駐韓米軍犯罪根絶運動本部からのメッセージ
2001年8月15日 
レッドカード・ムーブメントより
   


創立者・チョン・ユジンさんが『沖縄金曜集会』へ連帯の証として韓国から横断幕を送ってくれました。
                            


 アンニョンハセヨ?

 沖縄の女性たちも金曜集会を始めると最初に聞いた時、私たちも嬉しかったです。海を越え、国境を越えてまで安全で幸福な世の中に向けた実践の声が伝わり、喜びが大きかったです。

 しかし、よく考えてみると、お祝いし喜ぶだけのことではありませんでした。

 悲しみと怒りが生じることもまた事実です。魂を破壊する軍事基地と共存している現実、軍隊に依存した安保とその中で危険におかされている人権の問題などが悲しくせまってきます。

 8月17日は、駐韓米軍犯罪根絶運動本部の333回目の金曜集会です。

 94年、初めて集会を始めたとき私どもも300回を超えるなど想像もできませんでした。

 初めの頃の集会ではとにかく、人を集めようと、数十件電話をする努力をいたしましたが、30回を超えてからは、そういうことはありませんでした。その代わり集会に参加した一人の力を貴重と考え、その人の何かを感じ、考えさせてくれることに感謝するにいたりました。雨の激しい梅雨にはたった4名だけ集まり、プラカードを掲げ集会を続けたこともありますし、マイナスの気温になった冬に手足が凍え苦労したこともありますが、今振り返るとその時折の心と愛情が集まり、今日の333回を迎えられたと思っています。

 熱い太陽と合わせ毎週金曜集会を開くことは容易なことではありませんが、生命を愛する沖縄の心と女性たちの知恵さえあれば充分だと信じています。

 私たちには韓国と沖縄を結ぶ「命どぅ宝」の力を信じています。

 騒がしくなく、人の気持ちを深く感動させ、より進み、人間の存在方式から深く魂の声が受け継がれて行くことをお祈り申し上げます。


2001年8月15日 駐韓米軍犯罪根絶運動本部

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