第9回 金曜集会 (10.5)   
道路に向けてメッセージを書いた旗を並べると、車に乗っている人は、けっこう見てくれる。
始まる前にゆんたくするみんな ジュゴン・ようこちゃんと、渡具知さん
高江洲あやのさんは、「佐敷干潟と遊び・学ぶ、しあわせまねきの会」の事を話した。
会のことについては、今日の日誌の下の方に乗せています。↑右 しあわせまねきの会のタオル 300円
平良さんは、小泉首相とブッシュ大統領に報復テロをしないように求めるハガキを作ってきた。手書きでもいいので、
ぜひみなさんも送ってください。ビエケスの事を話す山口さん。崎原さんは、平和市民連絡会の報復テロに対する
抗議の行動
について話した。
仕事の昼休みをぬってやってきた、まよなかしくんやさん。しんやさんは総領事館に向って、
ピートシガーの「花はどこへ」を歌った。
ジュゴンの家から、ようこちゃん、そらちゃん、しん君が発言した。ようこちゃんは、ジュゴンの家1周年の事、そらさんは
かぶっているジュゴンぬいぐるみの事、しん君は、県庁前で行なわれた座り込みでの若者との話をした。
そうしている間にも、戦闘機は飛び立って行く。
しん君感想

 金曜集会での辺戸区のゴミ処分場問題の勝利報告、佐敷干潟の「しあわせまねきの会」発足の報告などの発言の
中で、「現在の社会の中での人間の根本的な問題」をつきつけられます。

 ゴミ処分場のゴミを出しているのは自分達で、干潟で取れる海産物を食べているのも自分達です。日々の生活の中
で、矛盾に対しての答えを出さなければいけない、足元を見つめなおさなければならない、のに、中々できない自分が
くやしいなと思います。

 今回、自分で発言したのは、県庁前、座り込みで出会った10代、20代の人達から受け取った感動や思いでした。い
つでも感情を表現するのは難しいなと、怒りでも喜びでも。難しいけれど、理論でない怒りや喜びは伝わるんだと、とて
も実感しました。

 反面そういう事を受け止められる場で言えば伝わりますが、初対面の人との話では伝わらないという事を踏まえなけ
ればいけないと思いました。
小泉首相とブッシュ大統領に、テロ報復をしないようにハガキを出そう!!
小泉首相宛て
住所
東京都千代田区永田町1丁目6番1号
内閣総理大臣 小泉純一郎殿
文章
内閣総理大臣 小泉純一郎殿

私は次のことを要求します。

1.日本政府は、アメリカ政府の報復戦争支援を撤回し、自衛隊の派兵を取りやめること。
2.テロ事件の原因を究明し、平和的解決をめざすこと。
3.情報統制は戦争への道である。国民の知る権利を保障すること。

(あとは、自分の思いを付け足してください。)
ブッシュ大統領宛て
住所
東京都港区赤坂1丁目10番5号在日アメリカ合衆国大使館気付
アメリカ合衆国大統領 ジョージ・W・ブッシュ殿
文章
I demand of the US Government.
(わたしは、次のことを要求します。)

1. that the US Government should immediately stop its war of retaliation for recent terrorism incident.
(アメリカ政府は、今回のテロ事件への報復戦争を直ちに中止すること。)

2.that the US Government should reflect on its own mistakes in foreign policy which caused the terrorism incident and make serious efforts to arrive at a peaceful solution.
(アメリカ政府は、テロ事件を巻き起こすに至った対外政策の誤りを反省し、平和的解決にむけて真剣に努力すること。)

(あとは、自分の思いを付け足してください。)
佐敷干潟と遊び・学ぶ、しあわせまねきの会
連絡先:沖縄県佐敷町字新里129
TEL/FAX 098−947−6581
「佐敷干潟と遊び・学ぶ、しあわせまねきの会」会員募集中!!

