマンは緊張と弛緩の町です。今は緊張です。

白井

沖縄の新聞より
「普天間代替」漂流   C     宮城康博

  保革対立超え論議を  現計画見直す理性が必要

環境アセスを前にしてね普天間代替飛行場の「民間空港」と「使用機種」の問題を中心に検証してみた。それは代替施設建設を「苦渋の選択」として受け入れた沖縄側からのせめてもの条件が、どうなっているかにしいての検証でもあった。

「民間空港」に係る諸問題については、沖縄県の側に大きく問題があるとしか言えない。政府の側にあるのだと沖縄県が強弁するのであれば、具体的なビジョンを持ってもっと強く政府と折衝する最低限の責任が県にはある。政府は基地負担を大きく抱えている沖縄の機嫌を損ねては得策ではないので、可能な限り譲歩もするし無理も聞くだろう。しかし、事は民間空港建設という公共工事に係ることであり、構造改革で空港整備特別会計や航空行政にもメスが入るのが秒読みの段階で、民間空港の運営主体である沖縄側のビジョンがなんら検証されないというわけにはいかない。ましてや、この軍民共用空港は大型公共事業の常道として事業費が膨れ上がり、一兆円にもなるといわれている。それらをどの省庁の予算で拠出するかも大いなる問題だし、そもそもそれほどの公金を拠出することが適切かどうかも議論になるだろう。

「使用機種」に関しては、代替施設での米軍戦闘機の運用等を恐れる沖縄側に、政府は使用協定の基本合意でも何ら言質を与えていない。それで沖縄側が満足して(あるいはほうけて)このまま進めるのであれば、航空機騒音の予測・評価も適切にできず環境アセスそのものも形がい化して無残なものになるだろう。

形がい化といえば、二00一年七月に、名護市議会が複数案段階での環境アセスを求める意見書を審議しようとした際に、当時の内閣府沖縄振興局長の安達俊雄局長や県出身(選出ではない)の国会議員は、複数の与党市議に電話をかけて取り下げの働きかけを行っている。安達局長はその意見書が可決されれば「北部振興はもうなくなる」(0一年七月一日沖縄タイムス朝刊)とまで発言している。何ゆえに、複数案での環境アセスをそれほどまでに強固に嫌がったのか。複数案で環境影響を考慮しながら環境アセスを進めたら、成案の決定は不可能と考えたのかもしれない。

形がい化するアセス

名護市議会は、普天間代替施設の受け入れについて一九九九年十一月に賛成多数で可決はしたが、保革を超えた議員有志は政府の言いなりになるのではなく、自然環境や生活環境を可能な限り守ってほしいという市民の声を受けて、複数案での環境アセスを要求しようとしたのだがかなわなかった。そのようなまっとうな筋論を拒む政府官僚や一部の国会議員は、被害が及ぶ地域である沖縄のためではなく政府のためを行動原理にしている。その時点から、環境アセスは環境影響に配慮する本来の趣旨を離れて、建設のための手続きに形がい化している。

政府は、そして私たちもすでに知っている。リーフ上で埋め立てという代替施設の位置工法では、ジュゴンは餌場である海草藻場へのアクセスを閉ざされ、絶滅の危機は増大する。無残な環境アセスと事業執行は世界中の自然保護団体や国際機関から非難を浴びることになり、混乱は想像を絶するものになり海を失う沖縄の未来は悲惨なものになるだろう。

そうまでして造ったとしても、普天間基地が無くなるには、少なくとも十八年以上はかかり二0二一年になる。日米両政府が返還を表明した一九九六年から、実に四半世紀も経ることになる。私はそのころやっと六十歳だ。それまで放置される宜野湾の方々と、それから影響を被るわが子どもたちのことを考えると慙愧に堪えない。

沖縄からの力強い声

政府の職員や閣僚の方々は、そのポジションに長くても数年程度しかいない。県知事や市長には、県民・市民の代表として常に原点に立ち返り政治判断を行うことを求めたい。

環境アセスに着手する段階で浮上してきた諸問題は、普天間飛行場代替施設(軍民共用空港)の根幹に係る問題をはらんでいる。問題解決の困難さは山のようであり、関係する行政の先送り体質の根深さは底なし沼のようである。このまま普天間代替施設は長い年月をかけて、あらゆる問題を先送りし続け漂流するしかないのだろうか。

沖縄側から出されている付帯条件には、国内法が及ばない条約上の提供施設であることを冷静に考えれば、到底不可能なものがある。十五年期限問題や戦闘機は飛ばさないとする使用協定や、実現不可能なものを実現できるかのように演じ続ける「ニセ歌舞伎」は終幕していただきたい。保守革新という政治思想信条を超えた県民の論議で、この局面を乗り越えて、原点である危険な普天間飛行場の撤去を一日でも早く進める政策を沖縄側から提起する必要がある。危険な状況下で人質になっている宜野湾市民を開放することができるのは、沖縄からの力強い声だけである。

