ジュゴンの家・日誌
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沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
琉球新報  http//www.ryukyushimpo.co.jp/

同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
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4月C

イラク被災者救援緊急募金(03/04/07更新)

 この募金の責任は、平良夏芽(WORLD PEACE NOW 沖縄代表世話人・平和市民連絡会バクダッド派遣団・日本キリスト教団うふざと教会牧師)が負い、事務局長は、秋山 勝(平和市民連絡会バクダッド派遣団・沖縄大学非常勤講師)が行います。

第一次 目標金額 300万円

郵便振込

 01710−5−88511 平和市民連絡会
  ※通信欄に「イラク被災者救援募金」と明記して下さい。
詳しくはこちらhttp://www.asahi-net.or.jp/~qg2n-tir/wpoHP/bokin.html?200,28


4月21日(月)

4.20 県民大行動 (嘉手納基地包囲)
孫2人と一緒に登場、真生さん フェンスにレッドリボン 「おぉ」と島田正博さん
辺野古のおばぁたちも到着 始まるまで休むテントを建てる 「エッサ、ホイサ」テントを移動させる
おばぁたち
「命どぅ宝」ハチマキ、かっこいい! おばぁたちのマネージャー?晋くん マキシさん
浦島さん せっちゃん「今のうちに
お弁当食べておこう」
れいなちゃん、あきなちゃん
伊江島の謝花さんとひろ子さん。「あなた達の通信を見て合掌しています。
いつも元気でがんばっていますね!」と謝花さんから激励の言葉!!
希代子さん
ゲートに向かって豊見山さんのコール、「NO WAR」、「戦争やめろー!」 修パーンチ!
いつもの2人(豊見山さん&夏芽さん)
「この水釜ゲートからはアリ1匹たりとも出さないという思いでみなさん手をつなぎましょう!」という城間さんの
掛け声でみんないっせいに手をつなぐ。
中村文子さん まよなかしんやさん
辺野古のおばぁたち 合い間は休憩
さぁ次はウェーブです!
アメリカの爆撃で死んだイラクの人達を思いながら横たわるダイイン。
修さん 希代子さん ようこちゃん
水釜ゲート前で平和市民連絡会
のまとめの集会
しんやさん 元与勝高校生による詩の朗読
「WHY WAR? 
なぜ、戦争なのですか?沖縄戦の
悲しみを平和を作る力にかえていこう!
基地を背に中学生のダンス 「We are the World」 カメラマン真生さん
ダンスを熱心に見る子どもたち イラクの人達へ持っていく寄付を市民連絡会に手渡す。
この日渡されたのは20万円、計200万円に達したと島田団長。まだまだ集めていきます! 最後にゲート前でもう一度人間の鎖


晋くんの「浜下りだ、みんなでつなごうSEA泡瀬のWA」参加日記
米軍泡瀬通信所の入り口 フェンスの横を海へ歩くおばぁたち
 とっても大きくて豊かな海が広がる
ステージ まよなかしんやさん 会沢芽美さん
元与勝高校生で今は沖国大生のみゆきさん。泡瀬の研究のため、取材に来ていた
4月20日晋日誌
今日は県民大行動の日。僕は「命を守る会」のおばぁ達と一緒に行きました。
昼は泡瀬干潟の浜下りに参加。ほんとーーにとーーーてもきれいな干潟、海でした。この海をつぶすなんて絶対に許せない事だな。

 泡瀬干潟の入り口に立てられた特設会場では元気にまよなかしんやさんが来る人を出迎えていました。「この海は誰のものー♪この空は誰のものー、生命は誰のものー♪」「誰のものでもないよー!」元気な声が干潟中に響いていました。

