ジュゴンの家・日誌
沖縄関連のニュースは、下をクリック↓ 「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
月1000円、年10.000円

沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
琉球新報  http//www.ryukyushimpo.co.jp/

同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
オープンスペース街へ TOPへ

10月@へ 日誌indexに戻る 10月Bへ

10月A

田中哲朗 アコースティックライブ・ツアーin沖縄
田中哲朗 アコースティックライブ・ツアーin沖縄
田中哲朗ホームページ http://www.din.or.jp/~okidentt/


 私は東京都の郊外八王子市にある沖電気工業株式会社の門の前で22年間にわたって企業ファシズムを批判するを歌い続けている田中哲朗と申します。

 平和なときに「戦争反対」とは誰でも言えます。
 しかし、本当に「戦争反対」の声が必要なときは、その国の権力が戦争を遂行しようとし、国民の多くがそれを支持している状況の時です。
 そのような時、会社の中で差別に荷担しているような人達が、身の不利益を省みず「戦争反対」の声を出せるとはとても思えないのです。
 大人が、自分の職場でいじめを行うことに無頓着であるという現象は、子供たちがいじめを行う原因の一つになりうるというだけではなく、いつか日本の平和をも脅かす可能性を持っている問題だと思います。
 日の丸君が代の強制反対!
11月1日(土)PM6:30〜 
会場:リサイクルショップ・じゅごんの家
入場料:1000円

11月2日(日)
会場:ギャラリーオープンスペース(那覇市松尾)
入場料:1500円
ゲスト:まよなかしんや、じゅごんの家



各地からの報告 8ヶ所のせています。(10月4日現在)

「命を守る会」が東京へ!!
今、政府は沖縄の辺野古沖に新たな米軍基地をつくる工事のためのボーリング調査を六十三箇所でおこなおうとしています。最大十メートル四方もの大きな足場を組み、海底深く穴を掘ることから、サンゴや藻場を破壊し、そこに生息している魚やジュゴン(国指定の天然記念物)を追い出すことになります。
戦争を起こしていく米国政府と歩調を合わす日本政府によって、アジアへ出撃する拠点として沖縄の基地が強化されようとしています。
環境と生活を破壊して生命まで脅かす、ボーリング調査の中止を求め、軍事基地の建設に反対しましょう。
辺野古の海に新基地を許すな!
ボーリング調査の中止を求める集い


11月16日(日)
午後1時30分開始
場所  :文京区民センター・3─A(東京都文京区本郷4─15)
チケット:前売り800円
     当日1000円

「命を守る会」の話
     辺野古の住民団体。日頃、漁港前につくった事務所で、オバーたち中心に集まり反対運動を続けている。

自然保護からの告発〜花輪伸一さん(WWFジャパン)
パネル展示〜辺野古の状況や新基地について

その他の催しも検討中

「命を守る会」が、翌日(11月17日)に政府関係省庁への要請行動を予定。共に訴えよう!

主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090─3910─4140)
    東京沖縄県人会青年部(0422─34─8288)
    名護ヘリポート基地に反対する会(090─1544─9350)
    命どぅ宝ネットワーク(03─5974─1333)
前売りチケット代振込先:郵便振替00150─8─120796
                沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
                ※振込用紙の備考欄に「辺野古集会チケット代」と必ず書いてください。    

10月14日(火)

ブッシュ大統領来日反対・抗議行動米総領事館申し入れ
雨が降る中、20人の人(マスコミ含む)が集まる。いつも警備がされている入り口を通り、領事館の敷地内に入る 領事館前で雨宿りする はためくアメリカ国旗
「イラクへの侵略・占領継続の為の来日に強く抗議します」夏芽さんが領事館に向かい、抗議文を読み上げる
皆それぞれの思いで見つめる
文書を渡すため中に入るのだが、領事がいないので、ガードマンが文書を受け取る、という。ガードマンはここの職員ではない。「職員を来させて下さい!!」
当山さんが事務局の人に連絡を取る
連絡が取れ、夏芽さんが1人で領事館のなかに入っていく(この回転ゲートは一方通行で、こちらからは入れないようになっています) 人が通るゲートの横には、車用ゲートがある。入って来られないよう、車止めがしてある
文書を渡し、帰ってきた夏芽さん ブッシュ来日への怒りを語る当山さん 西尾さん
夏芽さんが職員の人に渡した文書は、アメリカ総領事が責任を持ってブッシュ大統領のもとへ届ける、という事です。
アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ様
                   イラクへの侵略・占領継続の為の来日に強く抗議します
 