「Peace Choice−平和のための選択」 ピースチョイス情報(30) 2003年10月21日 

久しぶりのピースチョイス情報です。しばらくお休み状態でしたが、(1)イラク占領問題に関する企業情報、(2)世界各地の関連ボイコット情報、(3)2004年米国大統領選挙と企業のつながりに焦点を当てて、これからもニュースをお届けします。

今回新しくピースチョイスのサイトにアップされた情報 『イラクでのビジネス準備が整った企業達』 http://www.3chan.net/~peacechoice/news.htm は、10月13日に英国で米英国の企業およそ100社が集まって行った会議「Doing Business inIraq: kickstarting the private sector」についての報告です。

イラク占領直後から今までは、米国大企業のベクテル社やハリーバートン社など、日本ではなじみの薄い企業が、米国政府のイラク復興政策に協力してイラクに進出した民間企業として名前が上がっていました。

しかし、これからは日本でも名前の通った大企業が戦後復興の名の下で即座の利益を求めてイラクに押し寄せる気配が見られます。今回アップされた最新情報には、マクドナルド社が来年にバグダット支店を開店する可能性を示唆する情報も含まれています。

ピースチョイスのサイトにアップされる資料情報を充実させたいと思っていますので、これからもピースチョイスをどうぞよろしくお願いいたします。

また、このようなお知らせ情報の配信を必要とされない場合には、お手数ですがこのメールの返信でその旨を御一報いただければ幸甚です。

(以上)

「ピースチョイス連絡会」
URL: www.3chan.net/~peacechoice
E-mail: peace@3chan.net



10月27日(月)

ジュゴンの家日誌
ありちゃんとようこさん、きのうの最終便の飛行機で沖縄に帰ってきました!!那覇の「コバルト荘」に一泊。
コバルト荘の照屋さんの息子さん、おさむさんが車で名護まで送ってきてくれました。
赤いジャンバーお買い上げのコバルト荘の修さん。ありちゃん、ようこちゃんと一緒に「ただいまー!」 「髪が伸びたので切ってほしい」という修さん。ようこさんが挑戦。 うーん、なかなかむずかしいなぁ・・・
「ジュゴンの家」のホームページを見ている智子さんからコスタリカのコーヒーと絵本「たいせつなこと」が届きました。ありがとうございます!
晋くん日誌
10月25日(土)
沖縄も季節が変わってきている。秋っぽい。朝と夕方はバイクだと肌寒い。

土曜浜集会に平良夏芽さん夫婦が韓国の教会の人達を連れてきた。「今日来ている人の中には、日本の大阪に強制移住させられたひとも来ています。10年程日本に住んでいたので日本語が出来るのですが、わざと使いません」と話してくれた。
色んな人生を背負った人達が辺野古を訪れます。僕は日本人、償いきれない問題が僕にはあります。少しで良い、僕の人生はその人達と生きるために。

かんきちさんはこの後、「久高島にいってくるんだー」と言っていました。久高島は佐敷(南部)の港から約15分〜20分、民宿が一泊2000円と教えてもらいました。ええなぁー行ってみたい。

夕方4時頃、辺野古の浜辺を散歩していると、おばぁ達が集まって来ました。
なんや、なんや、と思っていたら、レジャーシートを広げて御馳走が出てくる出てくる。どうやらピクニックにしては、豪勢だ。ヨシおばぁに聞くと今日は「うがみ(拝み)の日」だそうです。「海の神様に感謝」と手を合わせて、お供え物を振舞うそぶりをしていました。僕も一緒に「うとぅ、うとぅ」「辺野古の海がありのままでありますように・・・」。
30分程お祈りすると、御馳走をそれぞれわけて持って帰っていく。「神様が手で触れた物」だそうです。僕もいただきました。「グワッチーサビタン(ごちそうさま)」。
辺野古の人々は何百年もの昔からこの海を慕い、愛し、拝み、一緒に生きてきたのです。それを奪う事は許さない。




10月26日(日)

10.26世界反戦統一行動 in 沖縄
イラクでのアメリカ軍の軍事占領・
日本の自衛隊の派遣に反対して
那覇・県庁前広場で、午後3:00〜
集会・ライブ、
4:00〜ピースウォークが行われます。
集会を始めようとすると、選挙カーが・・・ 選挙カーに負けない!!大きな声で司会もやる、まよなかしんやさん。
歌は「戦争イブ」!!
「風船をつけてデモをしよう!!」風船をふくらませる平良悦美さん。 1つ¥50。このお金はイラクの人達へのカンパとなります 県庁前広場の端にはイラクの写真が展示される
←子供達が風船を買っていきます