 おばぁ達の休むテントを作った後、マキシさんに「晋くんスヌイ(もずく)をとりにいかないか」と誘われて、干潟へ。みごとに広がる干潟と、場所によって生きている生き物達の顔の違いがわかりやすい程の生物の多様性に感動!海ってすごい!少し海水につかるぐらい出てみると僕達はキビナゴ(小魚)の大群の中に。びっくりしたキビナゴは飛び跳ねました。体の周りをザー!!っと小魚が飛んでいく様子がイメージ出来るでしょうか、自然の中に呑まれている感じです。ずぼんが半分海水につかってもきずかない程、僕は泡瀬の干潟に圧倒されっぱなしでした。

 マキシさんと一緒に来ていた米須さんが沖合を指差して「あそこが護岸にされている場所」と教えてくれました。泡瀬ではすでに埋め立てのための護岸工事が始まっている。一部の人の利権、内地のゼネコンのためになんで埋め立てなきゃなんないんだーーー(怒)!!

 まよなかしんやさんは言います。「ここを埋め立てる人達は言う、この埋め立ては沖縄県を広げるためだと、新たな場所を作る事で地元(沖縄市、沖縄県)はうるおうと。しかーーし!わったー沖縄人は目の前にたくさんの場所と資源を持っているじゃぁないか!!埋め立てて、場所を作るのではなくて、米軍が自衛隊が奪っている土地を返してもらおうじゃぁないか!!!!」と、拍手かっさい。そのとおり、沖縄のダム建設だって「水不足に対応するため」と言っているけれど実際は米軍が飛行機などの洗車に使う大量の水に対応するためだと言われています。米軍は「良き隣人」じゃぁぁあありませんよ(怒)!!!
泡瀬は絶対埋め立てさせてはいけない!!

 16:00から嘉手納基地包囲。おばぁ達はさすがに疲れていて、テントを立ててそこで休んでいることに。4時から5時の1時間の間に手を繋いで、平和のウェーブやダイ・インを行いました。その後、ゲート前で平和市民連絡会の集会があり、中学生が踊ったり、高校生が詩の朗読をしたりして平和の大事さを訴え、イラク派遣団へのカンパもありました。今、何をするべきか解っている同世代はたくさんいると感じました。
沖縄の新聞より
 SOS アワセ 500人が事業中止訴え人文字 泡瀬干潟を守る人の輪行動

 埋め立て事業が進む泡瀬干潟の工事中止を訴えようと「SEA 泡瀬干潟を守る人の輪行動」(主催・同実行委員会)が20日、同干潟で行われ、約500人の参加者(主催者発表)が「SOSアワセ」の人文字をつくった。
 全国規模で行われる「干潟を守る日2003」行動の一環。学生や家族連れが干潟に生息する生き物などをかたどったパネルやプラカードを手に参加した。
 実行委員会の漆谷克秀委員長は「この干潟は今現在も生きていて人が遊び触れ合う場所。(埋め立て工事で)なくなる前に、私たちの声を大きく広げていこう」と呼び掛けた。
 泡瀬干潟のラムサール条約登録地への指定を訴えた「干潟を守る火2003宣言」も読み上げられた。

 名護市辺野古から来た渡嘉敷ヨシさんは「初めて来たがこんなに広い干潟とは思わなかった。一切の生物を破壊する埋め立ては許せない」と自然環境の保護を訴えた。
ジュゴンの家の夕食

ジュゴンの家のお客さんユキさんが
屋我地でとってきた貝を
泡盛蒸しにしました!

