ジュゴンの家・日誌
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6月24日(火)
6月23日慰霊の日
名護から、晋くん、うららちゃん、ようこちゃん、篠原さん、熊本さんで参加!
平和祈念公園での県主催の追悼式。朝7時前に名護を出て、会場で有事法制反対のビラをまきました。
みんな「戦争はイヤヨ。がんばってね!」と言ってくれました。「小泉首相はこんな法律をつくったから、沖縄には来れないよ。来たらたいへんよ」と言うおじぃ。戦争を体験した人達もたくさんきていました。
魂魄の塔での集会の集合まで時間があるので夏芽さんとティータイム ヨルダンで買ったチョコレートを夏芽さんがくれました。どんな旅だったかを物語るチョコレート みんな集合!
まずは去年に続きオシャレな帽子のマキシさん。晋くんも沖縄チックな帽子で。
これからさとうきび畑の中を30分、魂魄の塔へ向けて歩きます。 マキシさんに教わって完全防備のうららちゃん 悦美さんと修さん
金曜集会にもきている生世さん イラクコンビ、夏芽さんと豊見山さん ようこちゃんと正博さんの連れ合いのあけみさん
みんなが集まり、話と歌「月桃」の練習
西尾牧師の挨拶 しんやさん「命どぅ宝」
しんやさんと一緒に歌う悦美さん 魂魄の塔へ向けて道ジュネースタート!
「闘いの中にもオシャレを忘れずに」と帽子の紐を少しあごの横にずらして結ぶ修さん。お茶目!
サトウキビ畑を抜けて魂魄の塔へ 到着。高江洲朝男さんの絵本「コロとおじさんと平和のかかし」販売 魂魄の塔前で夏芽さんの書いたアピールを読む
      アピール文
 6月23日を「慰霊の日」と定めたのはなぜか。
 多くのものが、「沖縄戦終結の日」と勘違いするこの日。
 時の司令官、牛島満中将が沖縄をさらなる地獄にすることを命じ、自らは楽に逝った日。

 この日に私たちがこの地に集まるのはなぜか。
 何をするために、ここにいるのか。

 我々は、あの沖縄戦を経て、決意したはずだった。
 すべてのいくさ、いくさにつながるものを拒絶しようと。

 しかし、我々の島沖縄は、
 人殺しの島として機能し続けている。

 朝鮮、ベトナム、湾岸、そして、アフガニスタンとイラク。

 我々は、平和を願いながらも、いくさからの利益を受けることを、本気では拒絶できずにいる。頼ってすらいる。

 6月23日、年に一度のこの日を大切に覚えつつも、我々の島が今なお殺しつつある命について真剣に覚え続けることには、あまりにも怠惰である。

 我々が今、想うべきは、沖縄戦で踏みにじられた20万余の命か。
 そうではない。その20万余の命に誓いつつも、いくたびも戦を重ね、安らかに眠る暇(いとま)を与えない我々のだらしなさである。

 沖縄戦の犠牲者を覚え大切にするとは、慰霊祭を行うことではない。単に行進や集会を行うことでもない。「いかなる理由があろうとも、いくさを許してはならない」という死者たちの叫びに、まじめに耳を傾け、心に刻み、実行することである。

 鉄の暴風と呼ばれた砲弾の雨あられの中で、ガマにも入れずに逃げ惑った人々の苦しみを、二度と繰り返さないということである。
 
 今こそ、決断すべきときだ。
 聴き始めよう。最も身近なものたちの声を。言葉にならないうめきを。
   その声を生き様に刻め。自らの行動とせよ。

   今日、ここに集まったことを戦争への免罪符とせず、確かな決意の場としよう。
集会前にお昼ごはん。島田正博さんたちと一緒に食べました。
ジュゴンの家チームは平和記念公園で買った弁当。
350円でこのボリューム。
正博さんチームは手作り弁当。おにぎりをパクっ。 おいしそうなお弁当。ジュゴンの家もごちそうになりました。
桑江テル子さんの昼食はカレーライス テルコさんはお弁当 お水を飲むミキヨちゃん
ミキヨちゃんのTシャツ、さばにくらぶオリジナルTシャツ サバニクラブの鍋島さん まよなかしんやさん
星野暁子さん 読谷の仲宗根さんファミリー 善次さんとハルさんグループ
儀保さんファミリー かおるさん 真生さん
1時から集会スタート
24日から那覇で写真展をする韓国、在日のカメラマン 海勢頭豊さんの歌
海勢頭さんの歌にあわせ踊る悦美さん 沖縄戦体験者の話 沖縄靖国訴訟原告団
若者からの平和の発信
棒術 男の子のバンド

沖縄そば(すば)がだいすきな女の子バンドすばっぷの歌と詩の朗読のジョイント

「♪声にならない声が あなたに聞こえますか?心に愛を 心に花を」

なぜ戦争なのですか?(中略)
今ここからはじめよう
悲しみを、平和を創造の力にかえて・・・
この沖縄から        

ダンス
最後はみんなで「継いでゆくもの」を歌う。
イラク訪問団からの報告
 島田団長・・・イラクはまだ戦後ではありません。
 夏芽さん・・・くどいですけど、まだイラクでは戦争は終わっていません。イラクに落とされたクラスター爆弾は日本製であり、劣化ウラン弾の材料を日本が提供し、具体的にかかわった私たちがするべきことは復興支援でなくて補償と謝罪です。イラクの病院は薬品も器具も無く病院の体をなしていません。爆撃を受けた建物にいた人に話をききたいというと一人しか病院にいないという。ほどんどの人が死ぬか、生き残っても病院では治療できないので最期くらいは家族と一緒に・・・と家にかえしたそうです。
一刻も早く、彼らが治療をうけられるようするべきです。
 
イラク攻撃が始まり夏芽さんが断食をしたときにつくった歌「命どぅ宝」をまよなかしんやさんが歌う。
沖縄戦とがじゅまるの話の紙芝居 イラクへのカンパを集める女の子 次から次へとカンパが集まる
マキシさんの紙芝居。移設でなく新基地建設である。 喜納昌吉さんの歌 金曜集会から国政さん
伊波宜野湾市長 那覇軍港の浦添移設に反対する市民の会 名護ヘリ基地反対協の安次富さん
普天間爆音訴訟の島田善次さん 嘉手納爆音訴訟の矢守さん
閉会挨拶は平良修さん。
予定時間より大幅に遅れましたが、平和運動は粘り強さが大切です。ネバーギブアップ!ここに粘り強く残っていらっしゃるみなさんを褒めあいましょう。グレッグソン司令官は「基地の周りに基地に反対する人がたくさんいると基地として機能しない」と言っていました。私たち民衆が怒りと抵抗の思いで基地を取り囲む事を米軍は恐れています。今日は20回目の集会ですが、今までになく若い人達の出演がたくさんあり希望が持てました。「命どぅ宝、私達はあきらめないよ。平和と自由と愛を求めて、今日も生きてゆくよ」最後はしんやさんの歌を引用してしめくくりました。
沖縄の新聞より
「慰霊の日」追悼式に6400人参列  更新 2003年6月23日 月 14:54 

 沖縄戦犠牲者のみ霊を慰める沖縄全戦没者追悼式が「慰霊の日」の23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われた。遺族ら6400人余が参列し、犠牲者のめい福を祈った。イラク戦争の勃発(ぼっぱつ)、有事関連法案の成立など、戦争をめぐる情勢が混とんとする中で迎えた「慰霊の日」。平和への祈りをささげる参列者からは、あらためて戦争反対を訴える声が相次いだ。一方、小泉純一郎首相(代理)はあいさつ文の中で、5月金武町で発生した米兵による女性暴行致傷事件について、あらためて遺憾の意を表し、米側に綱紀粛正と再発防止の徹底を求める意向を示した。

 今年は遺族の高齢化や猛暑に配慮し、式典は例年より20分短縮された。伊良皆高吉県議会議長が「慰霊の日のきょう、あらためて亡くなられたみ霊の無念さと遺族の深い悲しみを思い、悲惨な戦争から学んだ教訓を風化させることなく次の世代に伝えたい」と式辞を述べた後、正午の時報に合わせ全員が黙とう。参列者は思い思いに犠牲者のめい福を祈った。

 県遺族連合会の座喜味和則会長は「この平和と繁栄は皆様の尊い犠牲の上に築かれたことを決して忘れてはならない。戦争の愚かさを後世に伝え、二度と悲惨な戦争を繰り返さぬよう、世界の恒久平和に向け努力することを誓う」と追悼の言葉を述べた。

 野村流音楽協会による古典音楽が演奏される中、稲嶺恵一知事、細田博之沖縄担当相、小中高校生代表らが菊を献花した。

 稲嶺知事が「沖縄が恒久平和の発信拠点となるよう県民の英知を結集して前進していく」と平和宣言した後、読谷小学校5年の知花かおりさんが平和の詩「川の水よ 太陽よ」を朗読した。