◆『しあわせまねきの会』はこんな事をします。
  干潟の親子観察会・お話大会
  干潟の生き物のスケッチ大会と展覧会および写真展
  干潟の勉強会および講演会
  干潟のクリーン作戦
  干潟でのコンサート

◆『しあわせまねきの会』の会員の心得
  会員は、干潟で遊び学び、干潟と生き物をたいせつにします。
  会員は、会の活動に協力します。
  会員は、個人参加とします。
  会員は、佐敷町にお住まいの会大歓迎します。
  会員は、年会費1000円を負担します。
 入会を希望する方は、必要事項を記入し、事務局までFAXまたは郵便でお送り下さい。年会費・寄付金などは郵便振替でお振込み下さい。

                       『しあわせまねきの会』入会申し込み

◆お名前__________________電話・FAX___________________

◆住所__________________________________________

◆Eメール_________________________________________

◆振込口座番号:01700−9−26158  名義:しあわせまねきの会
シオマネキのお願い

 わたしたちシオマネキやトントンミーは、多くの生き物たちと共に大昔からこの佐敷の干潟で暮らしてきました。昔のように、わたしたちと一緒に遊びませんか。自然にふれあい、学び、共に生きるために、友達になろうヨ。

 佐敷干潟にしかいない貝やシオマネキやトントンミーを観察したり、渡り鳥がどこから来て、どこへ行くのかも、しらべてみたいね。スケッチしたり、お話し会をしたり、満月の干潟コンサートもいいね。

 子供たちは、干潟におりると、ほんとに楽しそうに遊ぶよね。

 おとなもまけずに楽しいことを考えてみよう。

 『干潟はみんなのたからもの』。たいせつにしたいね!!

共同代表 : 瀬底あけみ 高江洲あやの
事務局 : 古謝久子 小野薫
世界の人々と連帯し、アフガニスタンへの武力攻撃を止めさせよう!
アメリカで戦争反対デモ! 犠牲者はいつも罪のない一般の人々!
(ワシントン 10,000人、サンフランシスコ 5,000人、ロサンゼルス 300人)−デモの人数−
●戦争では何も解決しない!

 軍事・経済の二大中枢へのテロ攻撃を受けたアメリカは、それへの報復としてアフガニスタンへの軍事行動を開始しています。それは国家テロに等しく、テロは新たなテロを生み出すものでしかなく、根本的解決にはなりません。そして、その犠牲者は常に罪の無い一般民衆であることを思う時、絶対に許されるものではありません。

●アメリカは、テロの原因となっている対外政策を転換せよ!

 不条理なベトナム戦争では200万人が犠牲になりました。中東湾岸戦争では、数10万人のイラク民衆が殺され、経済封鎖によって今なお多くの老人・子どもたちが死に追いやられています。特に劣化ウラン弾の被害で子ども達の白血病が多発し苦しめられています。パレスチナでは、アメリカの支援のもと国連決議をも無視するイスラエル軍によって連日パレスチナ民衆が殺戮されています。

 アメリカは自国の権益を守るために、他国の主催や民衆の権利を平然と侵しています。このような独善的政策を変えないかぎり、テロの温床はなくなりません。

●日本政府の自衛隊派兵をやめさせよう

 政府は、いち早くアメリカの軍事報復支援を表明、自衛隊の海外派兵のための立法措置を手がけています。この機を利用し、平和憲法をなしくずしにし、「戦争のできる国づくり」へと突き進んでいます。それを絶対に許してはなりません。

●沖縄をテロ報復の基地とすることに反対して立ち上がろう。

 今、沖縄からアフガニスタンに向け、グリーンベレー、海兵隊、F15戦闘機などが出撃し、核搭載原潜の自由出入港も許され、そのうえに情報統制も敷かれています。基地反対の声を今こそ大にして、立ち上がることを呼びかけています。

2001年10月
沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会(略歴 平和市民連絡会)
<平和市民連絡会の行動日程>

●街頭ビラまき、ハガキ運動
 10月3日(水) 午後5:30〜7:30 三越前
 10月10日(水) 午後5:30〜7:30 三越前
 10月17日(水) 午後5:30〜7:30 三越前

●街頭宣伝行動デモ
 10月13日 午後1:00〜8:00 県民広場
 10月14日 午後1:00〜6:00 三越前を中心に
          午後7:00〜8:00 デモ 牧志講演→県庁

●10.21反戦集会
 10月21日(日) 午後2:00〜5:00 自治会館 講演とシンポジウム

*県民の参加を呼び掛けます

連絡先
 「平和市民連絡会」 TEL&FAX 885−8230 那覇市古島1−14−6(教育福祉会館内)
 1フィート運動の会  TEL 862−2277


「反戦」の輪、全米に 「同時多発デモ」 朝日新聞 2001年10月1日 朝刊

 【ロサンゼルス30日=伊藤千尋】テロに対する報復として米国政府が軍事作戦を準備する中、ワシントンや米国西海岸のサンフランシスコ、ロサンゼルスなどで9月29日、平和解決を求める市民の「同時多発デモ」が行なわれた。