「このくらいかしらね」と膨らませる浦島さん。→
海勢頭豊さんのライブ。隣で歌うのは島田みちささん。(島田正博さんの娘さん)曲は「月桃」「喜瀬武原」・・・など 今度韓国へ行く豊見山さんたちから挨拶 豊見山さん
秋山さん 沖縄で平和祈念行脚をしている日本山妙法寺を代表して挨拶 武田さん・永沼さんも来ています
宮城盛光さん 県庁前を通る人が見ていく
いよいよデモに出発!!
コールしながら、集会会場の県庁前から国際通りへと歩きます「イラク占領反対!!」「自衛隊をイラクへ送るな!!」 牧志公園に到着!! 「命を守る会」の晋くんから預かったメッセージを読み上げるしんやさん
ダグラス・ラミスさんからも話がありました 野口さんもきている 最後に豊見山さんの掛け声でシュプレヒコール!!「戦争を止めるぞ!!」
今日の集会・デモへの参加者は80人くらいだったでしょうか。
デモを見て「うんうん」とうなづく女性や拍手する若者、おじさんもいました。「デモ」という形にびっくりして見つめる人たちの中にも、アメリカや日本政府のやっていることをおかしいと思っている人はもっともっといるはず。これからも頑張ってみんなに分かるように訴えていこう。「みんなで声を出して戦争反対!!」


10月25日(土)

明日26日、10.26世界反戦統一行動が行われます
これは、アメリカの反戦団体・アンサー(International A.N.S.W.E.R)が世界に呼びかけているものです。世界各国で、アメリカのイラク軍事占領反対と、軍隊の撤退を求める集会・ピースウォークが行われます。
日本国内の同時開催地・・・・(このリストには沖縄の行動が載っていませんが・・・沖縄でもやりますよ!!)
JAPAN
AICHI, NAGOYA

Creative Fighters
CONTACT: 090-8337-3002 or nagoyarally@internationalanswer.org or 824-26-0074
DATE: Saturday, September 27
EVENT: Gather at 13h at Nagoya, Sakae
HIROSHIMA
Million Signiture Movement Hiroshima
CONTACT: hiroshimarally@internationalanswer.org or 824-26-0074
DATE: Saturday, September 27
EVENT: Gather at The Atomic-bomb Dome at 17:30
MIE, YOKKAICHI
Creative Fighters
CONTACT: yokkaichirally@internationalanswer.org
DATE: Sunday, September 28
EVENT: Gather at 15h at Kinntetsu Yokkaichi station.
Osaka prefecture
Kansai executive committee for victory in Sanrizuka struggle
CONTACT: osakarally@internationalanswer.org or 06-6781-8576
DATE: Monday, September 29
EVENT: Gather at 18:30 at L-Osaka(the Labor center of Osaka pref.)

Fliers for a Saturday march and rally sponsored by International ANSWER and United for Peace and Justice are distributed at Howard University.
Antiwar Activists To Revisit District By Manny Fernandez
Washington Post Staff WriterSunday, October 19, 2003; Page C01

ワシントンポスト紙 第1面/大都市圏欄署名記事に 10月25日行動取り上げられる

今日10月19日日曜、イラク占領を停止し米軍兵士を今連れ戻せをスローガンとする、10月25日のワシントンでの全国行進についての署名記事が、ワシントンポスト紙第1面の大都市圏欄を飾った。以下にその抜粋を読むことができる。

反戦活動家、この地に再び

マンニー・フェルナンデス ワシントンポスト紙スタッフライター 2003年10月19日日曜日;C01ページ

抗議する多くの人々が38州135以上の都市から。来週土曜日ワシントンに集合することになる。バグダッドが4月に陥落して以来はじめて、反戦デモに参加するために大勢バスに乗って首都に帰ってくる。

主催者によると、集会と行進は全米とカナダから数万人を引き寄せると言う。国際ANSWERと、平和と正義のための統一(United for Peace and Justice)の2大反戦連合体が共催するこの種の行事としては初めてのものだ。両団体とも今年アメリカにおける最も大規模な平和行進の幾つかを組織してきた。この示威行動は、サンフランシスコ中心街で行なわれる集会と行進に呼応するものだ。

主催者であるANSWERのブライアン・ベッカーは、「反戦運動は再び拡大の方向に向かいつつある。再度立ち上がりつつあるのだ。」そして、「我われが主催した4月12日の反占領のデモは3万人を集めた。今回のデモはそれを大幅に上回る人びとを結集したい。」と語った。