 国会審議のため欠席した小泉首相に代わり、細田沖縄担当相は「私たちは戦争の悲惨さや悲しみを深く胸に刻み、直視しなければならない。平和を希求する県民の心が一層の輝きを増すよう、諸課題に全力で取り組む」と首相あいさつを代読した。

 式典終了後、参列者が次々と焼香し、犠牲者のめい福を祈りながら静かに手を合わせた。

写真説明:犠牲者のめい福を祈り、静かに手を合わせて焼香する参列者ら=23日午後零時40分、糸満市摩文仁の平和祈念公園




6月23日(月)
うららちゃん&篠原さん南部戦跡めぐり
1日目
今晩泊まる民宿「月桃」の照屋さん夫妻 「月桃」で教えてもらった食堂で昼食
福州園にいきました。 あー涼しげ
金色の鯉がいました
「止めよう、戦争への道」〜有事(戦争)法・個人情報保護法・住基ネット反対!〜に参加
県庁前で行われました。 沖縄戦や世界の反戦集会の写真パネル
戦争体験者の話もありました。まよなかしんやさん、マキシさん、友ちゃんもきていました。
その後、那覇市エコアンテナショップZENへいきました。環境を考えて買い物をするひとの拡大や環境に配慮した商品の情報発信を目指したお店。店内にはへナや恩納村のみさこさんがつくった環境にやさしい粉石鹸などがありました。
こんなものもありました。ソーラークッカー、太陽熱で調理するそうです。 沖縄の自然を撮った今泉真也さんの写真展が店内で行われていました。瀬嵩の写真もありました。
篠原さんとZENの宇地原さん。
環境の話をしてくれ、おいしいお茶と
コーヒーをごちそうになりました。
2日目   いよいよ南部戦跡めぐり
宜野湾の嘉数高台へ 普天間基地が一望できる トーチカ(銃を撃つために兵士がかくれた所)
南風原陸軍病院跡 糸数壕
まっくら。逃げてきた人達はここでどんな思いでいたんだろう。 平和祈念資料館 韓国人慰霊塔
星野文昭さんを取り戻す会に参加
会長挨拶、知花盛康さん 司会は知花昌一さん
イラク現地報告をする平良夏芽さん。米軍は強奪を煽っているし、戦争は終わっていない。そこへ自衛隊を派遣するなんていけない。クラスター爆弾は日本製でした。劣化ウラン弾に使われた核廃棄物も日本が協力していたようです。日本は戦争を支持しただけでなく、手伝っている。 夏芽さんの話を真剣に聞く暁子さん。
暁子さんから文昭さんの様子や全国の救う会の報告。 耳に手を当て話を聞く修さん 金城さんから活動報告
人柱となった人をあづけっぱなしにしておくのはよくない。解放しなくては。私達は星野さんの痛みと責任を自己吟味するべきです。 新聞で取り上げられませんでしたが、北中城村議会で有事法制への抗議決議をあげました。法律が成立したからといって許せる物ではありません。 なんとしても星野さんを取り戻さねば。
閉会の挨拶は島田善次牧師。


6月22日(日)
ジュゴンの家日誌
 今日は、うららちゃんと篠原さんは平和資料館へ明日の慰霊の日に備え、2人で沖縄戦の勉強。朝、早くから行くので、昨日は那覇の民宿「月桃」へ2人で泊まって、久しぶりに息抜きできたかな?民宿「月桃」はコバルト荘の照屋さんの息子さん夫婦が始めたドミトリータイプの宿です。
今日はようこちゃんがお見せ番。晋くんは日曜日で測量などの業者は休みのはずだけど、もしも何かあったら・・・・といつのもように、朝早く辺野古へ行きました。沖縄は今日もムシムシ暑いです。
ようこちゃんが来週実家に戻ると聞いて、
お客さんの新垣さんが、ようこちゃんのお母さんへのお土産に
持ってきてくれたもろみ酢。
「いつもおいしい八女茶をお母さんがくださるので、お礼です。でも重たい荷物つくって・・・と主人に言われちゃった」と新垣さん。
「本当にありがとうございます。がんばってもって帰ります。
これを飲んだらますますお母さん元気になります」とようこちゃん。

白保メール No.48 基本計画協議会の報告
<基本計画協議会の報告>                鷲尾 雅久

 6月2日、八重山支庁で第3回新石垣空港整備基本計画協議会が開かれたので、傍聴に行きました。しらほサンゴ村の小林孝委員は、今年白保ハーリー組合(漁業組合)の役員になったため、翌日のハリー(海神祭)準備で、欠席しました。しかし、結局ハーリーは、台風の影響で中止となりました。ここ何十年来、なかったことだそうです。神様が海からいらっしゃって最初に休まれる場所だというカラ岳を削るなどという話を、白保の人が(一部だと思いますが)、しているのですから、神様が怒ったのではないかと思います。

 会議は、1時間ちょっとのあっけないものでした。第1回は事務局の報告だけ、第2回も事務局報告と質疑のほか若干の意見が出されただけなのに、この日でもう報告のまとめをすることになっていました。

 当日の傍聴者は40人ほどでしたが、大半は県八重山支庁の職員のように見えました。しかし、公務員には「職務専念義務」というものがあります。こんなに大勢の人が新空港に直接関係のある仕事をしているとも思えません。いくら同じ建物の中だからといって、こんな「動員」をかけるのは問題です。

[「報告案」は傍聴者には配られず]

 議事の中心は、「新石垣空港整備基本計画に対する市民等の意見の集約に関する報告書(案)」の審議でしたが、傍聴者には配られませんでした。まだ案の段階だからという説明でしたが、当日の審議を聞いていればどこが修正されたか分かるわけだ
し、持ち帰って他の人が見ても「案」と書いてあるのだから、出して何の問題もないはずです。これがないと、審議内容を理解することも困難です。なぜこのようなことをするのでしょう。「秘密主義」もここに極まれり、という感じです。

 傍聴者には、「閲覧用」として、ファイルが2、3冊置かれ、その中には、この案も入っていましたので、報告案の中心部分を写してきました。次のようなものです。

 「新石垣空港整備基本計画に対する市民等の意見の集約に関する報告書(案)」計画案に対する意見書は、全国から752通、提出されている。意見書の内容、提出者の範囲などからして、本計画案が関係する住民等に周知され、意見集約が可能な状況にあると判断される。

 本協議会は、意見書の論点を整理し。位置選定や環境への影響に関する意見等を除き、「カラ岳陸上地区での計画案」に関する25件の代表的な意見に対する事業者の見解を中心に審議した。

 その結果、今回提示された計画案については、提出された意見に対して示された事業者見解が、意見提出者の疑問などに応え、理解できる内容になっていると判断された。

 したがって、施設計画段階におけるPIとしては、関係する住民等の理解はほぼ得られ、合意形成に向けて関係住民等の意見集約はなされた状況にある、と位置づける。

[無理に導かれた結論]

 出された意見書の特徴は、『白保メール』No.47「パブリック・インボルブメント」に書いたように、「建設の早期推進の立場からの意見」の中に、「異議なし」とか「新石垣空港早期建設」などと一言しか書いていないものや、同旨さらには同文のものが多く見られる(誤字や誤記まで同じだったりする)ということです。これはむしろ、空港を造りたい人達が組織的に意見書を出していることを表わすのではないでしょうか。ここから、「もの言わぬ多数派」の存在を推測することも可能でしょうし、少なくとも、十分知らされていないと言うことはいえるのではないかと思います。「関係する住民等に周知され、意見集約が可能な状況にある」とは、到底考えられません。

 また、位置選定や環境への影響に関する意見等を除き」などと平気で書くことは、大問題です。「位置選定に関する意見」は、「構想段階のPI」の対象で、今回の「施設計画段階のPI」の対象でない、とされています。また、位置選定委員会が「構想段階のPI」に当たるとされました。しかし、そうだとしたら、「今頃」こうした意見が沢山出るということは、「構想段階のPI」が機能していなかったことを表すものです。

 さらに、対象としない意見があるのだったら、それを予め示した上で意見募集を行うべきでした。そう言われたら、別の意見を出した人も多かったでしょう。私としては、位置選定後にも、ターミナル位置を滑走路西側から東側に変更することにより、カラ岳の切削量を増やすというような問題がありますから、それを書けばよかったと思います。

 一番問題なのは、協議会が、なぜ、どういう資格で「事業者見解が、意見提出者の疑問などに応え、理解できる内容になっていると判断」したかということです。実際に意見を述べた人に事業者見解を伝えた上でないと、その疑問に答えたかどうかは、判断できないでしょう。それに、協議会は、住民などに代わり事業者と話をする「代理」または「代表」なのか、あるいは、住民などと事業者の間に立つ「行司役」なのかが分かりません。審議を聞いていると、委員自身が何の自覚もなく、ただ自分の関心で発言していたように感じました。意見提出者の疑問に答えたかどうか検討は、されていません。「理解できる内容になっていると判断」したとしても、それは、「委員自身が理解できた」ということにすぎません。