 アメリカ合衆国は、「反テロリズム」を口実にアフガニスタンとイラクへの武力攻撃を行いました。私たちは、如何なる戦争にも反対しておりますが殊更にこの二つの国に対するアメリカ合衆国の武力攻撃に対して、正当性を認めません。これは犯罪であり、大量殺りくを伴った侵略・占領行為であると断罪いたします。
 私どもは、イラクの民衆と連帯するために1月と5月の二度、仲間をイラクへ派遣いたしました。そこで目の当たりにしたのは、病院や学校をはじめとする民間施設の爆撃を含む、民間人を犠牲にしているあなた方の蛮行です。それは「誤爆」という一言で許される規模ではありませんでした。さらに、病院への食料や医療品の供給を行わず死に行く人々を放置している状況がありました。それどころか、いわゆる「略奪」を防止・抑制するどころか笑いながら手伝う、あるいは煽っていたという証言すらありました。これらは、あきらかにジュネーブ条約に対する重大な違反です。
 あなた方は、国際社会が地雷廃棄を叫ぶ中で、クラスター爆弾等の兵器を使用し、結果として多くの不発弾をばらまき、地雷化させています。この不発弾は、イラクの子どもたちを中心とする非戦闘員を傷つけ続けています。
 さらに問題なのは、劣化ウラン弾の使用です。あなた方は、劣化ウラン弾の人体への影響を認めようとしませんが、癌や白血病の発病率が10倍以上に上昇している事実をどのように説明されるつもりですか。平常値の1000倍近い放射能数値をどう説明されるつもりですか。半減期が45億年という放射性物質を広島型原爆の何万倍もの膨大な量、イラク全土にばらまいたアメリカの罪は、人類に対する罪であると言わざるを得ません。
 そもそも正当性のない侵略戦争ですが、そこで行われていることはさらに断罪されるべき蛮行であります。
 あなた方は、これらの行為を反省するどころか、継続するために日本への協力要請の為の来日をしようとしています。私たちは、これらすべての行為を心の底から怒りをもって抗議し、来日計画の中止を要求します。即刻、戦闘行為を終結しイラクから撤退して下さい。さらに、あなた方の蛮行に対し、謝罪と補償を強く求めます。

                                  2003年10月14日
                                      沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会
ブッシュ大統領はじめごく一部の人たちの私利私欲のため、たくさんの人達が殺されている。
イラクに使われた劣化ウラン弾の放射能半減期は45億年、ブッシュが死んだ後も、イラクの人達を殺し、蝕みつづける。


10月13日(月)

←昨日のジュゴンの家


篠原さん・近所に住むNさんが来ていろいろと話した。戦争・仕事・やりたいこと・・・などについて。
篠原さんが、友達が送ってきてくれた紅茶でロイヤル・ミルクティーを淹れてくれました はつこさんから野菜をもらった晋くん、篠原さんにおすそわけ
うららちゃん日誌
真喜志さんと、沖縄タイムスの謝花さんが来店。
やんばるの森に行ってきた帰り。

真喜志さんの車がきゅっと店の前にとまり、(でも出てこない)何か言いたそうだなぁと思って出て行くと、「これから辺野古に向かうんだけどね。お茶飲んでた?・・・コーヒーあるかな?」と真喜志さん。

ということでみんなでティータイム!!

でもおいしく淹れられなかったぁぁ。
次来た時にはちゃんとおいしいコーヒーを淹れたいです!!
また来てくださいね〜!!
沖縄の新聞より

<名護シアター>廃館寸前 客足減り経営難

経営難で廃館の危機を迎えている名護シアター=名護市城

 【名護】県内最北、北部唯一の映画館・名護シアターが入客減の経営難で廃館の危機を迎えている。かつて市内に3館あった映画館が同館のみとなり、長年、映画ファンに親しまれてきたが、最近では1日の入館者が10人以下やゼロの日も。オーナーの又吉良全さん(62)は「今年いっぱいで閉館を考えている」としながら映画館存続への思いも断ち難く「希望者がいれば経営を譲りたい。映画愛好者が集って知恵を出し合い、存続策を考えてくれれば」と呼び掛けている。

 名護シアターは1985年、その前々年に廃館となった名護琉映を引き継ぐ形で同市城に開館した。名護琉映の支配人だった又吉さんが「名護から映画館をなくしたくない」との思いで設備投資し、オーナーになった。

 北部の“映画文化”の拠点として定着し、昨年夏は映画サークルの「突貫シアター」上映会、今春はイタリア映画祭を開催。来月は県出身の作家・目取真俊さんの作品を映画化した「風音」の先行上映会、12月も「突貫シアター」の名画上映会を予定する。