この集会とデモはこのたぐいの反戦運動の再来と言ってよい。活動家たちは直接行動よりも事実を知らせる行動に重点を置いたため、ここ数ヶ月大規模な抗議行動を控えてきたからだ。ANSWERによる4月の抗議行動以来、ワシントンでは大きな反戦集会は催されなかった。

ANSWERは5月にニューヨークで850人以上が参加する全国会議を開催し、また、平和と正義のための統一は参加者550人以上の戦略会合をシカゴ郊外で主催した。この二つの集会は、運動をその将来展望を描く事に集中することを目的とするものであったが、この間の比較的動きの少ない期間があって、活動家の中のあるものは運動継続の新しい力を獲得することができた。

統一連合(the United coalition)の全国コーディネーターであるレスリー・ケイガン(56)は、「人びとは心底から戦争を止めようと行進しデモに参加しました。ですが、私たちは不成功に終りました。」と言い、「そのことが、活動家仲間のある部分に対して少々やる気を失わせる効果をあげてしまった、と思います。」と述べた。

しかし、米軍の死傷者の数が増え、世論調査でブッシュのイラク政策支持が低下するにつれ、反戦活動家たちの多くが、今がまさに街頭に戻る時だ、と言っている。「あの大量破壊兵器はどこにあるの?」とケイガンは問い、「ウソッパチであることがはっきりしてしまったのです。私たちが正しいのだと1年前に私たちは強く感じていましたが、今その確信はもっと強くなっています。」と語った。

退役軍人やイラクに派遣されている米兵の家族の参加もあるだろう、と活動家たちは言っている。昨年10月、朝鮮戦争に参戦した71才の退役軍人ウィルソン・“ウディー”・パウエルは自分の傷だらけの1997年製ダッジ・ハウストレーラーに3人の退役軍人 -- それぞれ第1次ペルシャ湾岸戦争、第二次世界大戦、朝鮮戦争参戦者 -- を乗せて14時間かけてセントルイスからワシントンまでやってきた。その4人は平和集会に向かったのだが、それはイラクでの戦争は正義に反するとの彼らの確信に突き動かされての事であり、数十人の退役軍人と共に戦争が始まる前に戦争をするなと大きな声を上げることができることを望んでの事だった。

それから1年たって、戦争は現実に行われてしまい、そして戦闘は終ったと宣言されてしまったが、パウエルはあきらめていなかった。パウエルと500人を越える平和を求める退役軍人の会の会員が、アメリカのイラク占領の停止を、との声をあげるために、次の週末にワシントンに向かうとのことだ。「ただほかの誰よりも大きくなって、外の誰よりも不道徳になって、これが地球上で共生するやり方なのだろうか? そうではなく、隣人と仲良くする方がずっと居心地が良いのではないのかね?」とパウエルは問うていた。パウエルはセントルイスのグループの事務局長である。

声を上げる軍人家族の会(Military Families Speak Out)のナンシー・レッシンは、イラク駐留中と最近帰還した米兵の配偶者や親兄弟が参加する計画だと話した。レッシンの予想では参加するのは40家族以上だ。「今の政権が誤用しているようなやり方で私たちの愛するものが間違って使われることなど、私たち誰も望んでいません、石油市場と帝国を作るための戦争なんかに。」11月に兵士の2家族から始めたグループの創設者の1人レッシンはこのように語った。このグループのメンパーは1000家族以上に広がっている。レッシンの息子は海兵隊員で、イラクから返ってきたばかりだ。

ANSWERのウェッブサイトにあるバスや乗用車を仕立てている都市のリストは、アメリカ合州国のかなりの部分の地図のように見える。デラウェア州のワシントン;ペンシルベニア州のハリスバーグ;ジョージア州のサバンナ;ノースカロライナ州のアッシュビル;ミシガン州のカラマズー;アイオワ州のシーダーフォールズ;そして(ウィスコンシン州の−訳者補足)ミルウォーキー。

20万人の医療サービス従業員を代表するニューヨークの組合、1199 SEIU(Service Employees International Unionサービス従業員国際組合)は、組合員とその家族にワシントンへの無料バスを出すことにしている。ニューヨーク地域だけで65台のバスをANSWERは予約している。

「人びとは占領の停止を求めていると私は思います。」と、ANSWERロードアイランド州プロビデンス支部に所属し、あるレストランの店長であるマイク・ショー(35)は語り、また「この戦争は偽りの口実を設けて遂行されたと、皆思っているよ」とも。

署名記事の全文と写真は以下のサイトに掲載されている。
http://internationalanswer.org/news/update/101903washpost.html