 最後の結論も、飛躍があります。「関係する住民等の理解はほぼ得られ」は根拠がありませんし、「合意形成に向けて関係住民等の意見集約はなされた状況にある」とは、ますます言えないでしょう。或いは、「合意形成」と言い切っていないところが
ミソなのかもしれませんが。

[「第三者機関」が「早期実現」を希望]

 この協議会が、住民などの「代理」「代表」なのか、あるいは、住民などと事業者の間に立つ「行司役」なのかが、これまで分かりませんでしたが、最後の委員長の発言では「第三者機関」という言葉が使われました。しかし委員長は、その舌の根も乾かぬうちに、「道のりは遠いが、1日も早く(事業が)実現できることを願う」などと発言しました。こんなことを言ったのでは、「第三者機関」が泣くのではないでしょうか。疑問は解消された(さらに、合意はなされた)、と言うのかもしれませんが、それも、疑問を出した人に確認した上でのことではありません。せめて、県の見解を公表したあとで、住民などの反応を見てから言うべき言葉でしょう。

[形だけのPI]

 基本計画協議会の報告は、会議の4日後の6月6日、早々と県(事業者)に出されました。あとは、県のホームページや住民説明会により、内容を公開していくのだそうです。しかし、不十分とは言え、基本計画案を公表したのに、出された意見に対する事業者見解は「基本計画協議会」で説明されたに過ぎず、そこでの検討が終わった段階で公表するというのでは、途中が抜けているように思います。「合意形成」と言うからには、出された意見に対し事業者が答え、さらに疑問の点があれば出してもらってまた回答するというように、時間をかけて進めるべきでしょう。今回の進め方は、あまりに短期間ですし、PIのつまみ食いではないか、と言いたくなります。
 
 なぜこんなに急ぐのでしょうか。その理由は、前号に書いたとおり、国土交通省が今年度からの地方空港整備について、PIの実施を義務付けたためだと思います。しかし、これがPIでしょうか。形を作っただけで、PIをただの「儀式」にしてしまったという感をいだきます。新石垣空港についての論議の場は、またしても作られることはありませんでした。協議会の委員長や事務局の発言では、これがPIの全国第1号だ、というようなことも聞かれましたが、沖縄県は、アセスに引き続き悪い前例を作りつつあるのではないかと思います。国土交通省は、以上のような実態をどう見るのでしょうか。
^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~
# おわびと訂正
  大分間が空いてしまいました、申し訳ありません、白保メールNo.48をお届けします。
  古い話で恐縮ですが、前号の<パブリック・インボルブメント>にミスプリントがありました。[基本計画案への意見書]中、「異義なし」とあるのは、「異議なし」の間違いです。おわびして訂正します。なお、「意義なし」という表現は、意見書の言葉を写したもので、本稿執筆者の責任ではなく、意見書を書いた方、或いはそのお手本を書いた方の責任です。

♪ 『白保メール』ホームページ
      http://www1.ocn.ne.jp/~shiraho/  
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白保メール NO.48  03.6.18
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp



6月21日(土)

 第98回金曜集会
 湾岸戦争の時、嘉手納から1分間隔おきぐらいに飛んでいく爆撃機を目の前で見ていた。この美しい竜宮のような島がそんな事に使われて欲しくない!!2人でも3人でもいいから始めようと、金曜集会を始めました。米軍は嫌だ、私達で私達の世界を作るんだ!!という意思表示です。生活の代替案はあるのかとか、難しい事をいう人がいますが、誰も死なない、誰も苦しまない島にしたい、という気持ちだけなんです。
南風原文化センターで「イラクの空の下で」という写真展をやっています。アフガン公聴会の内容はだいぶ固まってきました。 アメリカ軍と友好的に話そうとしても駄目だと思う。これだけ嫌な思いをしている、嫌だ、嫌いだ、という事をはっきり言った方がいいと思う。 みんなの発言を真剣にメモするジュゴンの家ニュース編集員のうららちゃん
「骨のカチャーシー」を歌うしんやさん きょうはとっても暑い!! 佐喜眞さん。6月22日、佐喜眞美術館・慰霊の日特別企画として、天満敦子さんのヴァイオリンコンサートをやります。午後4時開演。
←西尾てるこさんと羊子さんが、縦笛と歌で「月桃」の演奏

しなのまち教会の女性3人。「沖縄の平和の事について考え、連帯します。どんな事ができるかわからないけど、ともに歩みたい。」               →
真喜志さん。ユニマット不動産による西表島のリゾート開発をとめるための裁判をやります。沖縄・日本・世界中で原告団を作りましょう。 西尾さん。小泉はイラクへの自衛隊の派遣を急いでいる。前防衛庁長官が「自衛隊が行けば必ず死ぬ」と言っています。靖国が必要だということです。 国政さん。宜野湾市長の伊波さんが米海軍病院の受け入れを拒否しました。車のラジオで聞いて、もう、手をたたいて一人で喜んでました。思わず激励の電話をかけました。
選挙に勝つということはうれしい事ですね!!
マイクの電池がなくなり、警備の人がくれた電池に入れ替える。 辺野古の海上デモのお知らせをするうららちゃん。
金曜集会のあと、「風の里」へ。「玄米御前」を頼んだ篠原さん。 うららちゃんとようこちゃん。うららちゃんは「きのこと鶏のクリームソースパスタ」。 ようこちゃんは「風(ヴァン)セットお魚プレート」。食事の後じゅごんグッズの仕入れをしました。
帰りに南風原町の文化センターでやっているイラクの写真展にいきました 広い会場にずらっと展示されたイラクでの写真
テレビのコーナーでは夏芽さんがここでお話をした時のビデオが流れています 並んだ写真のなかに・・・ あっっ!!さおりちゃんが写ってる!!
戦争に「NO」 壊れた戦車 街のいたるところに米軍が。人が集まると、ライフルを構えていつでも撃てる状態にする。マスコミが「戦後」と報道しているが、イラクでは戦争が続いている。
靴磨きの少年 イラク写真展と一緒に、アフガン写真展もやっています
義足で生活する村人 米軍がアフガニスタンで使用したクラスター爆弾の本体。人間と同じくらいの大きさだ。この中に202発の子爆弾が入っている 金曜集会に行く途中、米軍の車が何かを運んでいました。
西表の自然を守ろう!!  マキシさんからのメール
西表の浦内川の川口近くに、あのコーヒー販売で利益をあげているユニマットが、リゾートホテルの
建設に着手しました。

地元の人を中心に、西表の暮らしと自然を大事にしたいと願う人たちで、差し止め訴訟を行うことに
なりました。

ユニマットに思いとどまらせるために、あなたも原告になりませんか?
詳細は下記のURLを

 http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2032/
沖縄の新聞より
更新 2003年6月21日 土 10:18

大型ヘリが胴体着陸/普天間飛行場

 【宜野湾】宜野湾署によると、20日午後5時54分ごろ、米軍普天間飛行場内で着陸しようとしたCH53E大型ヘリの車輪が下りず、胴体着陸した。また、同日午後5時52分ごろには、C―130輸送機がエンジン不調のため同飛行場に緊急着陸した。

 胴体着陸した現場は沖縄国際大に近い同飛行場南側の誘導路上。

 同日夕、米軍から宜野湾市に入った連絡では、滑走路への誘導路上を移動中のCH53E大型ヘリの車輪が突然格納され、ヘリの胴体が路上に着く状態で停止したと説明、胴体着陸には触れていなかった。那覇防衛施設局や外務省沖縄事務所、県にも前後して同様の連絡が入った。

 米軍側は「人身、火災被害はなかった」と説明している。

 市役所屋上から胴体着陸したヘリを確認した宜野湾市の伊波洋一市長は「住民地域で起こり得る事故。日本政府に飛行中止するよう求めていきたい」と話し、担当課を通じて防衛施設局に事故原因の究明などを申し入れた。

 連絡を受けた宜野湾市は一時騒然となり、伊波市長や、関係職員が市役所屋上に駆けつけて、双眼鏡で胴体着陸の現場方面を確認した。

 事故機の周辺には消防車などの緊急車両が数台取り囲んだ状態で待機していた。

 職員らは「機体がやや傾いているような感じだった」と話した。また、同日午後7時すぎに沖縄国際大からヘリを見た人も「機体が傾いていた」と話した。

写真説明:胴体着陸したCH53E大型ヘリ。周囲には消防車などの緊急車両が駆けつけた=20日午後8時20分、米軍普天間飛行場

6月20日(金)