 しかしこの間、ビデオの普及などで入館者が年を追って減少。人件費を削って又吉さん一人で切り盛りし、映画上映以外に芸能発表会やカラオケ大会にホールを貸し出すなど経営改善を図ってきたが、最近では建物の月々の賃貸料も滞りがち。

 9月末には東京から映画「ALIVE」を取り寄せ「全琉独占ロードショー 東京直送」と銘打って上映。「名画のミニシアター」として起死回生を狙った試みだったが、不入りに終わった。

 館内には「若人に新しく、父母に懐かしい名画劇場」の張り紙。又吉さんは「映画が好きで、好きな作品を上映したいとの思いでオーナーになったが、これ以上、経営を続けるのは難しい」と寂しげ。

 映画館存続の方策を話し合う「映画愛好会」の設立呼び掛けの張り紙を出し、映画関係者に経営譲渡を打診するなど、存続策を模索する日々だ。

 「60歳を超し、私一人で映画館を支える気力も衰えた。アイデアがあれば提案してほしい」と、又吉さんは話している。

 名護シアターの電話番号は0980(52)3282。


10
月12日(日)

晋くんの「命を守る会」日誌
米軍が演習をしている
来訪した人達に話をする晋君
「アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム」の人達が来ました 海を見に行く 記念撮影
10月11日(土)
 土曜集会14回は17人でした。フェンスが早くなくなれば良いなぁー。
 
 守る会には今日もたくさんの来訪者。
一人一人の立場や思いを引き出しながら僕と祐治さんで話していきました。
 
 午後3時、真喜志好一さんの案内で「アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム」(アジア8ヶ国)の人達が来訪しました。 
 アジアの人々は「アジア」「世界」といった所から現場を見ているようでとても話が面白く感じました。その中で印象に残ったのはフィリピンの人の話です。

 フィリピン、マリアン・パストール・ロセスさん。
 「私たちの国は国内から米軍を追い出したという歴史を持つ国です。その中で賛否両論の意見に分かれました。雇用や経済的な問題、という論議をアメリカが意図的に国民から引き出したのです。経済的な事を言えば基地で働いている人もいて、基地がなくなると一概に経済的な損失がないとは言えなかったのですが。実際なくなってみればさほど経済的な打撃はなかったのです。また、米軍は基地の中は自然が守られるという事を言いました。自然の事から言えば、確かに米軍は基地内の自然はきっちり守っていました。しかしながら、基地の外に住む私たちに対する影響は耐え難いものでした。売春、強盗、レイプ事件などなどですが。私たちは基地をなくして豊かさを取り戻しました。命を守る会の活動は、アジアにとってもとても重要で大切なものです。これからも手を取り合ってがんばりましょう。」
 
 とてもすごい話だなぁと思います。「基地をなくして豊かさを取り戻した」んですって!素敵な話です。
沖縄からも基地をなくしたい。アジアの人々に追いつくにはそこから始まるのでしょうか。「先進国」日本はアジアで一番人間的な豊かさに欠ける「後進国」だと思います。
基地建設なんてやめろーー!
「アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム」とは・・・
世界中で民族・宗教・文化の差異に端を発する衝突が絶え間なく起こり、グローバル化の産物に疑問が投げかけられている今、アジアの人々は何を感じ、どのように考えているのでしょうか。
アジア諸国の様々な分野において際立ったリーダーシップを発揮している専門家が、2003年9〜10月の2ヶ月間、「アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム」フェローとして来日します。フェローは滞在中の共通体験や様々な議論を通じ、互いへの理解を深め、それらの経験がアジア地域における諸問題解決に向けたアクション(専門分野を越えての知的取り組み)へとつながることが期待されています。
うららちゃん日誌
辺野古キャンプ・シュワブで働いている男性が2度目の来店。

毎日あの海を見ながら働いているけど、あそこが埋め立てられて基地が作られるなんて信じられない。もう決まってしまったの?