10月25日(土) 午前11時集合
ワシントンモニュメント 17番街とコンスティテューション通り西北(西北角)
行進はホワイトハウスと法務省へ
第16回 土曜・辺野古浜集会
きょうは韓国のワンドー島から「ワンドー第一教会」の方達が参加!!今日の参加者は26名。にぎやかでした!!
一緒にゴミ拾い&貝拾い!! 拾った貝を興味深そうに覗き込む韓国の人達 篠原さんと悦美さん。篠原さんは悦美さんからいただいたシャツを着ています。胸にはしっかり「NO BASE」の文字が刺繍されています(篠原さんの手作りワッペン)
車座になって座ります。 韓国のワンドー島の教会のキムさん(現在の牧師・中央)、インさん(前任牧師・右) 教会の会員の方達
夏芽さんから、「ジュゴンアセス監視団」の会員を2000名集めるはずが今、70人しか集まっていません!!」
熊本さんから「(環境などについての)専門知識を地元の人達に還元していく事が大事だと思います」
篠原さんは「沖縄タイムス」に連載されている宮城康博さんの記事をわかりやすくまとめて発表。 悦美さん。議会の中で孤立しているだろうと思い、宜野湾の伊波市長を応援しにいきました。近づくと、「僕はへこたれません!!」と力強く手を握られ握手をしました
平良修さんから「朝鮮半島の動きが米軍に刺激を与え、米軍の動きが朝鮮半島を刺激する、悪循環になっています。
韓国・沖縄・・・・・朝鮮半島から米軍がいなくなるように協力していきましょう」
ワンドー島は韓国・チェジュ島の近くのとても小さな島です。韓国の中でも「日本と沖縄」と同じように、差別されているんだそうです。
夏芽さん達のうふざと教会と、韓国のワンドー島の教会の人たちは6年ほど前から交流をしています。悦美さん達が韓国に行ったり、韓国から沖縄に来たり。ワンドー島の人たちは、小さな離島という事で差別されている沖縄に、共感する思いがあるそうです。
大城敬人さん。
「心臓が悪く、次回からなかなかこちらに来られなくなると思います。」
キャンプ・シュワブのレンジ10射撃演習に「市議会で臨時議会を開きます」
いつも辺野古の浜を掃除してくれている与那覇さんに、敬人さんから額にいれた写真が贈呈されました。皆、拍手!!
「頑張った人には写真を送りますからね!!」と敬人さん。
「命を守る会」代表・金城祐治さんから
韓国の人たちへ挨拶
「7年間、韓国から様々な方々がここを訪れています。沖縄の人達も、差別を受けてきた歴史があります。根を絶っていかなければなりません。韓国と連帯して、アメリカのいいなりにならないようにやっていきましょう!!」
ワンドー第一教会のキム牧師から挨拶
「韓国の教会でも毎週集会が行われています。沖縄のこの土曜集会の事を伝えたいと思います」
最後にみんなで記念撮影!! 浜集会が終わったあと、ワンドー第一教会の方達は基地と辺野古の浜を隔てる鉄条網の前でお祈りして行きました。
おまけ・・・じゃないけど
いつも朝早く来て浜を掃除している与那覇さん。
(晋くんの日誌を見ると、土曜日以外の日にも来ているようです)

なかなか人がやりたがらないような仕事をいつも進んで(そっと)やっている
与那覇さん。


与那覇さんのお陰で、
浜はとってもきれいになっています。

(もちろん、浜集会の皆さんの力もありますが)
与那覇さんの掃除道具。


10月24日(金)

10.26世界反戦統一行動
のおしらせ
10.26世界反戦統一行動
世界の統一行動と連帯し
県庁前広場に集まろう!!

10月26日(日)午後3:00〜ライブ
             4:00〜ピースウォーク

 イラクのこと何か変だと思いませんか?
 アメリカ政府は世界の人々の反対の声を無視してイラクで戦争を行い、イラク国民の反発を招いています。そして状況が悪くなってくると、強硬姿勢はそのままで、この状況を何とかしてほしいと各国に泣き付いています。
 そして日本政府は、やみくもにアメリカに協調し、莫大な戦費や自衛隊派遣まで行おうとしています。これに反対しましょう。
 全世界の人々と連帯して、10月26日には沖縄からも「イラク占領反対」「自衛隊をイラクに送るな!」の声をあげましょう。
 あなたも、途中からでも自由に参加して下さい。