晋くんの辺野古監視日誌
6月18日(水)
・違法測量、潜水調査船は台風のため、出ませんでした。

6月19日(木)
・今日も調査船は台風の余波のため出ませんでした。

6月20日(金)
・調査船は台風の余波のため出ませんでしたが、今日は晴れてだいぶ波もおさまってきたので、明日は出るようです。様子を見に何人か来ていました。測量船の作業員3人は、朝8:40頃漁港に来て、漁船に作業用の積み込みを行ってから9:30頃、帰って行きました。
6月19日(木)
 6月23日「慰霊の日」が近づくに連れ、守る会への訪問者は増えています。東京や大阪、全国から労働組合をしている人達や市民運動をしている人達が訪れます。今日も2件入り、大忙し。
 「慰霊の日」に去年きていた、小泉首相は今年は来ないらしい。去年、宮城盛光さんが「有事法制反対うちわ」を掲げて訴えた事にびびったのでしよう。やったね!盛光さん!
 慰霊の日以外でも小泉首相が来る事は沖縄の人々の心を踏みにじって来るという事です。去年の慰霊の日には「沖縄戦は成功だった。犠牲的精神の上で勇敢に闘った兵士達」として小泉首相は戦没者に献花したのです。本当に許せない事です。「死」を強制させられ、徹底した皇民化教育の中で我が子を、家族を殺すに至った人々の悲しみを今の政府は踏みにじっている。癒えない傷をほじくり返して、政府のお偉いさん達は笑っている。そんな人達は沖縄で戦争の傷を抱え生きている人達の話を聞いた事も無い。
 僕は今、改めて、「沖縄戦」について本を読んだりしています。怒りが湧き上がってきます。辺野古に基地が出来るという事はもう一度「沖縄戦」を繰り返す事です。「沖縄戦」を他国に強要する確率の方が大きいでしょう。イラク侵略がそうです。僕達はもう一度、「沖縄戦」を感じ、これからをどう生きていくのか考えていく事が大事だと思います。
 被害者にも加害者にもなりたくない!!
昨日のじゅごんの家
熊本さん、浦島さんの「やんばるに暮らす」と
      真生さんの「沖縄ソウル」をお買い上げ!!
ようこさんが福岡に帰る間、車で一緒に集会や朝市に連れて行ってくれることに!!よろしくお願いします!!(うららちゃんは試験が延期になり、まだ免許がとれていない・・・)


6月19日(木)

きょうのじゅごんの家
久しぶりにユキさんが来店。
友達の金城さんとお茶を飲んでいきました。金城さんは
「品物が増えたね!!」と言ってたくさん買っていってくれました。ありがとうございました!!
うららちゃん日記
6月18日(水)
農家でタンカンなどを作っているOさんが来店。則子さんの記事が載っているクロワッサンを見てすごく喜んでました!!私の記事も渡しておきました。
6月19日(木)
昨日の夜から台風が来ていて風と雨が強いので今日は午後からお店を開けました。店を開ける準備をしていると、晋くんの友達、という男の子が来ました。学校に行きながらバイトをしてるんだそうです。空いた時間に、「晋くんいるかなー」と思って来てみたんだそう。篠原さんも来たので、みんなでしばらく話して、バイトに出かけていきました。また来てね!!
沖縄の新聞より
琉球新報
県警、米海兵隊上等兵を逮捕/女性暴行致傷事件

 日米両政府は18日夕、都内で日米合同委員会を開き、県警が女性暴行致傷の疑いで逮捕状を取った米軍キャンプ・ハンセン所属の海兵隊上等兵ホゼ・トーレズ容疑者(21)について、米側は日本側が求めていた起訴前の身柄引き渡しに同意した。これを受け、同容疑者の身柄は引き渡され、県警と石川署は同日午後8時35分、トーレズ容疑者を逮捕した。日米両政府は県内で地位協定の改定を求める声が高まっていることも踏まえ、一層の運用改善に向けた協議を本格化させることで一致した。米側は2週間以内に政府調査団を日本に派遣、今後45日以内に結論を出すことを確認した。

 今回の逮捕は、事件発生から24日目、逮捕状取得から2日目となった。合意に基づく日本の引き渡し要求は4例目で、うち米側が同意した3例目。県内では2例目。前回米側が同意した2001年7月のケースでは、要請から米側の回答まで4日間かかり批判が起きた。

 逮捕後、石川署で記者会見した県警の稲嶺勇刑事部長によると、同容疑者は女性=当時(19)=に対する、女性暴行の容疑について「合意の上だった」などと容疑を否認しているという。これまで、米軍関係者が逮捕された場合に米側は、取り調べ中の弁護士や軍関係やの立ち会いを求めてきたが「接見は当然認めるが、取り調べは日本の刑事訴訟法にのっとって行う」と認めない方針を明らかにした。

 県警は今後、犯行の動機や経緯などトーレズ容疑者を厳しく追及する方針。

 調べではトーレズ容疑者は5月25日午前3時15分ごろ、金武町金武の飲食店で一緒に酒を飲んでいた女性と同店を出た後、近くの飲食店街の建物の敷地内で抵抗する女性の顔面を殴った上、暴行した疑い。

 県警によると、トーレズ容疑者と女性は初対面だったという。女性はキャンプ・ハンセンのゲートに被害を訴え、米軍憲兵隊が同容疑者の身柄を拘束した。女性は殴られた際に鼻骨を骨折する全治3週間のけがを負っている。

 県警は被害女性や関係者らの証言、状況証拠などを積み上げて容疑を固め、16日の逮捕状取得にこぎ着けた。

 また、これまでにトーレズ容疑者が犯行時に着用していた衣服の任意提出を受け、血痕や体毛など犯行を裏付ける証拠がないか、鑑定を急いでいる。

写真説明:県警の捜査員に連行され石川署に到着したホゼ・トーレズ容疑者=18日午後8時32分、石川署

沖縄タイムス
<2003年6月19日 朝刊 2面>
海軍病院、受け入れ拒否/宜野湾市長が表明
「恒久施設認めぬ」/SACO反対姿勢鮮明に

 宜野湾市の伊波洋一市長は十八日の市議会定例会の一般質問で、比嘉盛光前市長が北谷町のキャンプ桑江にある米海軍病院を、条件付きでキャンプ瑞慶覧宜野湾市区への移設を認めていることについて、「海軍病院のような恒久施設の建設は、基地のない宜野湾市を目指す立場からは到底容認できない」と述べ、受け入れを拒否する考えを明らかにした。

 同市長は普天間飛行場の移設問題と合わせ、県内移設を前提とする日米特別行動委員会(SACO)合意事項に反対する姿勢を鮮明にした。

 沢岻安政議員(民政クラブ)への答弁。

 伊波市長は取材に対し「北谷町にあったハンビー飛行場返還の際、ヘリ部隊を普天間飛行場が受け入れた経緯がある。北谷町民には理解してもらえると考えている。海軍病院の行き先を考えるのは、日本政府の責任だ」と語った。

 米海軍病院は一九九六年、SACO最終報告でキャンプ桑江の返還に伴い、キャンプ瑞慶覧への移設が盛り込まれた。九九年、比嘉前市長は(1)日本人研修医や救急・難病患者の受け入れ(2)普天間神宮一帯の整備事業―などを条件に、宜野湾市区への移設を認めた。

 米海軍病院 在沖米軍唯一の病院でベッド数は100。米軍が持つ海外での最大の病院。内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科等の診療科目を有し、海軍をはじめ、他の3軍の軍人・軍属およびその家族に利用されている。

「止めよう、戦争への道」
〜有事(戦争)法・個人情報保護法・住基ネット反対!〜
 と き:6月21日(土) 午後3時から6時
 ところ:県民広場(県庁前、「パレットくもじ」向かい)
 テーマ:止めよう、戦争への道 〜有事(戦争)法・個人情報保護法・住基ネット反対!〜
  パネル写真展(イラク戦争、沖縄戦など)
  落書きコーナー(あなたの意見や思いを自由に書いてください)
  リレートーク、歌や踊り、ダンス、芝居、その他のパフォーマンス(さまざまな形であなたの思いを表現してください。どなたでも参加できます。飛び入り大歓迎!)
アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)沖縄公聴会

アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)沖縄公聴会事務局の西岡です。このメールは、複数のメーリングリストと個人・団体に配信しています。重複されたみなさんに失礼いたします。 【転送大歓迎です】 

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  沖縄からブッシュの戦争犯罪を裁こう!
          ブッシュ、ブレア、小泉の戦争政策を止めよう!
        沖縄から基地をなくし、戦争のない時代をつくろう!

 アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)沖縄公聴会 <NEWS1>

 <<NEWS.1>>
 山内徳信さん(元読谷村長)が、アフガニスタン国際戦犯民衆法廷   (ICTA)の共同代表に新たに就任されました。
  
 <<NEWS.2>>
 会場は、石原昌家さん(沖縄国際大学教授/アフガニスタン国際戦   犯民衆法廷呼びかけ人)のご協力で沖縄国際大学をお借りすることになりました。また沖縄公聴会の証言者など一部が確定してきました。詳しくは本文をご参照ください。
    
     *6月29日(日)第2回実行委員会にご参加を!*

  昨年12月東京から始まった公聴会も、大阪、兵庫、京都、神奈川、パ キスタン(イスラマバード中止)、広島など各地で開催され、国際法違反 の事実が次々と立証されてきています。沖縄公聴会は、7月13日(日)午後1時から宜野湾市の沖縄国際大学・厚生会館ホールで開催します。
  すでに確定している証言・報告者は、サハル・サバさん(RAWAアフガニスタン女性革命協会)と野中章弘さん(フォト・ジャーナリスト集団アジアプレス・インターナショナル代表/朝日新聞紙面審議委員)のお二人のほか、沖縄イラク派遣団から平良夏芽さん(牧師/うふざと伝道所)が、攻撃後の米英によるイラク占領の実態を報告していただく予定です。

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   < 沖縄公聴会 第2回実行委員会にぜひご参加ください。>
 
     ※実行委員会には誰でも参加できます。飛び入り大歓迎です。

 ■名称:アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)沖縄公聴会
     第2回実行委員会
 ■日時:6月29日(日) 午後2時〜5時
 ■会場:宜野湾市ぎのわんセミナーハウス
       (宜野湾市志真志4−24−7)
       TEL:098−898−4361
       国道330号線 県立中部商業高校横に入り琉球大学に向かっ
       て左手です。
 
 ■内容:ICTA共同代表の前田朗さん(東京造形大学教授)による講演。7月21日東京で開催される第1回公判に向けて、東京から沖縄までの各公聴会でどのような証言、証拠が集まってきたのか、アフガン民衆法廷運動の到達点や今後の方針について語られます。
    
  また沖縄公聴会の企画・内容、どのようにして成功させるか、みんなで話し合いたいと思います。今回の実行委員会が公聴会に向けての最終実行委員会となります。
 
 ■参加費  500円 (学生300円)
 
 ■連絡先  〒900−0002
       那覇市曙1−6−33−4D  事務局:西岡信之
       TEL&FAX:098−863−4776
       携帯:090−3970−8772
       e-mail:okinobu@tb4.so-net.ne.jp
       
 ■民衆法廷ホームページ:http://afghan-tribunal.3005.net/
    沖縄公聴会のホームページ
  http://afghan-tribunal.3005.net/local/afghan02/okinawa  開設中

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「Peace Choice−平和のための選択」 ピースチョイス情報(26) 2003年6月17日
★ピースチョイスの賛同者であり、さらに「良心的軍事費拒否」という「平和のための選択」を実践されている大畑さんから以下の情報が送られてきました。より多くの皆さんにお知らせしたい情報と思いましたので、「ピースチョイス情報」として配信させていただきます。

***** 以下、大畑さんからのメール*****

【 軍事費拒否裁判 】

憲法に禁止されている軍隊(自衛隊、防衛関連費)にまで税金を払うことは良心に耐えられない、と「良心的軍費拒否の会」の野村晋一さんが東京地裁に提訴しました。

野村さんは今年の確定申告で、軍事費分の税金(6.1パーセント)を保留して不払いにしましたが、それに対し税務署は差押さえをし、不払い分の税金を強制的に徴収しました。これに対し、野村さんは精神的苦痛を受けたとして国に慰謝料を求める訴訟を5月20日起こしました(事件名:(平成15ワ)11154民25部)。

同様の裁判は1980年にも起こされ、最高裁まで争って敗訴してますが、当時と現在とでは自衛隊の軍備や自衛隊の活動、とりわけ米軍との共同行動は比較にならないほど強化され、有事法制も衆議院をとおり状況は格段の違いがあります。

砂川事件(1959年)で最高裁判所が「一見極めて明白に違憲無効であると認められない限り」という判断基準に照らしても、その違憲状態は明らかです。

是非みなさんのご協力のもとにこの裁判を勝利へと導き、政府の有事法制に対し抗していきたいと思います。

第1回の期日が下記のように決まりました。

7月8日午前10時半、第706号法廷

是非、皆さん、この日にたくさんの人が傍聴に来てくださいますよう、宣伝などのご協力お願い致します。


連絡先:軍事費裁判を支える会
    267-0066 千葉県千葉市緑区あすみが丘3‐17‐5
         COMIT気付
    
    メール mike.ohno@nifty.ne.jp

郵便振替口座:00130‐9‐591673
   口座名:「軍事費裁判を支える会」

*****************

★★参考情報

大畑さんが書かれた「良心的軍事費拒否」の実践報告
 http://i-cis.com/cugi_journal/member/j-6/2.htm

アメリカ市民運動最前線(4)−米国における「戦争納税拒否」運動の紹介
http://i-cis.com/cugi_journal/member/j-5/4.htm


(以上)

「ピースチョイス連絡会」
URL: www.3chan.net/~peacechoice
E-mail: peace@3chan.net



6月18日(水)

晋くんの「命を守る会」日誌
嘉陽のおじいとよしこさんからのお弁当。「頑張っているから、お肉を入れたよ」とおばあ。グワッチーサビタン!! 漁港は台風のため、全ての船を避難させています。 辺野古の浜に石油(!?)らしき黒い物が。最近、水陸両用車が辺野古の沖で沈没したので、そこからもれだしたのかも・・
初代さんと草むしりをしていると、みかんの木の新芽をみつけました。 嘉陽のおじいと夏芽さん。「イラクから帰ってきたよー!」と夏芽さん。「心配しとったんだよ!!おじいは」とおじい。 夏芽さんは車の後ろに何やらくっつけています。これが何かはあとのお楽しみ・・・・。
午後4時、ピースボートの人達が来訪。 世界中の人達が来て、話を聞いてくれました。「真心」について語るおじい 最後はおばあたちと握手。
6月17日(火)
 台風のため、漁港全ての船が引き上げていて、調査船は出ませんでした。ふいーー。調査船が出ないと何でこんなに落ち着くんだろう。もう一生こないでくれ!!

 今日守る会にはピースボートの人たちが来訪しました。
ピースボートでは世界中を旅しながら、平和やエコについて学ぶのだそうです、船には世界中からたくさんの人たちが乗り込んでいました。パレスチナ、イスラエル、セルビア、インド、パキスタン、9.11で親戚を失くしたアメリカの方など。でも「戦争は許せない」として、こういった活動に取り組んでいるのだそうです。

 パレスチナの人もイスラエルの人も命懸けで理不尽な暴力に対して、闘っている人たちです。
世界中の人達がこの基地建設を望んでいない。この基地が作られたら、今日出会った人達を殺す結果になってしまうかもしれない。基地がもたらす結果は絶望と恐怖だけです。絶対に基地はいらない。

 おじぃがピースボートの人達に「真心」について語りました。
おじぃは来た来訪者と「真心」を共有するだけで後は何も望まない。来訪者からその人の真心を学び、生かす事、それがおじぃの「幸せ探し」なのだそうです。僕もそのおじぃの真心から人の生きる大切さを学びます。
 命を守る会のこの頃はなんだかとってもインターナショナルだ。ドイツの人は来るわ、パレスチナ、イスラエル、セルビア、インド・・・・・。世界の目が辺野古を見ている。
うららちゃん日記
宜野座のお風呂に行った帰りにじゅごんの家に来てくれた小禄さん。念願の小禄さんに会えて喜ぶ篠原さん。 小禄さんがおみやげに持ってきてくれた桃まんじゅう。とってもかわいい まんじゅうの中は緑色のあんこ。
6月17日(火)
 きょうははじめてお店に小禄さんが来ました!!篠原さんと一緒に、たくさん話を聞かせてもらいました。「時々那覇の娘のところに帰るんだけどね、用事があるから、と言って、すぐに辺野古に帰って来るの。那覇にいたら、弱くなってしまうと思うから。」
闘ってきたおばあは凄い・・・・。「晋君が頑張っているから、おばあも負けられない、頑張らなきゃ、と思うんだよ」、と小禄さん。
「晋君をとっちゃったようですみません、孫みたいにかわいいですよ、お世話になってます」と言ってました。こちらこそ、よろしくお願いします。晋くんは、おばあたちの晋くんになったんだなぁ。私も頑張ろう!!
沖縄の新聞より
沖縄タイムス
<2003年6月18日 朝刊 1面>
身柄引き渡し訴え集会/米兵暴行事件
米兵による暴行事件に、こぶしを振り上げて抗議する集会参加者ら=17日午後6時15分、金武町のキャンプ・ハンセン第1ゲート前
米兵による暴行事件に、こぶしを振り上げて抗議する集会参加者ら=17日午後6時15分、金武町のキャンプ・ハンセン第1ゲート前(写真)

 在沖米海兵隊上等兵による暴行致傷事件の緊急抗議集会(主催・沖縄平和運動センター、北部地区労)が十七日、金武町のキャンプ・ハンセン第一ゲート前で行われた。(2面に関連) 労働組合員ら約八十人が「米兵の身柄を引き渡せ」「地位協定の運用改善ではだまされないぞ」とシュプレヒコールを上げ、事件への抗議と米兵の身柄の即時引き渡しを求めた。

 沖縄平和運動センターの喜納昌春副議長は「後を絶たない事件に県民の怒りは極限状態だ。被害者の怒り、悲しみを共有しながら、安保の矛盾を変えなければならない」と訴えた。