 ワシントンでは約1万人が、テロ事件後では最大規模の「反戦デモ」を繰り広げた=写真、AP。武装警官が道の両わきを警備、上空では警察のヘリコプターが旋回する中、「戦争では何も解決しない」と訴えながら行進した。

 サンフランシスコでは町はずれの公園に、市民約5000人が集まった。手作りのプラカードには「アフガニスタンを第2のベトナムにするな」などと書かれていた。

 ロサンゼルスでも中心部の連邦政府ビル前で約300人が同様の集会を開いた。

   第8回 金曜集会 9.28   
第8回金曜集会 中東の人々の写真。参加者が持ってきて展示していた
みんなで傘をフェンスに「干した」 ヘリが飛ぶ
昨日名護で見た、映画「梅香里」の監督、西山さんも来ていた。
国頭村 辺戸のごみ処分場の話しをする人々
ジュゴンの家のメンバーも、今度つくった「沖縄住民運動ネットワーク」の事を話し、みんなの知っている情報を提供
してください、と呼びかけた。また、報復戦争に行かないでと、米兵に訴える英文のビラを配っている方からの報告が
あった。この英文をコピーして、米兵に渡したり、米兵の車のワイパーなどにはさんでくださいと言った。
平良修さんからは、平和市民連絡会からの報告があった。明日の29日には参加できないが、次の行動を今日
集まって話し合う予定であることを報告した。
真喜志好一さんは、緊急行動を呼びかけた。明日29日、世界中でアメリカの武力報復に反対するデモが行なわれる
沖縄でも、この世界の動きと連帯して、明日抗議の集りを持とうと呼びかけた(下の「緊急国際行動」参照)

そして、プエルトリコのビエケスに行き、ビエケスの米軍基地撤去の住民投票と連帯しようと呼びかけた
(下の「プエルトリコ・ビエケスに行こう」参照)
米軍基地があり、県道越え実弾演習が行なわれている
日出生台・湯布院の栗を配る
みんなが帰ったあとでも、1人で抗議行動を続ける
日本山妙法寺の永沼さん

武力報復をやめさせるための緊急国際行動の呼び掛けに沖縄からも応えましょう
9月29日 正午12時〜午後1時
北中城村石平 在沖米軍司令部 ゲート前

呼びかけグループ・平和国際連帯沖縄市民の会
(心に届け女たちの声ネットワークを中心に緊急行動に賛同する市民)
緊急行動なので、皆さんの周辺に伝えてください。
戦争・人種差別阻止緊急国際行動

(アメリカ・ワシントン)

呼びかけ文

 私たちは、9月11日のワールド・トレードセンターや国防総省の攻撃における、何千人にも及ぶ犠牲者を出した参事を強く非難し、世界中の人々に賛同します。また、犠牲者の家族や負傷者に深い同情と哀悼の意を捧げます。

 熟慮し、反戦・反人種差別連合体を持ち上げ、全世界に戦争と人種差別に対するデモを呼びかけます。9月29日にワシントンのホワイトハウス前で、またアメリカ全土や世界の至るところで、行進とデモが行なわれます。我々は、良心を持つ人々や、革新的な組織が同じような行進を世界で行なわれるように呼びかけます。

 中東において、より大規模な新たな戦争を起こそうとしているブッシュ大統領とNATO連合を止めなければ、何千人あるいは何万人、またそれ以上の罪のない人々が犠牲となるでしょう。中東における、さらに幅広いアメリカとNATOの戦争は、暴力の悪循環を深めるばかりです。戦争は解決の糸口とはなりません。

 今、アメリカ政府は、革新的な意識を持つ人々か自分の考えていることを言えない雰囲気を作りだし、思想・言論の自由などを妨害しようとしています。ブッシュ政権はこの危機を利用しようとし、基本的自由民主権を妨害する警察権力の幅広い強化で米国社会を軍事化しようとしています。

 今こそ、良心のある人々、戦争や人種差別を反対するすべての人々が結束しなければなりません。あなたも自由民主権を信じ、世界と人種差別を反対するひとであれば、9月29日に、ホワイトハウス前や、世界の至るところで抗議を行なおうではありませんか。
プエルトリコ・ビエケス島に行こう

 フロリダの南カリブ海に浮かぶプエルトリコのビエケス島では、アメリカ海軍が50年以上にわたって爆撃演習を行なって、沖縄と同じように住民に多大な苦しみを与えてきました。1999年の誤爆によるプエルトリコの住民の死をきっかけに、撤去運動が盛り上がり今年11月6日に住民投票が行なわれます。アメリカは住民投票の結果を守ることになっています。名護市での住民投票は市や県、国に無視され続けてきましたが、世界の常識は住民投票の結果は尊重されなければならないものです。