主催:10.26イラク反戦世界統一行動・沖縄実行委員会
連絡先098─876─1352

10月25日は世界で反戦行動が行われます
10.25国際反戦行動は、アメリカの反戦団体・アンサー(international A.N.S.W.E.R)が世界に呼びかけているものです。アメリカ・ワシントンを始め世界各国で数百万人規模の、イラク軍事占領反対と軍隊の撤退を求める集会、
ピースウォークが行われます。
うららちゃん日誌
10月24日(金)
今日は金曜集会にはゆかずにお店を開けていました。

篠原さんが来て、環境アセスのことを自分でもきちんと話せるようになりたいから、と新聞を読んで勉強していました。



←篠原さんが植えてくれたペチュニア。
花が咲きました。
沖縄の新聞より
「普天間代替」漂流 B  宮城 康博
環境アセスに限界   評価対象の機種が不明確

 二千メートルの滑走路を有する飛行場施設・区域を提供して、ヘリ以外の利用は認めないというのは明らかに不合理であり、米軍側が納得するはずがない。ましてや普天間飛行場は、日米合同委員会で「普天間飛行場における航空機騒音軽減措置」が合意(一九九六年三月二十九日)されているにもかかわらず、宜野湾市長によるとSACO合意以降、騒音や飛行回数などが増加し「負荷が高まっている」(二00三年八月六日付沖縄タイムス夕刊)状況である。それが代替施設に行けばヘリだけでおとなしく訓練するなどと考えるほうがどうかしている。

 名護市長の信念として使用機種についての条件は曲げられないというのであれば、環境アセスを入れるこの段階で、政府に使用機種に係る詳細を明らかにさせるべきだが、使用協定の基本合意書にあるように不明確なままであり、市長も明確に気はない。行政の長は四年の任期である。環境アセスを終えて、工事着工して、供用開始された後に、環境アセスで想定していなかった軍事基地の運用が行われたのでは、そのような環境アセスを行わせた現在の名護市長の罪ははかり知れない。

 私たちは九月二十五日に防衛施設庁に面会した際に、所属機のヘリだけではなく飛来機である戦闘機等も環境影響の予測・評価の対象にすべきだと執拗に問うた。施設庁としては米軍の運用に係る事柄で「わからない」ということであり、その問題については「関心がある」とも述べている。内閣府では、使用機種について内閣府として協議したり取り組んだりしていないということと、対米的事案やSACO最終報告に係る事柄は外務省所掌になることを確認した。翌二十六日の外務省との面会では、戦闘機等が代替施設で離着陸するかについて外務省は「承知していない」とした。承知していないとは米側に聞いていないからということなら、聞くべきではないかとの問いにも「承知していない」としか返答できないということであった。

承知していない

 同日の環境省との面会では、環境アセスにおける航空機の運行に関する影響の予測・評価では、事業者が想定できる範囲で最大の影響が出るような形で予測・評価をしなければならないというのが環境影響評価法の趣旨であるとの説明を受けた。
 軍民共用飛行場というアイデアだけでは、米軍への提供施設であるという本質をごまかすことはできない。
政府側の事業者は防衛施設庁であり、那覇防衛施設局がその任にあたるとされているが、事業者は供用後の運用について「関心がある」が把握できず、施設を運用する米国側との窓口である外務省職員は「承知していない」現状であり、事業者はその点については環境影響の予測・評価ができない。

 環境影響評価法は事業者が事業を行うにあたって「環境影響に配慮」するための手続法であり、だからこそ「方法書」の最初の記載事項が事業者名になっている。軍民共用空港であることで、民間部分の事業主体問題が解決しなければ環境アセスには入れず大問題になっているが、軍事飛行場部分についての事業主体は本体を造る工事等については主体だろうが、供用後の運用にあたっての主体は米軍でしかない。米軍の運用に係る所要がわからなければ、環境アセスはできない。

 これが提供施設としての代替施設の本質であり、事業者が環境アセスを入れても、適切な予測・評価を行うことができない限界がこの事業にはある。地位協定に基づき、米軍は「施設及び区域内において、それらの設定、運営、警護及び管理のため必要なすべての措置を執ることができる」(地位協定三条)のである米軍抜きで供用後の環境影響を予測・評価することは事実上、不可能である。

錦の御旗ではない

 代替施設の環境アセスにおける航空機による環境影響の予測・評価に係って問題を検証してきたが、私たちは重大な壁を前にしている。これを解決し前に進めるには、SACO合意に立ち返らなければならないのかもしれないが、SACOは事実上すでにない。しかし、そのようなトップレベルでなくても、代替施設の建設事業を推進する行政府側は供用に係る問題点を整理し明らかにし、少なくとも環境アセスを行うにあたって、必要なレベルは日米合同委員会の施設分科委員会や環境分科委員会での協議等を経て明確な結論を得る必要はある。
 沖縄側の県知事や名護市長が、どのような運用をされて自然破壊や生活環境の被害があってもかまわないというのであれば話は別である。事業者は「想定できる限り」で環境影響を予測・評価すれば構わない。環境アセスは自然を守る万能の錦の御旗ではない。事業者の想定には限界があることを沖縄側は承知しなければならない。