と言っています。「兵士たちとは基地の話はできない(してない)んだけどね。」

と言っていました。

また来てくださいね。これからたくさん、お話したいです。
左:昨日の夕ご飯。ゴーヤチャンプルー・ごま入り納豆・佃煮・豆腐とワカメの味噌汁


10月11日(土)

第14回土曜・辺野古浜集会
ここ何日か、沖縄は雨降りが続いています。ゴミ拾いをしていると、きれいな虹が。
でもしばらくするとぽつぽつ雨が降り出して・・・・
だんだん強くなってきました。浜から「命を守る会」事務所に避難!! 今日の参加者は17人。
「守る会」のなかでそれぞれ報告をする
みんなにお礼を言う金城祐治さん。
「毎週こうやって集まっていただいて、ありがとうございます。この間の満月まつりから、辺野古の人たちの(こういった集会への)見方が変わってきたのではないかと思います。」
大城敬人さんから、名護漁業協同組合の虚偽報告問題の話「宮城康博委員長は、報告書の真偽を含め追求していきます。」
農林水産部がボーリング調査容認の返答をした件で「那覇防衛施設局から提出されたボーリング調査業務の内容文書の開示を求めています。」
「ジュゴン監視団の会員を集めていますが、これからは労組に頼らない、(どこに頼んだら何百人集まる、とかいうのでなく、)自分の友達や知り合いの人に話して広めていく、そういうやりかたが必要だと思います」、と夏芽さん。
うららちゃん・篠原さんから、8日に行われた「住基ネット」反対行動の報告。
篠原さんからは「市民アセスなご」の報告もありました。「市民アセス」では今、人形劇を練習中。少女とおじいを中心にしたお話。(ジュゴンもでてきます)途中で出てくるヘリの爆音は島田善次さんの家で録音するそうです。瀬嵩で公演予定。みなさんお楽しみに!!
篠原さんの投稿した文章が沖縄タイムスに載りました!!
沖縄タイムス・10月11日(土)朝刊5面 「わたしの主張・あなたの意見」

米原潜寄港の非通知に疑問
篠原孝子 

米原子力潜水艦の寄港の事前通知を、報道機関に公表しなくてもよい、との米同時テロ直後からの「一時的、例外措置」が始まって三年目を迎えました。外務省は「米軍が運用に支障を及ぼす恐れがあると判断している」と継続必要ありとしていますが、果たしてそれは今でも例外措置が必要なほどの運用なのでしようか。
勝連町会議は、すべての原潜寄港に反対する決議を全会一致で可決しました。当然だと思います。放射能漏れによる事故がないとは限らないのですから。米原潜が事前の予定出入港時間を変更する例も相次いでいることで、漁民の安全航行にもかかわっているとか。
いつも危険な目に遭わされ、不自由を強いられるのは一般国民です。私たちの監視が緩むことは、ますます米軍の都合のよい運用を許すことにつながります。このような状況に慣らされてはいけないと思います。
最近たびたび新聞に投稿している篠原さん。採用されるのは3回目です。9月29日・10月2日のタイムスにも篠原さんの記事が載っています。
晋くんの「命を守る会」日誌
10月8日(水)
 沖縄の小学生達が「沖縄の基地」について総合学習の時間で調べていて、今日は新基地問題について辺野古に調べに来ました。
「あなたは新しい基地に反対ですか、賛成ですか。」から質問が始まる。今日、小学生達は命を守る会のおじぃ、おばぁ以外の人に対しても取材をしました。道行く辺野古の人6人に聞いてまわったそうです。1人は賛成か、反対か聞いた時点で応えてくれず、後の5人は応えてくれたそうです。「賛成の人もいたよー。」と言っていました。
 守る会では「なぜ基地に反対なのか。」とか「基地が出来た場合辺野古はどうなってしまうと思いますか。」とか「ジュゴンへの影響は。」といった質問が出ました。
 「基地が出来た後はここの人々はどうやって暮らすのか。」という質問も出ました。おじぃもおばぁも僕も声をあわして「あぎー。作らせないためにここにいるんだよー。作らせません!」と答えました。「おー。はっきりしてるー!」と小学生。わかりやすかったらしい。
 その後も10個程の質問が出ましたが一つ一つ答えていきました。
 小学生達は6人いるのに6人共カメラを持ってカメラ係をやっていた。まとめる人が大変だろうなぁ。帰ってから発表会だそうです。その報告も楽しみ。