 うないネット・コザの桑江テル子代表は「人の人生を踏みつぶさないで。被害者がもし私だったら、私のきょうだいだったら、娘だったらと考えると言葉が見つからない」と憤った。

<2003年6月18日 朝刊 2面>
身柄引き渡し、回答なし/米兵暴行事件

 在沖米海兵隊上等兵による女性暴行致傷事件で県警が逮捕状を取ったホゼ・トーレズ容疑者(21)の身柄引き渡しについて、米国側から十七日に回答はなく、結論は十八日以降に持ち越された。

 ベーカー駐日大使は十七日、首相官邸に福田康夫官房長官を訪ね、「事態を深刻に受け止めている。捜査へ全面的に協力する」と述べ、身柄引き渡しについて米国政府で協議していることを説明した。福田官房長官は遺憾の意を伝え、再発防止を求めた。

 二〇〇一年に北谷町で起きた米兵暴行事件では、逮捕状請求から身柄引き渡しまで五日を要したため、県内で日米地位協定の改正を求める声が高まった経緯がある。

 県や全国渉外知事会、国会議員から地位協定改正を求める動きが活発化しており、政府内では米側の回答遅れが与える影響を懸念する声が出ている。

 今回の容疑となった強姦(ごうかん)致傷について政府は、一九九五年の日米合同委員会合意で、米側が起訴前の身柄引き渡しに「好意的配慮を払う」と明記した「殺人または女性暴行」という凶悪な犯罪に当たることから、米側の早期の同意を期待していた。

 一方、米国の結論が遅れていることに対し、政府内には「昨年の海兵隊少佐による暴行未遂事件が影響している」との見方も出ている。同事件では被害女性が公判途中に告訴意思を否定、被告が公訴棄却を求めている。

 政府幹部は「この裁判の経過を見て米国政府も慎重になっているのではないか」(政府幹部)と、日本の司法制度に対する米国の不信感が要因にあるとの見方を示した。

<2003年6月18日 朝刊 26面>
11万人が番号知らず/住基ネット県内アンケート  担当職員も不満/反対する市民ネット

 「住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄」(上江洲由美子代表)は十七日、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の運用実態について市町村アンケートの結果を発表した。

 それによると、二〇〇二年八月の稼働時に住民に送られた住基コードの受け取り拒否が六百八十件、窓口返却百三十二件、受取人不在件数は三万八千二十六件。県内一世帯当たり平均家族人数の二・八人を掛けると、十万人以上が通知書を手にしていない計算になる。

 同会は「拒否を含め十一万人近い県民が自らの番号を知らない状況では、システムが正常に稼働しているとはいえない」と批判した。

 また、十自治体が普通郵便で通知しているとして、本人不在のまま第三者に渡った危険性も指摘した。

 八月二十五日には第二次稼働が予定されている。同会は「住基ネットは個人情報が国家に管理されるなどデメリットが大きい。データが蓄積された将来、有事法でフルに利用される可能性がある」と危機感を訴えた。

 さらに、「一番、悩んでいるのは市町村の担当職員ら。職員も疑問や不満を持ちながら職務を担っている」とも述べた。

 アンケートには五十二市町村のうち四十二市町村が回答した。全県規模での調査は全国でも少ないという。県庁記者クラブで発表した。

<2003年6月18日 朝刊 26面>
辺野古基地建設反対をアピール  ピースボート那覇入港

 国際交流のNGO、ピースボートのチャーター船「トパーズ号」(乗客約千人)が十七日、那覇新港に入港した。参加者は船上から名護市辺野古沖への基地建設反対をアピール。その後、辺野古や読谷、南部戦跡で沖縄の歴史などを学んだ。

 辺野古を訪れた一行は、ジュゴン保護基金委員会の東恩納琢磨事務局長から、ジュゴンのすむ豊かな自然が基地建設で壊されようとする現状を聞いた。命を守る会の嘉陽宗儀さん(82)は「皆さんは私の子どものように思う。絶対に戦争で死んでほしくない。世界中から戦争がなくなるよう頑張ろう」と呼び掛けた。

 米国人参加者で、米国同時多発テロで兄を亡くしたライアン・アマンドソン(25)さんは「すべての米国人がテロへの報復を望んでいるわけではない」と強調。「こんなに美しい自然が破壊されるのは悲しい。基地建設の中止に向け、日米ともに協力したい」と話した。

 同船は東京を出発し、インド、ケニアなど世界各国を九十六日間かけて周回する。沖縄は最初の寄港地。主催者は「イラク侵略戦争後、沖縄を訪問することは足元の平和問題を考える上で意義がある」と話した。同日夜に出港し、次の寄港地ベトナムに向かった。

<2003年6月18日 朝刊 27面>
沖縄ジュゴン豪とは別系統/環境省調査で判明  DNA鑑定で新たな事実

 沖縄本島の周辺に生息するジュゴンの保護に向けて環境省が取り組んでいる調査で、日本やフィリピン、タイ周辺のジュゴンと、オーストラリアのジュゴンが遺伝学的に別のグループであることが十七日、DNA分析によって分かった。

 環境省によると、昨年十月に熊本県牛深市に漂着したジュゴンや沖縄の二頭など日本周辺の計四頭と、インドネシアやオーストラリアなどの計二十三頭の死がいのサンプルを採取して分析。

 その結果、オーストラリアの個体群とその他の地域のジュゴンでは、塩基配列が明確に異なっていた。

 ジュゴンは世界で約十万頭が生息するとされるが、うち約八万頭がオーストラリア周辺に分布しており、沖縄周辺のジュゴンは「多くても百頭」(環境省)という。

 環境省は「沖縄のジュゴンが遺伝学的に孤立していれば希少性が高まるし、他の地域との関係が分かれば日本だけの対応では足りなくなる」と、昨年度からDNA分析を進めてきた。

 今年も引き続きデータを集めて分析を進め、保護策に役立てる方針。

多様性守るため保護を

 ジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎事務局次長 遺伝子の多様性があることはジュゴンにとっていいこと。病気が広がっても、いろいろな遺伝子があれば、助かる可能性がある。ジュゴンにとって遺伝子が多様であることが重要なら、日本政府は沖縄のジュゴンを保護するべきだ。それが、生物の多様性を守ることにもなる。今回の件で、その重要性が確認されたことを再認識しなければいけない。

琉球新報
平和への思い新たに/名護市の高校生ら戦跡たどる

 【名護】地域に残る戦跡をたどり、平和への思いを新たにしようと、名護市教育委員会は14日、「第9回高校生とともに考えるやんばるの沖縄戦」と題して平和学習を行った。北部地域の高校生ら約20人と戦争体験者、一般参加者、職員ら約40人が参加。名護市や本部町に残る戦跡を訪ねながら、戦争当時、県立第三高等女学校の生徒として戦争を体験した「なごらん会」(北城ヨシ会長)のメンバーらの話を聞き、生命や平和の大切さを学んだ。

 一行はまず、当時県立第三高等女学校があった名護市の県立北部病院近くを訪れた。参加者らは、当時三高女の生徒で、学徒看護隊員として戦争を経験した大城信子さん、嘉味田文子さんの話に耳を傾けた。

 大城さんは、地上戦が近づくと同時に同校が兵舎となり、寄宿舎も兵士の宿舎になったことなどを説明。「看護教育を受けるように言われ、応急処置を学んだ」と、当時の様子を静かに語った。また、壕掘りや保存食作りなど、当時の作業を振り返り、「女学生がくわで土を掘り、かごに土を入れ、自分たちの力だけで壕を造った」と語った。

写真説明:県立第三高等女学校跡で体験者の話を聞く参加者ら=名護市の北部会館前

高校生らが平和団体「PEACEOFゆいまーる」結成

 平和の大切さを共に考える運動を広げていこうと、高校生らが平和団体「PEACE OF ゆいまーる」を結成、「慰霊の日」前日の22日に講演会・意見交換会を開く準備を進めている。世話人の赤嶺真也さん(18)=那覇高校卒=は「被爆地の広島、長崎に比べて、沖縄の高校生の平和への取り組みは弱いと思う。高校生でも平和について何か取り組めることを示したい」と話し、講演会・意見交換会への参加を呼び掛けている。

 メンバーは那覇、那覇西、昭和薬科大付属、豊見城、小禄の五校の2年生と世話人の赤嶺さんら10人。「ゆいまーる」は、赤嶺さんが核兵器廃絶の署名活動に取り組んでいる長崎の高校生と交流し、「沖縄でも何かできないか」と考えたことが結成のきっかけ。赤嶺さんが友人らに呼び掛け、3月30日に結成された。

 結成後は慰霊の日に合わせた講演会・意見交換会を開くことを目標に戦跡めぐりや基地視察などを行い、沖縄戦を学習してきた。また、県内のすべての公立高校生徒会に平和学習に関するアンケート調査も行った。現在、メンバーはアンケート調査の集計と、22日の講演会・意見交換会に向けた準備作業に追われている。