10月23日(木)

うららちゃん日誌
10月23日(木)
きのうはお休みだったので恩納村にある「宇宙開発事業団・沖縄宇宙通信所」の展示室に行ってきました。
大きなパラボラアンテナがいくつも立っていて、別世界みたいでした。
展示室を見て廊下に出ると、通信室が見えました。コンピュータや機械類ががたくさん並んでいてちょっとこわかったです。
ビデオルームには地球の温暖化に関する映像や子供向けの科学に関するクイズゲームがありました。
あまりゆっくりは見なかったのですが、夢のあることと正確な科学の力が一体で、開発したものをどうやって使うのかなぁと考えると・・・。

科学力は軍事じゃなく地球のためとか人のために役立ててほしいなぁ・・・。と思いました。
平良修さん、ふたたび「街」を訪問!!関町で一緒にピースウォークをする(東京・「街」日誌より転載)
10月23日(木) 「街」日誌
沖縄から平良修牧師が来店  雨の中、平良さんも一緒に、関町ピースウォーク
東京のリサイクルショップ「街」(ジュゴンの家の姉妹店)がある練馬区・関町の商店街や路地を歩く!!「関町ピースウォーク」
晋くんの「命を守る会」日誌
20日、日本山妙法寺の人達が平和祈念行脚で辺野古に来ました 行脚団団長の武田さん
水陸両用車 辺野古の海を荒らし回る・・・ 騒音を立て飛ぶヘリ
訓練する米兵 キャンプ・シュワブのすぐ横で暮らしながら、団結小屋で反対運動を続ける「命を守る会」の祐治さん・おばあ達。
10月22日(水)
 とにかく、毎日、なにかと演習音がうるさいです。
 実弾射撃演習場「レンジ10」からは、毎日「ズドォォォォン!!」「ドンッドンッ」という爆発音が聞こえてきます。
辺野古海上では、水陸両用戦車が演習を行い、21日には「通知なし」でかたばる(辺野古より北にある集落)の国道を横切っていきます。今日、キャンプ・シュワブに帰ってきました。
 辺野古空中ではCH46シー・ナイト(中型輸送ヘリ)とスーパー・スタリオン(大型輸送ヘリ)が2機〜3機編隊でキャンプ・シュワブへの離発着を朝9:00頃から午後3:00頃まで演習を行っています。その騒音は人間の限界を超えています。
 米軍は好き勝手に沖縄の空を海を陸を使って、自然を壊し、人の生活をものともせずに破壊しています。こんな事が許されちゃいけないはずです。
 「もっと広い地域を使わせてもらえれば、民間人への影響は少なくなる」と米軍のお偉い人が言っていた。何を言っている!!米軍が沖縄からいなくなれば良い話じゃないか。
 「レンジ10」から放たれた銃弾がパイナップル畑をしているおいちゃんの2m先に着弾した事はまだ記憶にも新しいはずです。それから1年余りしか立っていないのに「レンジ10」は今や血気盛んに毎日「バンッバンッ」やっている。怒りが立ち込めて声も出ない。
 辺野古の沖合いで「通知なし」にヘリ空母「エセックス」が演習を行っていた事もつい先月の25日の事。それが1ヶ月も立たない内にまた「通知なし」に装甲車が民間地域に入ったのです。

 今、沖縄の事を多くの人が意識できなければ、戦争が近い事にも気付かず、「いつのまにか」の戦争が始まってしまう、止めなくてはいけないと思います。沖縄から戦争を止めなくちゃいけない。
去年の9月の末から沖縄での米軍、自衛隊の演習は日増しに激しくなり、今では、戦場のような毎日が常にあります。次の日何が起こるのか、辺野古の人々は眠れない夜を過ごしています。
 この日常を当たり前のものにはしてはいけない、意識してこの騒音を聞く、ヘリの飛んでいる高さ、飛んでいる、動いている地域、通知有りか無しか、具体的な行動は日常の中にあります。
 こんな事は早く無くなって欲しい。おばぁの孫が来てもうるさくて「みかんの花」「ぞうさん」も歌えない、聞こえなくなる現実を変えたい。
沖縄の新聞より
「普天間代替」漂流 A    宮城 康博
   