10月9日(木)
 このごろ守る会に来訪した人達からたくさん手紙が届きます。それで毎日僕も手紙を書いています。自分で文章下手だなぁと思いつつ。くる手紙を読んでいると本当に良いことばかり、元気の出る事ばかりが書かれています。
 「帰ってからたくさんの人にここの事を話しています。(中学生)」
 「沖縄で感じた事を文章にしてたくさんの人に配ろうとおもっています。(大学ゼミ生)」
 「これからも私たちは辺野古の人達に思いをはせながら地域に根付いた事をしていこうと試みています。(組合関係の人)」 
 「僕は在日2世なのですが、守る会に行って良かったと思っています。自分が生きていく上で大事な事を知りました。(在日韓国の人)」などなど。
 本当に辺野古のこの場所はたくさんの人が違いを超えて思いをはせている。だからこそ、元気が沸くし、生きる糧を積み重ねる事が僕は出来ている。本当に感謝です。
 そんなこんなで今日も県外から看護の大学の学生が来訪。皆、まなざしが真剣でした。コスタリカのTシャツを着て、東京にいるコスタリカ人アルの話もしました。
 話をして、人から帰ってくるものはいつもその人の喜怒哀楽。大学生達がうれしそうに帰って行ってくれたのがとてもうれしかったです。
         アイヌ民族との文化交流の集い
アイヌモシリ(北海道)から、文化交流としておばぁさんから子どもまで、6人のアイヌ民族の人々が来沖されます。
団長は「川村カ子(ネ)トアイヌ記念館」の館長さん。北海道の真ん中の旭川に私費で1916年に設立された、民族の文化・生活・歴史などの資料館で、アイヌ民族について、正しい知識を人々が持つことを願って造られたものです。
琉球も長期にわたり、さまざまな権力の支配や、戦争などに苦難を強いられましたが、北方ではアイヌ民族もまた、同時に殆ど民族の消滅の瀬戸際にまで追い込まれました。だが、「どっこい、アイヌは生きている」という言葉のように、民族の復権を固めつつあります。
もっとも、今回の催しは、アイヌ民族のメンバーを見ればわかりますが、7才のアイさん、4才のハルト君の参加しています。まずは楽しくアイヌ民族の文化や生活を共に知ることから、交流を深めたいと思います。気軽にご参加ください。



10/18(土)
午後2時〜5時
会場:くすぬち平和文化館ホール
電話 098─938─4192

10/19(日)
午後2時〜5時
会場:首里公民館ホール

電話 098─885─2061

※いずれも入場無料

アイヌ民族と連帯する沖縄の会
連絡先/電話 098─832─5974


10月10日(金)

第114回金曜集会
野口さん 夏芽さん。
「イラクでの、自衛隊派遣地がバグダッドを避け南部にと言われているのは、バグダッドは危険だからです。自衛隊派遣を予定している場所は米軍でなく、英軍の管理エリアです。米軍は食料の提供を一切していませんが、英軍は食料提供している。バグダッドの人々は怒っています。軍隊は皆嫌いですが米総領事館の前で、米軍と英軍の違いを、米軍が何をやっているかをきちんと訴えるために言います。」
日本山妙法寺から武田さん。
「今月15日から平和祈念行脚をやります。イラク攻撃に反対して反戦運動が巻き起こり、フランス・ドイツなどの国を
動かしました。自信を持って非暴力・不服従でやっていきたいと思います」
山田さん。
「10月10日は、喜如嘉の国民学校にいました。東のほうから飛行機の大群がやってきました。銀と黒の飛行機です。日本軍の飛行機だというので、手を振ったものです。」10・10空襲の体験を話す。
まよなかしんやさん。
午後6時から、「友の碑 白梅学徒の沖縄戦」上映会が八汐荘であります。
今月18日・19日にはアイヌの人々との交流会があります。歌・踊りで交流しましょう!!入場は無料です。
「アカバナー」を歌う
西尾さん。靖国訴訟のことを話す。
第114回金曜集会、参加者は21名でした。



(金曜集会に来ていた宮本さんから帰りに寄付を頂きました。ありがとうございます。)
97年の国防総省の計画で、辺野古新基地にオスプリ36機配備と書かれています。日本政府・沖縄県はオスプリ配備を聞いていないと言っている。アセス書類には「オスプリ配備」と明記しなければならなくなる。配備したらどうなるかをアセスで出さなければならなくなる。米・日本政府は、僕達がアセスを知らないことを利用して好き放題やっています。知っておけば彼らの動きを止める事が出来る。 夜、宮城サチさんが来ました。
ジュゴンの家の近くに東門みつこさんの選挙事務所ができたので、
ぜひ応援よろしく!!ということ。

「この人を絶対に再選させなきゃ!!」と意気込むサチさん。

反戦バッヂと「ヨッシーとジュゴンの家」新アルバムをお買い上げ!!
ありがとうございました!!
きのうのジュゴンの家
欲しい壷に、来るたびに少しづつお金を入れて貯めていた金城さん。きのうやっと全部払い終わり、金城さんは念願の壷(信楽焼)を手に入れました。やったー!!金城さんプロジェクト・終了!!
やったー!!皆で記念写真!! 喜ぶ金城さん
沖縄の新聞より