 メンバーの麓智美さん(昭薬付高2年)は「戦争は駄目と分かっていても、以前は自分1人では行動できないとあきらめていたが、いまは平和について、高校生でも何かできるんじゃないかと思う」と話す。また、比嘉涼子さん(豊見城高2年)は「いま、高校生が動けば、何十年後かに世の中は変わると思う。みんなの意識を平和に向けるような活動がしたい」と意気込んでいる。

 講演会・意見交換会は22日午後零時30分から北中城村立中央公民館で行われる。問い合わせは090(8409)9568赤嶺さんへ。

写真説明:講演会・意見交換会に向けた準備を進める「PEACEOFゆいまーる」のメンバー=那覇市NPO活動支援センター


6月17日(火)

晋くんの辺野古監視日誌
6月14日の写真。しんやさん、上山さんも集まって抗議
ピースボートの下見の人達が来ました。 説明する晋くん 核兵器廃絶を訴える人達が「守る会」前で集会
ジュゴンの横断幕
行進団の出発。8月1日までに長崎に行く。 国会議員の東門美津子さん
東門議員に辺野古の話をする祐治さん おばあたちとそろって記念撮影!!これからも頑張りましょう!! ドイツの平和運動家・リヒターさんと夕食
6月15日(日)
 今日は日曜日休みなので、測量船、潜水船共々でませんでした。
午前9:00より核兵器廃絶を訴えている沖縄の人達が命を守る会前で集会を開き、10:00には出発していきました。8月1日までに長崎に行くそうです。行進団の中の13名の方達は沖縄から長崎まで通して歩くとの事でした。広島、長崎、沖縄を繰り返しちゃいけない!!加害者になってはいけない!!
午後から15日は「ジュゴンの日」という事でジュゴンの会(当番のおじぃ、おばぁ達の事。)のゆんたく会がありました。今日は国会議員の東門美津子議員も特別ゲストとして来ていて、ゆんたく会も盛り上がっていました。いつもは余り感じられない国会の様子等を話していました。「国会の中で沖縄の問題が取り上げられないのはおかしい!小泉首相も沖縄の事を出した事がない」と東門議員。キャンプシュワブの「不発弾処理」で民家の倒壊(亀裂が入ったりしている)が見られる問題について、国会で取り上げると言っていました。

夜はまよなか★しんや「満月ライブ」
毎回、「満月ライブ」では新しい発見があります。月は15夜より16夜の方がまんまるなんですって、知らなかった。
今日、しんやさんは「アンコールを除いて最後の歌」で「なぜ」を歌いました。「なぜ」は沖縄で起こった米軍被害を背景に基地反対を訴えてきた沖縄の人々の心が歌われています。
僕は初めてまよなか★しんやさんの歌を沖縄料理店「チャンプルー」で聞きました。その時、「なぜ」を聞いてとても衝撃を受け、知らなかったという恥ずかしさでいっぱいになりました。
僕を沖縄にひきつけた歌でもあります。

今回の「なぜ」は韓国の女子中学生轢殺事件への怒りを込めて歌われていました。
韓国では米軍車両、装甲車は民間道路を走ってもいいことになっています。一年前韓国の女子中学生2人が米軍の装甲車にひき潰されました。その同級生の中学生達は泣きながら手を震わせながら米軍基地の前に座り込み続けました。僕は、「なぜ」と思いました。とても許せません。韓国で涙を流して闘っている中学生、僕はその涙に応えていきたいと思います。
沖縄の新聞より
琉球新報・6月17日

「普天間代替は環境に悪影響」/独運動家リヒターさん視察

 【名護】ドイツの平和運動家、ハンス・ペーター・リヒターさん(62)ら4人が16日、名護市辺野古を訪ね、普天間飛行場代替施設の移設計画の予定海域を視察した。地元の反対運動などの事情を聴いたリヒターさんは「ひどいの一言。基地建設は戦争につながる。環境にも悪影響がある」と批判した。

 リヒターさんは平和団体「日独平和フォーラム」の創設者の1人。ドイツで沖縄の基地問題を告発する展示会を継続開催しており、資料集めと21、22の両日に沖大で開かれる日本平和学会へ出席するため来沖。ドイツの平和活動家らが同行した。

 辺野古の「命を守る会」事務所で同会員、ヘリ基地反対協の大西照雄代表委員らが、「建設に向け環境アセスメント法に反し、技術調査が進められている」と説明。リヒターさんらは「ドイツの米軍基地でも環境問題やレイプなどの犯罪が起きている」と語った。

沖縄タイムス
<2003年6月17日 夕刊 1面>

首相、出席見送り/戦没者追悼式

 小泉純一郎首相は十七日、糸満市で六月二十三日に開かれる沖縄全戦没者追悼式への出席を見送ることを決めた。

 首相は二○○一―○二年にかけて、二年連続で出席した。細田博之沖縄担当相が追悼式に出席する。

 イラク復興支援特別措置法案の成立を目指し、今国会の会期を七月二十八日まで四十日間延長する方針が決まったことや、平日のため沖縄行きを見送った。

 歴代首相で沖縄全戦没者追悼式に出席したのは一九九〇年の海部俊樹氏が初めて。九五年に村山富市氏、二〇〇〇年に森喜朗氏が出席した。

<2003年6月17日 夕刊 1・5面>
「強い怒り感じる」/金武町長・ハンセン司令官に抗議

 金武町議会の伊芸弘明議長ら議会代表と儀武剛町長らは十七日、那覇防衛施設局と外務省沖縄事務所などを訪ね、五月二十五日同町内で起こった在沖米海兵隊上等兵(21)による女性暴行致傷事件に抗議するとともに、容疑者の即時身柄引き渡しなどを強く求めた。

 儀武町長は、キャンプ・ハンセンのティモシー・G・ラーン司令官に対し、「強い怒りを感じる。教育プログラムで町の歴史や過去の事件、事故などについて話してきたわれわれの行動が水の泡になっている」と抗議。ラーン司令官は「遺憾に思っており本当に申し訳ない」と答えた。

 同町議会は、開会中の議会を急きょ休会し異例の抗議行動となった。

 那覇防衛施設局を訪れた伊芸議長は「米兵事件は表に出ていないだけで何度も起こっている。基地を撤去しなければこの種の事件はなくならないのかと思ってしまう」と厳しい口調で訴えた。

 また、外務省沖縄事務所では、議員から「外務省は地位協定に甘えているのではないか」「今の現状は改善されていない」など不満の声が上がった。沼田貞昭沖縄大使は「大変厳しい指摘と受け止める。綱紀粛正を強め再発防止に取り組みたい。外務省として身柄の早期移転に向け、最善を尽くしている」と述べた。

<2003年6月17日 朝刊 1・25面>

知事、米軍に強く抗議、身柄引き渡し要求/米兵暴行事件

 県警が強姦(ごうかん)致傷容疑で在沖米海兵隊上等兵の逮捕状を取ったことを受け、稲嶺恵一知事は十六日午後、県庁を訪れたウォレス・グレグソン在沖米四軍調整官に対し「人権を蹂躙(じゅうりん)する犯罪で、断じて許すことはできない」と抗議し、強い不快感を表した。グレグソン調整官は「県民に不安を与え、被害者の苦しみに深く遺憾の意を表明したい」と述べた。稲嶺知事は日米地位協定改正の必要性もあらためて指摘し、「被疑者を一日でも早く(日本側に)引き渡すことを強く望む」と訴えた。

 稲嶺知事は「百三十万県民が平穏、安全に暮らせる沖縄をつくる責務がある」と、自身の置かれた立場を説明。その上で再発防止策が県を交えた協議会などで話し合われているにもかかわらず、事件・事故が相次ぐことを引き合いに「米軍がその努力を生かしていない」と厳しく追及した。

 県民が抱える長年の基地負担にも触れ、「マグマのように蓄積された思いがあり、いつ噴出してもおかしくない」と述べ、米軍側の速やかな対応策を求めた。

 グレグソン調整官は稲嶺知事の発言に理解を示しつつも、容疑者の身柄引き渡しについては「日米政府の合意に従う」と述べるにとどまった。

 稲嶺知事は調整官との会談に先立ち、県庁内で記者会見し、被害者や家族の心情に配慮した上で、県として対応することを説明。日米地位協定改正の問題についても「見直しに向け、全国各地を回っていることは沖縄側の強い意思だ」とし、今後は基地所在都道県以外の自治体へも理解を広げる行動を展開する考えを明らかにした。

 また、事件発生後、公式に米軍や日本政府から県に報告がなかったことにも不満を示した。

<2003年6月17日 夕刊 5面>

戦争の悲惨さ学ぶ/長崎・広島原爆資料展
那覇市民ギャラリー

 「長崎・広島原爆資料展」(主催・那覇市)が十七日、那覇市民ギャラリーで始まった。やけどした子どもや無残に破壊された街並みなど、被爆直後の状況を撮影したパネルが展示されている。二十二日まで。