4月20日(日) そのA

4月19日(土) 晋くんの辺野古測量船監視日記
晋くんは不意打ちにこの測量が始まってから、ほとんど毎日、朝8時には辺野古漁港へ行っています。
測量船をすることに反対のたくさんの人が集まる 資料が洗濯物のように並ぶ 与那覇さん、豊見山さん
宮城盛光さん 安次富さん 大城敬人さん
4月17日晋日誌
 朝、調査船の監視に行くといつもは7:30にはエンジンをかけている船が8:00になってもエンジンをかけませんでした。
「どうしたもんか」と佑治さんと二人で不思議に思ってしかめ面で事務所を開けました。10:20頃、調査船の変わりにドーンと現れたのは米軍の揚陸艦でした。僕はすぐに監視に向かって、佑治さんはすぐに新聞社に連絡をとりました。
 10:20頃にはすでに水陸両用車が沖に出て、揚陸艦へと向かっています、正確に何機かという把握はできませんでしたが、少なくとも10機以上がすでに沖に向かっていて、浜辺には最後の2機が残るのみとなっていました。
 11:30頃、水陸両用車の他に水平線をものすごい勢いで走る水陸両用車の5〜6倍はある大きさの物体が二機、見えました。どうやらホーバークラフトの様なもので、ゴムボートをものすごくでかくして、後ろに扇風機の様な巨大な機械を左右に二機くっつけて走っているようなかんじ。調べるとどうやら「エア・クッション型揚陸[LCAC-1]級」(全長24.7m)というやつらしいです。

 この揚陸艇は海上を少し飛ぶ形で移動し、とてもスピードが出るため機体の中央に軍事物資や水陸両用車を乗せ、奇襲作戦、強襲作戦に使われるという事がわかりました。浜辺にそのまま乗り上げる事が可能です。 この訓練を見ていると「戦争が終わった」と言うには程遠い世界がここには広がっています。

 水陸両用車は演習?を終えると揚陸艦に乗り込み、次は揚陸艇が海上をへりと同じ様なものすごい爆音と共に高速で移動し揚陸艦に乗り込んでいきました。それが15:30頃。揚陸艦はその後すぐに姿が見えなくなりました。

 今回、米軍の訓練の中でとても危険な事がありました。今日は大潮、沖縄でもっとも潮が引く日で一ヶ月にいっぺん起こる現象ですが、この日にあわせて地元の人達が集まって潮干狩りに船に乗って沖に行きます。その地元の人達が沖に出て行く同じ時間帯に訓練があり何度も民間船と水陸両用車のすれ違いが見られました。本当にいつぶつかってもおかしくありませんでした。 この海は本来、沖縄のものだと思います。
4月19日 住基ネット学習会に晋くんが参加
沖縄の新聞より

観光関連県内40社が提起/イラク戦争で講演会

 物流や飲食、観光などに携わる企業によるイラク戦争の問題を考える講演会「イラク攻撃と国際情勢―平和と沖縄自立を考える集い」が18日午後、浦添市仲間の市社会福祉センターで約150人が参加して行われた。講師は政治学者のダグラス・ラミスさん。

 この講演会は、沖縄の物産を扱う物流業「ゆいまーる沖縄」(玉城幹男社長)が主催した。「安全と平和が経営の基本」という考えで、イラク戦争による観光被害への危機感を抱く企業約40社が賛同し、共催や協賛として名前を連ねた。

 講演でラミスさんは「米国は大量破壊兵器を大義名分にイラクを攻撃したが、兵器は見つからなかった。米国の先制攻撃は国際法で禁じられた侵略行為だ」と批判。

 講演会について、玉城社長は「沖縄の雇用・経済問題を担う企業は基地の存在に脅かされている。企業は今、経済自立と基地問題を真剣に考えているようだ」と語った。

<2003年4月20日 朝刊 2面>

あすから空中給油訓練/空自

 航空自衛隊は二十一日から五月二日まで、九州西方と四国沖の空域で、F15戦闘機四機と米軍の空中給油機による初の給油訓練を行う。

 二〇〇六年度から導入予定の空中給油機の運用態勢確立に向けた訓練。防衛庁は六月に米国アラスカ州で行われる日米共同訓練に、F15六機と空中警戒管制機(AWACS)を派遣する予定で、野党側から「専守防衛を逸脱する」との批判が出そうだ。

 今回は新田原基地(宮崎県)から離陸したF15が、嘉手納基地の米空軍KC135空中給油機からの受油訓練を行う。来月中旬から下旬に三沢基地(青森県)を拠点に行われる共同訓練「コープノース」でも同様の訓練を実施する。