<沖縄戦>59年目の10・10空襲

10・10空襲で撃沈された迅鯨の慰霊碑を前に、戦争の愚かさを語る中村英雄さん=6日、本部町

 沖縄戦の実質的な開戦となった10・10空襲。10日で59年目を迎える。本部町に住む元琉球大学技官の中村英雄さん(73)は、当時、瀬底島沖で10・10空襲に遭い、日本軍の潜水母艦「迅鯨(じんげい)」が米軍機の攻撃を受け、撃沈される光景を目の当たりにした。自らも飛行予科練習生として特攻隊を志願していた中村さんは、死を覚悟して飛び立つ前に終戦を迎えた。「軍国主義を教えた当時の教育は怖い。今の子供たちに戦争をしてはいけないと言いたい。体験した自分たちじゃないと言えない」と中村さんは語る。

 1944年10月10日の朝、中村さんは瀬底島沖でサバニに乗り込んでトビウオ漁をしていた。突然、米軍機の攻撃を受け、迅鯨が撃沈される様子を目撃した。黒煙を上げて燃える船体、甲板からは乗組員が次々と海に飛び込んだ。

 瀬底島にたどり着いた中村さんらは、漂流している乗組員を次々と引き揚げた。死者135人。死者は砂浜で火葬した。瀬底国民学校も全焼した。

 壮絶な場面を目撃しても、親に知らせず予科練を希望していた中村さんの気持ちに揺るぎはなかった。「ひどい目に遭ったことで、逆に敵を撃ち落としてやろうと思った」

 和歌山県の高野山で訓練を重ねるが、1度も飛ばずに終戦を迎える。中村さんは体験記で「あれほどの決意は、行き場を失った」と振り返る。あまりのむなしさと戦争の愚かさで、戦後も戦争体験を語ることができなかった。

 3年前の2000年、迅鯨の乗組員だった高屋博さん=東京都=と偶然出会った。迅鯨が沈んだ瀬底島沖が見える慰霊碑建立に協力した。

 7日には、中村さんらに助けられた乗組員から感謝の手紙が届けられた。10日に慰霊祭を行う。慰霊祭には、元乗組員のほか、撃沈する前に迅鯨で県外に疎開した人たちも参加する。

 中村さんは、イラク戦争の自爆テロと58年前の自身が重なる。中村さんは「なぜ戦争を起こしたのかをもっと子どもたちに教えるべきだ。自衛隊をつくると、派遣したくなる。今度は徴兵制を考えたくなるだろう」と今の状況を危ぐした。


10月9日(木)

10月8日(水)・名護市役所にて・住基ネット反対行動に参加
名護市役所に十数人が集まる。
瀬嵩からちかこさん、朝子さん(琢磨さんのお連れ合い)も来ていました
@住基ネットに載っている自分の情報(住所・氏名・性別・生年月日・そしてコード番号)を開示して欲しい、A自分の情報の目的外利用等をやめてほしい、B自分の情報を住基ネットから削除してほしい、
という三つの書類を書いて提出。ちかこさんと朝子さんは子供達の分まで書くのでたいへん。
「前に情報を見せてもらった時、まわりを囲う事もしないでやっていた。」「カーテンをつけて、人から見えないようにしてください!!」と要請を受けて、急遽取り付けられた布。1人1人中に呼ばれ、パソコンの画面で自分の情報を見る。簡素な画面。
ちかこさん達は子供達の分も確認するが、ひとり終わるたびに一たん外に出され、名前を呼ばれてまた中に入る。

出たり入ったり。時間がかかるなー・・・・


全員自分の分を見終わり、今日の行動の応対を担当した我那覇さんと話す。

今日出された請求書は、審査委員会にかけられ、後日、請求に対しての返答がある。
うららちゃん日誌
10月8日(水)、市役所での住基ネットに対する反対行動に参加しました。

「自己情報開示請求書」・「自己情報目的外利用等中止請求書」・「自己情報削除請求書」の3種類の書類を提出。

対応した我那覇さんはなんだか気の毒でした。
末松助役みたいに、自分のやってる事に自信(?)がないんだろうな。
役所で働いている人の何人が住基ネットに納得してるんだろう?