実効性薄い使用協定    現計画見直す理性が必要

 普天間飛行場代替施設の軍民共用化について米国政府は内諾しているようだが、「管理権」(地位協定三条)が米軍にある提供施設との共用であり、その実現にはさまざまな制約を受けることになる。
 民航機の離着陸に関する航空管制権はどこにありどこが担うのか。民航機の就航は米軍の許容範囲に限定されるだろうが、どのように交渉がなされていくのか。交渉の大前提になる民航機の離着陸回数をどれほど見込んでいけるのか、その需要予測はどこがたてるのか。ターミナル部分は収益事業だが収支予測は成り立つのか。それらが一切明確になっていないのみならず、九月県議会で沖縄県普天間返還対策室は「営利事業の概念である収支予測は公共施設の空港になじまない」(沖縄タイムス十月二日朝刊)と認識を示しており、これでは収支予測も何もない空港ターミナルの管理運営を担う会社などあるはずもない。
 ちなみに、現在の那覇空港ビルは第三セクター・那覇空港ビルディング社が管理運営し、国際線のターミナルビルの移管問題が旧国内線ビルを管理運営していた会社との間で解決したのは今年の六月である。県議会でどのようなやりとりが行われたか詳細はわからないが、空港施設であるターミナルビルの収支予測を営利事業の概念として一蹴できないことを、県は知っているはずである。民間空港計画について県は納税者への説明責任がある。
 いずれにしても、民間空港を所管するのは国土交通省だが、沖縄県が民間部分に係る事柄で国土交通省と真摯に協議した形跡はない。先月末に国土交通省航空局と私たち市民アセスなごが話し合った際には、県が第二回協議会で示した需要予測についても同省は相談を受けたことはないということであった。ましてや民間部分の位置付けについてわが国の航空行政の空港ネットワークに位置付けてほしいという要望や相談もないということである。

三沢飛行場の事例

 わが国唯一の米軍・自衛隊との軍民共用である三沢飛行場は、民間空港としてのターミナル部分を青森県や三沢市らで構成した第三セクター方式で管理運営している。三沢飛行場の設置管理者は米軍であり、わが国の航空行政の
空港ネットワークには「空港」として位置付けられていない。民航機が米軍基地の滑走路を使い離着陸する度に、(基地外で基地と隣接する)空港ターミナルと米軍基地を仕切る大きな鉄製の電動ゲートが開閉されて民航機がエプロンに進入してくる仕組みである。三沢飛行場の民間部分の総面積は十・七ヘクタールで、ほぼ軍民共用空港の民間部分(十ヘクタール)と同規模である。臨空型産業の「航空機整備場構想」などは入る余地も無い。
 どのような法改正を県知事が考えているかわからないが、北部振興の起爆剤のように提起された空港とは規模も内容も違うこの空港は、法改正を要求してまで政府に造らせる民間空港だろうか。空港整備法もしくは防衛庁設置法等の法改正の前例が、沖縄における米軍提供施設に関する無原則な法的拡大解釈につながり、基地と共生する沖縄の行政体質を完備することにならないという保障はない。法改正より前に、民間空港部分の在り方を検証し、抜本的に見直すべきは見直すのが筋ではないだろうか。もとより、造るべきは危険な普天間飛行場を1日でも早く撤去するための代替施設である。埋立工法で規模が拡大し供用開始に二十年近くもかかる現計画を、その原点から政策的に見直す理性と勇気が求められている。

環境アセスの前提

 飛行場を造る際の環境アセスにあたっては、当然ながら供用後の航空機の就航による騒音・振動・大気質等の環境影響を予測・評価しなければならない。普天間の代替であることを考えれば、普天間飛行場における飛行回数や機種等のデータを環境アセスの予測・評価に適用しなければならない。
 名護市長は、代替施設では普天間で行われている戦闘機の離着陸を認めないとしている。そのような拘束力を持たす「使用協定」を政府と結ぶとして「代替施設の使用協定に係る基本合意書」を0二年七月二十九日に政府関係閣僚・県知事・市長で結んでいる。その基本合意では、代替施設での使用機種等については一切触れられていないが、名護市長は合意書中の「機能については、SACO最終報告の内容に何ら変更がないことを確認」という一文を持って、戦闘機等の離着陸の拡大にはつながらないとしている。しかし、SACO最終報告では「短距離で離着陸できる航空機の運用を支援する」と明記されており、どう考えてもこの使用協定では使用機種に係る機能拡大の歯止めにはならない。
 この使用協定は、関係機関で協議を継続し工事着工までに内容が明確になり、供用開始までに締結されることになっている。これは、環境アセスにおいては、ヘリなどの所属機だけで予測・評価を行い、供用後に明らかに飛来するだろう機種について明確にしない(できない)ということなのだろうか。これでは、適切な環境アセスは行えない。

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