 名護市の住民を中心にプエルトリコの住民投票を応援する訪問団を送り出し『基地建設NO』の声を届けましょう。

 平和市民連絡会を中心に「プエルトリコ行動実行委員会」を立ち上げました。広く賛同の会員・カンパを募ります。
賛同される方は会の運営費として一口1000円の会費を負担願います。今のところ1人概算30万円前後必要と思われます。一人でも多くの名護市民を中心とした訪問団を送り出すため、ご協力をお願いいたします。

平和市民連絡会・プエルトリコ行動実行委員会 代表 崎原盛秀

〒902−0061 那覇市古島119−1 教育福祉会館407号室 一坪反戦地主会内
TEL/FAX098−885−8230
mail:heiwa-sr@jca.apc.org

募金目標額は400万円

概算旅費       30万円*10名=300万円

アメリカからの参加者 20万円* 3名  60万円

印刷費など                40万円

合計募金目標額            400万円

振込口座

郵便貯金総合通帳 ぱ・る・る

加入者名 プエルトリコ行動実行委員会 
          代表者 崎原盛秀

国際通り郵便局  記号    17050 
                         番号 9737481

プエルトリコ行動のページ
4・募金目標額と振込先
プエルトリコの概観

Nuclear Weapons
Related Locations in Puerto Rico

国内核兵器関連地域 プエルトリコ・ビエケス

 面積8959平方km、人口380万人、首都サンファン(43.3万)、通貨米ドル、民族構成スペイン系混血、スペイン入植後アフリカから黒人奴隷が連行され、現在の住民は程度の差はあるが先住民、黒人、スペイン人の混血。宗教カトリック。

 内政・産業 アメリカの自由連合州として自治権を獲得。外交については米国に責任。
 国防 独自の軍隊はなし。米国の軍事基地があり、米軍駐留、男子は合衆国軍の兵役につく義務がある。ベトナム戦争における死者の人口比では、他のアメリカのどこの州よりも高かった。

 住民は米国の市民権を持つが、合衆国の選挙に投票権はない。米国議会には発言権はあるが投票権を持たない常駐代表を上下院に送っている。1993 米国の正式州への昇格を問う住民投票では自治領残留を決定(1998 住民投票でも現状維持が50.2%、アメリカ州昇格が46.5%で、現状維持派が勝利)。

 在米人口は272万(90)のうち40%以上がニューヨークに住む。その姿は、映画「ウエストサイド物語」で知られる。さとうきびのモノカルチャーから食品、繊維など農工折衷型へ移行しているが米国への依存度は高い。(平良宗潤)
米兵に報復攻撃を止めるよう呼びかける英文のビラ
TO ALL GLs STATIONED IN OKINAWA

So now all of America knows: attacking civilians is wrong.
Nothing can justify the taking of those innocent lives. No higher
cause, no political purpose, no useful "end" can justify those
means.

the United States has not suffered a domestic attack like
this since the war of 1812. In this, the US is unusual. In the
last century many people in many countries have suffered attacks,
in particular from the air, on their civilian populations. And
many of those attacks were carried out by the United States
military. Now is the right time to rethink that past, for each of
those snuffed out lives was just as individually precious as each of
the lives lost in the attacks on Sept. 11.

The past cannot be changed, but the future can. For given the
mood in the US government now, you may be ordered to carry out
acts of vengeance that will also destroy the lives of innocent
civilians. If you find the attacks of Sept. 11 unbearable, Wouldn't
the thought of you yourself carrying out a similar act be even
more unbearable?

We are group who believes that the launching of a war
against terrorism is a disastrous mistake. Perhaps you believe
that war is justified in case. But Please remember at least
this: that the killing of civilian populations is prohibited by
international law, and the US military is obligated to obey that
law. Remember that ther are newly founded International
Criminal Tribunals that are indicting and convicting individual
soldiers for war crimes. This could happen to you.

Remember, if you are ordered to carry out any act that is a
violation of the laws of war, that is, a war crime, you are not
ovligated to carry that order out. In fact it is your duty to refuse
to carry it out. Murder is not the solution to murder. If the
people who give the orders are not capable of understanding that,
we think you are.

FRIEND OF PEACE IN OKINAWA
シオマネキとあそぼう!