 アラスカで行われる共同訓練は、米軍が中心に行う演習「コープサンダー」の一環。F15やAWACSのほか、C130輸送機三機を含め、約二百八十人規模の部隊が参加する。空自はこれまで、米本土の共同訓練に輸送機などを派遣してきたが、戦闘機が参加するのは初めて。



4月20日(日)

ジュゴンの家日誌
うららちゃんは自動車学校へ行き、
ようこちゃんが店番。

←ピングーの傘をお買い上げの
イツ子さんと
化粧品をお買い上げの史子さん。

金武の「らふてぃ」から千鶴子さんに聞いて遊びに来てくれた国吉さんと兼本さん。
明るい二人→
大西さんから荷物が届きました・・・
ナンだろう!!
晋くんへキャサリン・ハムネットのSTOP WAR Tシャツ!!
大西さんが散歩でハムネットのお店の前を通ったら、レディースが新しく出ていたそうで、うららちゃんとようこちゃんにも!
大西さん、ありがとうございます!!
明日の県民大会に来ていきまーす!
 晋くんの「命を守る会」日誌
基地を造るための測量をする船
祐治さん 警察が監視をしている 警察が監視をしている
4月17日、水陸両用車が沈没した日に晋くんが撮影した演習の様子
沖縄の新聞より
<2003年4月19日 夕刊 5面>

「市民運動で米国に対抗」/ラミスさん講演

 ベストセラー「世界がもし100人の村だったら」の訳者で、政治学者のダグラス・ラミスさんの講演会が十八日、浦添市社会福祉センターであった。演題は「イラク攻撃と国際情勢」。

 国際通りなどで観光土産品店を出店する「ゆいまーる沖縄」(本社・浦添市)が主催。同社は、米同時多発テロで、県内の観光事業に影響があったことから、軍事基地撤去の運動に、会社ぐるみで取り組んでいる。

 ラミスさんは「イラクに大量破壊兵器は無かった。開戦理由はすでに否定されている」と指摘。その上で「米国は同時多発テロで変化したのではなく、ブッシュ政権の誕生後、政権中枢は、米国による世界支配を画策していた」と説明。

 戦争が終結しても、テロを口実にした攻撃は続くとし、「世界規模の市民運動に期待したい。現在の反戦運動は、かつてない規模で展開しており、米国のパワーに対抗できる」と結んだ。



4月19日(土)

18日、夜、ハネやん、則子さん、奈々ちゃんは東京へ戻りました!

←「じゃぁね!」と空港へ向かう則子さんと奈々ちゃん
ジュゴンの家日誌
夕食その@ハネやんが釣った魚のムニエルとハリセンボンの肝の味噌汁、取れたて人参スティック
夕食そのA 本部の市場で買ってきた刺身、今帰仁のトマト、千鶴子さんからもらったイムクジプットゥルー ハネやん則子さんが帰る日の朝食
ハネやんが朝釣った魚の塩焼き
 第89回 金曜集会
日本でもクラスター爆弾のような非人道的な爆弾がつくられている。 善次さん
まよなかしんやさん イマジン21から。芸人の横井さん イラクで人間の盾行動をしていた木村牧師がアンマンに着いた事を報告する岡田さん
晋くんが渋谷のピースウォークで沖縄に新しく基地がつくられようとしていることを報告してきました。と話すようこちゃん 今日、東京へ帰ります。みなさんのおかげで沖縄に来るたびに元気になっていきます。東京でもがんばります!ジュゴンの家を宜しくお願いします、と則子さん。 東京の街に修行にいってきます!
みなさん、ありがとうございました。
と奈々ちゃん。
辺野古では毎日基地を造るための測量船がでています。みなさんも辺野古へ行ってください。 山口洋子さん マキシさん。
ゆいまーる沖縄の照屋さんと玉那覇さんは反戦Tシャツのお知らせと今日行う講演会のお知らせ 当山さん 又吉さん
金曜集会が終わって以前チャンプルー街も仕入れをしていた「ゆいまーる沖縄」へ反戦Tシャツを買いにレッツゴー! 仕入れ1番のり!!
東京では今のところ「街」しか売っていませーん!!
店内を興味深く見る篠原さん