 開場式で、那覇市の山川一郎助役は「世界で唯一、被爆した長崎、広島の状況を見て、戦争の悲惨さや平和の尊さを感じてほしい」とあいさつ。

 会場を訪れた玉寄咲希子さん(那覇商業高三年)は「言葉にならない…」と絶句。大城康由君(同三年)も「戦争を経験した人は年々減っているが、僕ら若い世代が戦争の悲惨さを伝えていかなくてはいけない」と話していた。

 同展は、日本非核宣言自治体協議会結成二十周年を記念して行われ、終戦記念日の八月十五日に合わせ全国二十六カ所で開かれる。入場は無料。同展の全国巡回は初めて。

 同協議会は、全国で初めて非核宣言をした広島県府中町の呼び掛けで、「核兵器廃絶・平和都市宣言」の輪を広げるため一九八四年に「非核都市宣言自治体協議会」として結成。九〇年に現在の名称に変更された。同協議会には、那覇市など十四自治体のほか、全国三百二十五自治体(五月八日現在)が加盟している。

6月16日(月)

きょう夜6時から始まるライブの準備をしていると、さんごちゃんとありいさちゃんが遊びにきました
お店にあったダンスゲームで遊ぶふたり。シートをひろげて・・・ どうやって使うんだ? 出来た!!
まよなかしんや・満月ライブinじゅごんの家
ライブが始まる前にイラク派遣団のビデオを見る。アイヌの人達がしんやさんの「月夜のリムセ」を演奏したビデオも。 いよいよ第49回満月ライブの始まり!! 満月ライブの由来を話す。今日は金武から来たはじめてのお客さんもいました
歌うしんやさん みんな真剣に聞き入る。篠原さん、キャンペーンセンターの熊本さんも来てます 歌の合間には語りが
浦添の軍港移設問題について話すしんやさん。軍港移設の5つの理由、「古い、狭い、浅い、遠い、目立つ」
韓国の少女轢殺事件の写真をみんなに見せながら話す 米軍による事件への怒り、悲しみを歌った「なぜ」を歌う 最後は「わったぁ島沖縄・チバリヨー友ぐぁたぁ・沖縄に生まれて良かった」で終わり!!
ライブが終わった後、ようこちゃんが作ったシブイとソーキの煮物を食べながら今年の満月祭りの打ち合わせ。今年も楽しみ!
沖縄の新聞より
<2003年6月15日 朝刊 1面>

あすにも逮捕状請求/米兵暴行事件
県警、身柄引き渡し要請へ

 キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊上等兵(21)による女性暴行致傷容疑事件で、県警が那覇地裁沖縄支部から強姦(ごうかん)致傷容疑で上等兵の身体検査許可状と捜索差し押さえ許可状の発布を受けていたことが十四日、分かった。県警は容疑が固まり次第、早ければ十六日にも同容疑で上等兵の逮捕状を請求する方針。

 逮捕状を得次第、米軍に拘束されている上等兵の身柄を日本側に引き渡すよう要請し、本格的な取り調べを始める。

 県警は今月十二日、那覇地裁沖縄支部に強姦致傷容疑で上等兵の身体検査許可状と捜索差し押さえ許可状を請求、発布を受けた。逮捕状請求に備え、上等兵が事件当日に着ていた衣服や体毛などを鑑定するのが目的。

 県警は目撃情報や物証の鑑定結果などから容疑の裏付けを図り、被害女性の告訴の意思も確認した上で、逮捕状請求に踏み切るとみられる。

 調べでは、上等兵は五月二十五日午前三時十五分ごろ、友人らと金武町内の飲食店にいた女性を店外に連れ出し、民家横の通路で顔面を素手で殴った上、暴行した疑い。女性は顔面打撲などの軽いけが。女性と上等兵は初対面だったという。

 事件後、女性が近くのキャンプ・ハンセンのゲートに駆け込み、発覚した。

 上等兵は県警の任意の調べに、暴行の容疑を否認。一方、米軍捜査機関の当初の調べには「強引に女性と関係をもった」と容疑を認めていたという。


<2003年6月15日 朝刊 27面>

傷病兵に青酸カリ注射/沖縄戦
軍医命令・従軍看護婦が証言

 沖縄戦当時の野戦病院壕で働いた元看護婦が、当時軍医の命令で傷病兵に青酸カリを注射したと証言した。十四日に那覇市内で試写会が行われた白梅学徒隊のドキュメンタリー映画「友の碑(いしぶみ)」に収録された。野戦病院から撤退する際に旧日本軍が重症患者に青酸カリをのませたという目撃証言や生き残った患者の証言例はこれまでにもあったが、実際に従事した看護婦が公に証言した例は初めてとみられる。

 那覇市の譜久山ハルさん(75)は、国民学校を卒業後、県病院で二年間訓練を受けた。一九四五年六月、山第一野戦病院東風平分院に軍医一人、譜久山さんを含めた正看護婦二人、白梅学徒五人が配置されていた。戦闘が激化したため、同月三日に分院が閉鎖される際、軍医の命令で、重症患者に青酸カリを注射した。

 バケツの水に青酸カリを薄め、注射器で兵士に注射した。三人目に取り掛かろうとした時、一人目が呼吸困難を起こし「お母さん、お元気で。お父さん…」と苦しみ、こときれた。譜久山さんは「もう(青酸カリを)捨てましょう」と軍医に言ったが、軍医は激怒。譜久山さんは、足腰が立たなくなるほど、軍医に殴られた。むりやりに命令を聞くしかなかった。

 三人目の患者は、偶然にも親せきの男性で助けを求められた。二人で方言で相談し、軍医に分からないよう注射をするふりだけで済ませた。その後、譜久山さんらは男性を残して壕を後にした。

 「『天皇陛下万歳』と言って死んだ人は一人もいなかった」と譜久山さんは苦々しく語る。「日本兵、軍医は本当にひどかった。言葉では言い尽くせないことがたくさんある。軍医が軍曹とともに沖縄のおじいさん二人にスパイの疑いをかけて殺したのも目の前で見た。それを見た沖縄出身の兵士が気が狂うほどだった」とも。

 譜久山さんは、この時の体験を沖縄戦の三十三回忌が過ぎたころから、看護婦仲間に語り始めた。「戦後の生活でどんなに、つらいことがあっても、つらさは忘れることはできる。忘れられないのは、あの壕の中のこと。あの時のことだけはいまだにことあるごとに思い出す」という。

逆らえない大本営命令

 沖縄戦を研究する石原昌家沖国大教授の話 今まで、青酸カリ入りミルクを枕もとに置いたという話などは出ているが、このような証言は聞いたことはない。当時、日本軍の大本営陸軍部は(「決戦間傷病者は後送せざる」などと記した)「国土決戦教令」を出していた。上意下達の軍隊の論理と組織の中で、大本営からの命令は天皇の命令として、軍医も忠実に部下に下す。(青酸カリを注射せよという命令に)逆らえるような状況ではない。

映画「友の碑」に収録、白梅学徒の「戦争」克明に
重い体験に観客は涙/元学徒「若い人に見てほしい」
那覇で試写会

 沖縄戦で多くの犠牲者を出した白梅学徒看護隊のドキュメンタリー映画「友の碑―白梅学徒の沖縄戦」(林雅行監督)の完成試写会が十四日、那覇市の県女性総合センター「てぃるる」で開かれた。元学徒や同窓生らが参加、戦争体験を語る学徒の姿に、約二時間の上映中、すすり泣く人も。元学徒は「二十一世紀を背負う若い人に、戦争がどれほど怖いか見てほしい」と話した。学徒隊の体験を記録した長編映画は珍しい。

 県立第二高等女学校四年生は一九四五年三月、第二十四師団衛生看護教育隊に入隊。白梅学徒隊として東風平町の八重瀬岳の山第一野戦病院などに勤務。五十六人中二十二人が亡くなった。

 映画は、入隊当時に始まり「うじ虫地獄だった」という病院壕での勤務を元学徒らが壕を訪ねながら証言。具志頭村の新城分院跡を訪ねた元学徒は、壕を離れる際に残していった患者が青酸カリで自決した姿を回想。「走ってガマから出た。恐ろしくて言葉に言い表せない」と声を詰まらせた。

 「銃弾を受けた同級生が、水を飲ませると数分後に息を引き取った」「傷病兵が『死ぬんじゃないぞ。あくまで生きるんだぞ』と言い残し、自決した」。元学徒らが重い現実を証言する。

 撮影に協力した白梅同窓会の松元須美会長(77)は「校歌が流れる映画冒頭からずっと、十六歳の子どもたちの苦しみで頭がいっぱいだった」と話した。証言した与那原和子さん(75)は「戦争の体験と実感が百パーセント表現されている。見ていて、いろんな思いが込み上げ涙が出た」と話した。

 林監督(49)は「体験者の声は、五年後に聞けるかどうか分からない。戦争体験を伝え、世代の橋渡しをしたい」と話した。

 映画は東京での試写会も予定。問い合わせはクリエイティブ21、電話03(3226)5290。




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