 ずーと大昔に佐敷の干潟はできました。その干潟には、多くの生き物たちがすんでいました。シオマネキやトントンミーは、私たち「さしきんちゅ」の先祖よりも昔から、スクナムイに見守られながら、共に干潟で暮らしていたのです。そのような干潟の自然にふれあい、大切さを学び、生き物たちと環境を守り育てるために、シオマネキにちなんで

『佐敷干潟と遊び・学ぶ、しあわせまねきの会』ができました。

 これまで佐敷は、スクナムイや竹林などの豊かな自然を失いました。しかし、かけがえのない干潟は、今も命を育み、海のめぐみを与え、私たちを受け入れています。

 昔のように干潟で遊びませんか。『しあわせまねきの会』は、皆様の参加を待っています。

『佐敷干潟と遊び・学ぶ、しあわせまねきの会』
第1回 「干潟観察会」に参加しませんか!

日時:10月7日(日)午後1時30分
集合場所:シュガーホール裏
*少々の雨天でも、観察会を決行します。
*準備する物:長靴、帽子、軍手、バケツ、スコップ、カッパなど

『しあわせまねきの会』って、どんなことするの?

佐敷の干潟にしかない貝やシオマネキやトントンミーを観察したり・・・
渡り鳥がどこからきて、どこへいくのか、しらべてみたいね。
スケッチしたり、お話会をしたり、波の音を聞きながら満月の夜の干潟コンサートもいいね。
子どもたちは、干潟におりると、ほんとに一心に楽しそうに遊ぶよね。
おとなもまけずに、わいわい、楽しいことを考えようよ。
干潟は『佐敷のたからもの』。たいせつにしたいね!!
連絡先:098−947−6581(TEL/FAX)
  第7回金曜集会  9.21
太鼓を叩きながら抗議をする、日本山妙法寺の永沼さん こんなにきれいなのぼりをつくってきた人がいた。
紙芝居風に、要点を紙に書き、30年前の今ごろ起きた
1931年9月18日、柳条湖事件で、日本軍は鉄道
線路を爆破しこれを「中国軍のしわざである」として
戦争を始めた、という話をされた。
国頭村のごみ処分場の建設で
村が、強制着工に踏み切った事を聞いて驚き、
急いで駈けつけて見てきた惨状を伝えた。
テロに対する軍事報復をするというブッシュに対して
ブッシュのキリスト教は、ブッシュ式のキリスト教で
キリスト教は、人を殺すような教えではない、と、
今回のテロに関して、キリスト教の立場からのお話を
された
木にしがみつくおばあを引き剥がし、チェーンソーで
木が切り倒された。
アメリカは本当に戦争をする気だ。
絶対に許せない。

今日の感想

ソラ  金曜集会で、辺戸へ行かれたお二人の話を聞きました。木を切らせる人には切らせる人の都合、木を切る人には切る人の事情があるんだろうけれど、それでは木を切られる人の気持ちはどうしたらいいんだろう。私は辺戸での事を今日集会に行って聞くまで知らなかったのですが、実際に現場に行ったお二人の話を聞いて、豊かな自然、それを守ろうとするおじいやおばあ、強行突破され、守ろうとしたものが目の前で切り倒されていく(きっと自分の身体が切られるような気持ちだっただろうと思う)情景が目に浮かび、涙が出そうになりました。
 アメリカでのテロ事件に関連して、戦争の事やパレスチナの事を少しだけ勉強しました。パレスチナの事は、まだよくわからない。ちょっとずつ勉強していきます。世界の歴史について私が知っている事はごくわずかで(ほとんど知らないと言っていい)、そのわずかな知識と感覚で今回のテロについて色々考えるけれど、アメリカの感覚がやっぱりわからない。本気ーなーのか。(ヨッシー)というかんじです。

ようこ 金曜集会が終わって、しんくんはアメリカの報復に抗議する県庁前での座り込みにジュゴンの家の代表として行きました(明日の夕方まで座り込みます)。残った4人は名護に戻りジュゴンの家を開けて、しん君が座り込みをしていることに関連してもう一度イスラエル・パレスチナの勉強と、街日誌を読んでみんなで話し合いました。途中でけんさんが久しぶりにやってきて、一緒に話しをしました。ジョンレノンのイマジンが自粛リストに入っているというのを知ったとき、アメリカは本当に戦争をするんだ、と改めて思い知らされました。私は戦争なんていやです。沖縄の新聞にもブッシュ政権、小泉政権のとろうとしている方法に対してそれは違う!という投稿が毎日のっています。戦争をしたい人達もいるでしょうけれど、絶対にしたくない、させたくない人達もたくさんいます。どんなに、法律をかえて軍隊を合法化しても、人を殺しにいくことは隠せません。この間ヨッシーが次々と歌をつくっています。ミーティングでヨッシーの詩を読みました。早く、ヨッシーの歌でききたいです。楽しみにしています。