反戦Tシャツで平和願う/浦添市の「ゆいまーる沖縄」

 企業活動の一環として平和を問い続けようと、沖縄の工芸品の卸売販売業「ゆいまーる沖縄」(浦添市、玉城幹男社長)の若い社員らが、イラク戦争に反対するメッセージを込めた反戦Tシャツをつくった。

 Tシャツは「タイフーン」「フェンス」と名付けた2種類。「タイフーン」は沖縄を中心にした渦巻きの周囲に、英語、アラビア語、アフガニスタンのダリ語などで「平和」と書いた。デザイン担当の久手堅政義さん(25)は「沖縄を台風の目にして、平和への思いを再発信しようという意味を込めた」と説明した。

 「フェンス」をデザインした玉那覇純子さん(28)は、左胸に描かれた網について「政府から見たら私たちも基地がある島のおりの中にいるのではないか。私たちは基地の外か、中にいるのかを問い掛けた」と話した。

 1枚2900円でそれぞれ100枚ずつ作った。直営店で販売。18日午後7時から浦添市社会福祉センターで、元津田塾大学教授のダグラス・ラミスさんを講師に「イラク攻撃と国際情勢講演会」を開き、その場でも販売する。講演会・Tシャツの問い合わせは098(870)1363(照屋)。

写真説明:自らデザインした反戦Tシャツを持つ久手堅さん(左)、玉那覇さん=16日、琉球新報社

藍染Tシャツを吟味する則子さん こんな素敵なリバーシブルベストをみつけました!
昼食は「風の里」へ キーマカレー いただきます!
奈々ちゃんはトマトとバジルのスパゲッティ
沖縄の新聞より
<2003年4月18日 朝刊 1・3・2面>

普天間移設「県外は困難」/米海兵隊総司令官が明言
北朝鮮の動向注視/辺野古計画を支持

 米海兵隊トップのマイケル・ヘイギー総司令官(大将)は十七日、沖縄タイムス社などとのインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設問題について「海兵隊は航空部隊と地上部隊が協力して機能しており、双方が沖縄にいることは重要だ」と、飛行部隊で構成する同飛行場の県外移転が困難との認識を示した。その上で、名護市辺野古沖への移設計画の支持を表明。また、北朝鮮情勢にも強い関心を示し、在沖海兵隊が即応態勢を維持していることを強調した。

 ヘイギー総司令官は今年一月、欧州連合最高司令官に就任したジェームズ・ジョーンズ大将の後任として就任。在日米海兵隊の主力部隊が駐留する沖縄の基地視察を目的に来県していた。沖縄では過去二度、訓練士官などで勤務経験がある。北中城村のキャンプ・フォスター内にある在日米海兵隊基地司令部でインタビューに答えた。

 普天間飛行場の移設問題では「日本政府がキャンプ・シュワブ沖に決めたことは最善だ」と評価。県外への移設を否定し、日本政府や県などが進める辺野古沖移設作業が、早期に完了するよう協力する姿勢を示した。

 一方で、新たな代替施設の運用上の問題にも触れ、「われわれの要求を満たすものを提出する」と、移設論議に積極的にかかわる考えを明らかにした。

 また、稲嶺恵一知事が代替施設の使用期限十五年と求めている点には「日米両政府の問題」としながら、「両政府の合意には従う」と述べた。

 北朝鮮の動向には「北朝鮮で何が起ころうとしているのか、大変関心がある」と述べ、半島有事を想定した在沖海兵隊の即応能力維持の重要性を指摘した。

 その上で「この地域の危機に対応するため、沖縄での訓練は重要だ」とし、県内での演習計画に当面は変化がないことを説明。住民への影響を最小限に抑えるため、在沖海兵隊のウォレス・グレグソン中将が努力していることを強調した。