納得できない仕事をしなきゃならないのは嫌だろうな。ジュゴンの家に遊びに来ないかな。
左:火曜日の夕食。人参サラダ・豚肉と野菜のにんにくドレッシング・ナーベラーの酢味噌和え。
沖縄の新聞より
<2003年10月9日 朝刊 26面>

名護市に不服申し立て/住基ネット
個人情報削除却下で男性

 住民基本台帳ネットワークの個人情報の削除を求める名護市在住の男性(63)が八日、行政不服審査法に基づいて「個人情報不服申立書」を名護市に提出、あらためて削除を申し入れた。同審査法による住基ネット削除の不服申し立ては同市では初めて。

 男性は九月十日に、名護市の個人情報保護条例に基づき、個人情報の削除請求を出した。しかし八日に市当局から削除拒否を通知されたため、即時に不服申立書を提出した。市は今後、市情報公開・個人情報保護審査会に諮問。同審査会の答申を経て、市長が最終判断を下す。

 男性は「管理もあいまいな住基ネットに個人情報は提出できない。プライバシーは自分で守るものであり、これを拒否すれば基本的人権を国や市が侵すことになる」と話した。

10月8日(水)

 ジュゴンの家ニュース   発行:ジュゴンの家
  沖縄県名護市城2-13-2
  Tel&Fax (0980)54−2948 
第56号 2003年10月8日発行
瀬嵩・久志小学校の運動会
9月28日(日)うららちゃんは瀬嵩の小学校の運動会に行きました
まずは体操! 渡具知さん一家と一緒に、渡具知家と東恩納家の応援 和奏ちゃん
武龍君たちも体操して・・・、 玉いれだ! ちょっとソフトを食べて休憩
リレーです。武龍君 りのちゃん 琢偉くん
うららちゃんも綱引きに参加 お父さん、お母さんも走ります




 ジュゴンの家ホームページ・アドレスhttp://www47.tok2.com/home/dugong/index.html
エイサーの衣装に着替えて・・・
エイサーを踊ります
昨日のジュゴンの家の夕食
うららちゃんの作ったゴーヤチャンプルー、和風卵スープ、オクラとモロヘイヤのおひたし、武龍君のリクエストで焼き鳥。

野菜が苦手な武龍くん、明日運動会で早く走るためにゴーヤをモリモリ食べました。
9月30日(火)昨日の夕食
ありちゃんがステーキを焼いてくれました。ボリューム満点!!手作りのソースがとてもおいしい。 いただきまーす!! お肉だお肉だ!!
ありちゃん・ようこさんは今日ありちゃんの故郷、北海道へ旅立ちました。
南〜北へ、飛行機で3時間。
北海道には2週間ほどの滞在となるようです。

行ってらっしゃい!!
おみやげよろしくね〜!!


 ジュゴンの家ニュース   発行:ジュゴンの家
  沖縄県名護市城2-13-2
  Tel&Fax (0980)54−2948 
第55号 2003年10月1日発行
 晋くんの「命を守る会」日誌  辺野古にどでかい米空母現る!   
25日(木) 朝9時、辺野古の浜辺に着くと、どーーーんとどでかいものが海に浮いていた。ぎょっ!!なんじゃありゃー。米軍の軍艦だぁー。こんなにでかい軍艦を初めて見ました。明らかに空母なみ。ちなみに調べた所・・・

「米海軍”ワスプ”級」”米海軍最新かつ、最大の強襲揚陸艦。今までに6艦建造、就役。2001年までに7番艦を建造。”
大きさ: 40、532トン。全長257.3m。幅42.7m。速力22ノット。出力70、000馬力
搭載機:ヘリコプター42機。ハリアー(海軍戦闘機)6〜8機。
乗員:1、077人。揚陸部隊1、870人。
名前:エセックス。LHD−2、1992年10月就役。日本、佐世保に配備。

と本にかいてありました。

なんてでかいんだ。腹立つー。
 上空では攻撃ヘリ”コブラ”1機が警戒にあたり。中型人員輸送ヘリ”CHシーナイト”が3機編隊で6機演習のため飛んでいました。キャンプシュワブ(名護辺野古にある海兵隊基地)のヘリパッドでは大型輸送ヘリ”スーパースタリオ”が2機離陸を持っていました。まるで戦場に立たされているようです。

 その後一時間程演習が続き、新聞社に取材してもらいました。
そのまま停泊しているようなのでいったん「命を守る会」に戻って来訪者と話をしていました。すると13:30頃守る会の目の前に来たので監視。空母の上部分にヘリ、戦闘機40機程が配備され、ますますまがまがしくなっていました。

 ホワイト・ビーチからの連絡では、佐世保から沖縄に寄航し、フィリピンで米比合同訓練「SOGIEX03」を行った後、休むまもなく沖縄で演習をしているとの事。今日沖縄ではホワイトビーチにもハーバァーズフェリー(米海軍ドック型揚陸艦)が寄航しており、ブルービーチにはLCAC−1(エアクッション型揚陸艇)が2機上陸訓練を行っていたとの事。沖縄全体、特に北部地域では米軍の演習一色になっていました。