 印象に残り、考えなくては、と思えたことが2つありました。
 ひとつは、平良修さんの発言に出てきた、「ほんとうのキリスト教ならば」ということです。アメリカは、過激なイスラム(主義)勢力に対して、(キリスト教を土台とした国として)報復する、と宣言している。しかし、真のキリスト者は、果たして、そういう行動を取るだろうか。いいえ、そう(報復)はしないのが、真のキリスト者のあり方だと、訴えられました。私は、発言を聞きながら、ステファノの殉教の場面のステファノの最後の言葉を思い出していました。
 さらに、キリスト教の精神や、キリスト教徒として、そういった応じ方をするのは、キリストの生き方に反しているし、教えに背いているとも。
 (今は、7回目だが、ずっと何百回と続けていると、領事館側も、人数が少なかったりすると、寂しく感じ始めます。やはり、人間であるから、情がうつるものです、という話も、考える点でした)

 もうひとつは、国頭の辺戸区で強制着工された処理場予定地現場で、自然環境を守ろうと活動されておられる住民の方々と行政・業者の攻防の様子を伝えてくださった発言です。
 少ない人数なのに、交代でテントを立てて、監視と阻止のために活動されておられる住民の方々。その住民の方々に対し、行政と業者は、午前7時という、工事をおよそ始めるに不相応な時間に押しかけた。木にしがみついてまで、泣いてまで、「やめてください」と言っているおばーを、木からひきはがして、木を切り倒す。怒声、もみあい、嘆息の中、けが人まで出た。
 いったい「公共の福祉」とは、なんなのだろう? 軍事費に莫大なお金をつぎこむよりは、むしろ、あらゆるゴミや有害物質(もちろん放射能も!)を、できるだけ安価で無害化できる技術開発のために費やしたほうが良いと思う。すぐには結果は出なくても、未来の子供たち、そして世界中の人々に尊敬されることになる。「原爆を落とされた人々の子らが、放射能に核汚染に勝った」と。望みは、そういう方向に託したい。

 アメリカの報復攻撃に反対する座りこみに参加する晋君を那覇まで送ったあと、「ジュゴンの家」で、転送されてきたメールなどを読み、ふたたび「パレスチナ問題」勉強会。
 物事を知らないと何も言えないし、動けない。流される情報だけを鵜呑みにしていると、判断を誤るおそれがあることを、ひしひしと感じる。

あり 平良悦美さんが話した「おばあたちは、木を倒されるのを泣きながら見ていた。その気持ちが最初わからなかった。しかし、辺戸の自然を見ていてわかってきた。ここにはヤンバルクイナ、ノグチゲラなどの生き物がいる。ノグチゲラは空を飛ぶことが出来ないのは、知識としてはみんななんとなく知っている。外敵がいないため、空を飛んで逃げる必要がないからだ。自然繁殖で増えたアヒルがいた。黄色いくちばしに白い肌。時々赤いくちばしに茶色い肌のアヒルも。そして、合いの子のアヒルがいる。黄色いくちばしに茶色い肌。その姿はノグチゲラのよう。合いの子のアヒルが何匹かのアヒルにいじめられていた。そうすると、空を飛べないはずのアヒルが、何メートルも空を飛んで逃げた。外敵がいなくて空を飛べなくなったノグチゲラは、平和な自然が産んだ生物。まさにその平和な自然を、おばあたちは自分たちの命の源であることをわかっている。だから、身体を張って守ろうとする。木が切られるのは、自分の身が裂かれるような思い。」

 木を切る人は、申し訳無いが、仕事だからやむを得ない。区長は、自分の立場を守るためにはやむを得ない。動員をかけられた役所の職員は、公務だからやむを得ない。国民は、生きる為の仕事に精一杯だし、政治に関わるヒマもないから、戦争だと言われてもやむを得ない。人はやむを得ない時、人を殺すだろうか。僕達はすでに、人を殺していることに、気付いてもいない。人間の取り戻すべきものは、おばあの見せた、命の感覚。
ここをクリック 第22回〜第24回
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