 海兵隊の次期主力機となる垂直離着陸機オスプレイの導入については、普天間飛行場の現行機であるCH46ヘリと比較。有事の際に兵員輸送や救出作戦に効果を発揮し、海兵隊の組織機能が向上するとの見方を示し、導入に強い意欲をみせた。

<2003年4月18日 朝刊 29面>

ジュゴンに影響、中止を/辺野古沖調査
WWFJ

 世界自然保護基金日本委員会(WWFJ)と日本自然保護協会は十七日、普天間飛行場代替施設建設に向けて、那覇防衛施設局が着手した名護市辺野古沖での現地技術調査の中止を求める意見書を、石破茂防衛庁長官らに提出した。

 WWFJの意見書は「現地技術調査は、環境影響評価(アセスメント)の事前調査とはいえない大規模なもので、実質的な工事着手。環境アセスの形がい化につながる」と指摘。ジュゴンに与える影響について、正当なアセスメントによる評価がなされない限り、現地技術調査は中止するよう要請した。また、専門家からの意見聴取やジュゴンへの影響など六項目について回答を求めた。

 日本自然保護協会は、昨年から実施している海草調査の結果から、「ボーリング地点(六十三カ所)のうち、十八カ所は海草の分布範囲内にある」として、ジュゴンの生息に多大な影響を与えると予測している。

 WWFJは石破長官、岡崎匠防衛施設局長に、日本自然保護協会は石破長官、鈴木俊一環境相、川口順子外相にそれぞれ提出した。

 
 米水陸両用車 辺野古で沈没

 17日午後、名護市辺野古沖合に米軍訓練水域内で、水陸両用車1台が沈没した。けが人や油漏れなどはない。事故原因は、米軍が現在調査中。
 キャンプ・シュワブに駐留する水陸両用車中隊が、訓練していた。
 18日、海兵隊外交政策部から那覇防衛施設局に連絡があり、同日、横山高則施設部長が、事故車両の回収と安全管理の徹底を申し入れた。
<2003年4月19日 朝刊 26面>

イラク戦、なお余波/あす嘉手納で県民大行動

 米英軍によるイラク攻撃は、県民に基地の功罪を問い掛けている。平和を願う市民らは嘉手納基地と向き合い、武力行使を批判する大行動に向け、準備を進めている。本土からの修学旅行キャンセルは依然、相次いでおり、県経済にじわりと影響を及ぼしている。

 県観光リゾート局は十八日、イラク戦争の影響で沖縄への修学旅行をキャンセルした学校が一校増え、計百九校一万六千四百九人となったと発表した。一般団体の取りやめも一団体増え、計七十六団体四千九百三十八人となった。

 同局では、引き続き、修学旅行実施予定の学校や教育委員会などに職員を派遣し、沖縄観光の安全性を伝える対策を取っているが、イラク戦争が終結したことで「キャンセル発生は終息に向かう」と予測している。

 一方、新型肺炎(SARS)などの影響で、海外旅行から沖縄旅行へ振り替えた学校・一般団体は計四十二団体二千四百十一人となっている。

嘉手納基地に反戦・平和訴え

 米英のイラク占領に反対する「地球の絆・県民大行動」(主催・同実行委員会)が二十日午後四時から五時まで、北谷町から嘉手納町までの国道58号沿いで展開される。嘉手納基地第一ゲート(北谷町)からニライ消防本部(嘉手納町)までを一万人の参加者で列をつくり、反戦と平和を訴える。