 東恩納琢磨さんは瀬嵩から船を出して空母に近づこうとしましたが、平島(辺野古の沖800メートルにある島)についた時に船がリーフより沖合約10キロの所にいる事を知って引き返したそうです。
そんだけ離れているのにこんなに近く見える・・・このやろー。

 その後も揚陸舟艇と思われる船がエセックスに乗り込むのが見え、キラウェアという補給用弾薬を積める船がちかづいてきているのが見えました。米比演習とはなんなのだろう。演習という名を借りたフィリピンの人達への攻撃なのだろうか。沖縄を利用するな!むかついてしょうがなかった。

 エセックスは4:00頃に引き上げていきました。大城敬人市議の話では具志川のほうで今晩は泊まるとか。沖縄にも佐世保にも来るなー!!かえれーー!このとんちんかん!!雨の中忙しい一日でした。
晋くんの「命を守る会」日誌
9月26日(金) 昨日、軍艦、空母が来た事が新聞に載っていました。なっなんと「無通知」で行っていたのです。
この海を演習に使うのだっておかしいと思いますが、名護市に対して通知さえしないでやっていたなんてあきれたーーーーー。通知とは「何月何日〜何月何日まで私たち米軍はこの海域を使いますよ」と知らせる事です。ここに住む人達さえ無視するという事は意識的にやっているのかな。「もうすぐ戦争するから軍事演習は秘密にやるのが当たり前ー、地元住民にいちいち通知なんてしてられっか」という感じです。
 名護市議会も怒って10月1日に臨時議会を持って意見書の決議をするそうです。その後で防衛施設局とアメリカ総領事館にも抗議しにいく予定です。もっと抗議してくれい。二度と辺野古に来られないようにしてほしい。

 金曜日で久しぶりに小禄さんとユキさん、みやこさんが来ました。海技免許証をおばぁ達に見せるととっても喜んでくれていました。満月まつりの踊っている写真も目をほそーくして「あぎー」を連発していました。おやつにむーちー(おもち)とミルクパンを持ってきてくれていました。「かめかめー」(食べなさい)を久しぶりに聞きました。「カメカメー」といわれるとなぜか手が出てしまう、おまじないみたいです。
真喜志さんが基地計画の説明をする フランスのテレビ局と嘉陽のおじい 撮影される金城祐治さん
10月4日(土)
 米軍の演習はかなりうるさくなっています。
CHスーパースタリオ輸送ヘリが、キャンプシュワブのヘリパッドへ離発着を繰り返していました。辺野古の民家のすぐ上を通っていくのでとても、とてもうるさいです。
 大城敬人さんのアドバイスでは、うるさい場合は市の基地対策室に報告した方がいいのだそうです。そうしよう。

 この間、修学旅行の平和学習で来ていた高校生がキャンプシュワブのフェンスに「基地反対」の意思を示す赤いリボンを縛っていきました。
 この高校の先生は「話を聞いたあとこのリボンを縛りたい人だけにこのリボンを渡す。」といっていたので、こんなに多くの高校生が自分の意思で基地いらないの思いを示してくれた事がとても嬉しかったです。

 
10月5日(日)
 真喜志好一さんがフランスのテレビ局を連れて来ていました。なんでもフランスのテレビで沖縄の事を流すとか、日本にブッシュが来訪した後ぐらいだと言っていました。
 
 真喜志さんは紙芝居で、辺野古の基地建設が移設というにふさわしくなく新設なんだと話していました。「1966年にすでに辺野古の海上基地にはマスタープランがあった。滑走路の大きさが幅60m、長さが3000mの巨大な基地という設定で。竹富島には”パイロット訓練所”として幅60m、長さ3000mの滑走路(この間、米軍機の緊急離発着が相次いでいる。)がある。通常の民間空港は幅が45mなのだけどね。そして石垣島、石垣島の新空港建設は元々は元の空港の拡張工事だった。それを政府が新空港を作らないかと持ち出してきたのがはじまり。この新空港建設の当初の計画では、幅が60m、長さが2500mだった。もし、これが軍事空港に使われるという計画で辺野古にも基地が出来ていたなら、沖縄は離島を含め最強の軍事要塞の塊となる。」という話をしてくれました。
 なんという事だ。と思いました。米軍や日本政府は着々と沖縄を軍事要塞化しようとしている。こんな事は絶対許してはいけない。

    ジュゴンの家ホームページ・アドレスhttp://www47.tok2.com/home/dugong/index.html


10月@へ 日誌indexに戻る 10月Bへ
inserted by FC2 system