 第一ゲート前に設けられたメーンステージでは、玉城デニーさん(沖縄市議)を司会に、喜納昌吉さん(ミュージシャン)らによるパフォーマンスが予定されている。

 事務局の安里秀雄さんは「戦争は人類最低の手段。『命どぅ宝』の教訓を今こそ、再認識してほしい」と多くの市民の参加を呼び掛けている。

 参加者は北谷町役場を発着地としたシャトルバスの利用が可能。問い合わせは同実行委員会事務局、電話098(866)3218。

米総領事館に反対署名提出/平和市民連絡会

 米英軍によるイラク戦争に抗議している平和市民連絡会は十八日、浦添市内の米国総領事館を訪ね、県庁前での二度の座り込み行動で集めた戦争の即時中止を求める千二百六十一人分の署名を提出した。

 平良修牧師ら代表がブルース・ネルソン領事に署名を手交。「バグダッドは陥落したが、依然として米軍による掃討作戦が行われている。不当な戦争は即刻やめてほしい」などと訴えた。

 これに先立ち、総領事館前では女性団体が基地撤去を訴える恒例の「金曜集会」を開き、平和市民連絡会のメンバーも含め約三十人が参加した。




4月18日(金)

千鶴子さんがお弁当持参で来店! 篠原さんからの差し入れ アルファさんからの差し入れ
二見パーラーであったあべさん来店 渋谷のピースウォークのビデオを見て
拍手する浦島さん
アルファさん
    
 
ゴミを拾いにいってきます、と奈々ちゃん 拾ってきたゴミをようこちゃんに教わりながら分別
晋くんの「命を守る会」日誌
4月16日
 辺野古では基地建設をするための防衛施設局による海上調査が毎日続いています。
朝、7:30に調査船のエンジンをかけ、防衛施設局員と公安警察が漁港に待機してから8:20前後に測量船が出発します。
今朝は那覇からも人が集まり、守る会のおばぁも5、6人集まり漁港で7:30から監視しました。
 「見ているだけでもずいぶん違うから、でも止めたいなぁ」と平良悦美さんは話していました。「地元の声を考慮する」といいはっていた日本政府、でも目の前でそれは嘘だよーんといわんばかりの行動。
 測量業者も防衛施設局も「言われたから、やっている」と答えるだけ。何を訴えてもそれだけです。
午後1:30、反対協の名護の人達が来て、調査船の監視を海上でやるため船で出発。僕も同行しました。
リーフ(サンゴ礁群)の向こうはものすごく波が荒く、横波がくるとひっくり返されそうでした。この珊瑚がどれだけ沖縄の海を守り育てているか実感しました。
 測量船は、2:30頃、僕達が沖合いに出るその前に引き上げてしまい、監視する事はできませんでした。こちらを見て逃げたのかもしれない、毎回、監視船が来ると入れ違いで測量船は帰っていくので、警察のみはりが海上に支持をだしているのかもしれません。そんなこんなで毎日、調査船との格闘が辺野古では続いています。


「これは悪魔の仕業だ!」 
人間の盾としてイラクにいたジャミーラ高橋さん(写真左)は12日こう語った。
「2週間バクダッドで空爆に耐えてきた。ある病院で1時間に150人の患者が運び込まれているのを目撃した。クラスター爆弾で子供たちの皮膚には穴があいてヒィヒィ泣いている。医者は“この爆撃は悪魔の仕業だ”とその時語っていた。あの子供たちはいまどうしているだろうか。劣化ウラン弾も使われた。本当に、絶対に、許すことはできません」

米国労働者の反戦行動に木製弾 4月7日、イラクの港の仕事を受注した会社に抗議し、オークランド港で平和的なピケ行動を行ったが、これに対して警察は木製弾・ゴム弾を発射し、その場にいあわせた米国港湾労組(ILWUの支部)の組合員を含むデモ参加者に多数のけが人が出る事件が起きた。ブッシュは国内に対しても強権をふるいはじめた。レイバーネット(米国)が写真報道をしている。詳細はレイバー反戦情報のページへ。

Police Attack on Oakland Longshoremen April 7, 2003
c Labor Video Project




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